目次
1. ガーリックオイルを作る方法

ガーリックオイルは市販であれば、ピエトロのガーリックオイルや、コストコのガーリックオイルなどが有名だが、コスパを考えると自作するとよいだろう。にんにくを多めに加熱しておくと、サラダやお肉に乗せるガーリックチップスとしても使えるメリットもある。簡単な作り方を紹介しよう。
簡単にできる作り方
生のにんにくを使うやり方もあるが、今回紹介するガーリックオイルの作り方は加熱したにんにくを使用する。加熱することで風味がより豊かになるうえに香ばしさも加わるのだ。
材料はオリーブオイルとにんにく。それから耐熱性の保存用の瓶を用意しておく。
保存瓶は、使う前に煮沸消毒してほしい。やり方は、大きめの鍋に洗った保存瓶とかぶるくらいの水を入れて沸騰させ、5~10分ほど加熱。その後取り出し、キレイな布巾の上で自然乾燥させて下準備は完了だ。
作り方は簡単。まず、皮をむいて芯を取ったにんにくを横にスライスし、多めのオリーブオイルと一緒に弱火で3分ほど加熱する。にんにくにほんのり色が付いたら火を止めて、保存瓶へ。そこにオリーブオイルを適量そそいだら完成だ。
ガーリックオイルは作ったらすぐ使えるが、オリーブオイルににんにくの香りを浸透させるために1日置くとよい。
2. ガーリックオイルの保存方法と日持ちの目安

作り方が分かったところで次に気になるのは保存期間。ガーリックオイルは空気に触れると酸化してしまい、せっかくの風味が落ちてしまうので注意が必要だ。しっかりと密閉して保存すれば、ガーリックオイルの作り置きも可能である。
保存の仕方と日持ちの目安
ガーリックオイルを長持ちさせるには、冷蔵保存が基本である。保存の目安は約1~2週間。その際、フタを開けたらすぐ閉めることと、中のにんにくを取り出すスプーンは清潔なものを使うことがポイントだ。また、オリーブオイルは10度以下になると成分の一部が固まることがあるが、室温になると元に戻るので問題はない。
手作りのガーリックオイルは保存料を使用しないため、常温保存には適していない。ちなみに市販のガーリックオイルであれば常温保存も可能だが、直射日光に当たらない15~20度の涼しい場所で保存することを心がけてほしい。とはいえ、前述したように空気に触れると酸化が進むため、冷蔵保存・常温保存ともに早めに使い切るのがおすすめだ。
3. ガーリックオイルの活用方法

風味豊かなガーリックオイルは、いつもの炒め物に使う油をガーリックオイルに変えたり、ポン酢と混ぜてドレッシングにしたりと活用法は無限である。そんなガーリックオイルを使ったレシピを紹介するので参考にしてほしい。
おすすめの使い方
・枝豆のガーリック炒め
枝豆は塩茹でが定番だが、炒めても美味しいのをご存じだろうか。その際ガーリックオイルを使用することでひと味違った枝豆が楽しめる。お好みで唐辛子と一緒にピリ辛炒めにすると、よりお酒に合うだろう。
・にんにくが香るコンソメスープ
いつものコンソメスープにガーリックオイルをプラスすると、長時間煮込んだようなコクが生まれる。作り方は火を通したお好みの具材と粉末のコンソメを入れた器にお湯をそそぎ、最後にガーリックオイルをひとまわしするだけ。手軽にできるレシピなので、朝食にいかがだろうか。
・大根のガーリックステーキ
厚くカットした大根をガーリックオイルでこんがり焼いた大根ステーキもおすすめだ。淡泊な大根が一気にコク深い料理に変身する。仕上げに醤油を回しかけると、焦げた醤油の香りとガーリックの香りが食欲をかき立てる。献立に加えられるのはもちろん、おつまみとしてもぴったりな料理である。
結論
ガーリックオイルの作り方や保存について解説した。1回作っておけばさまざまな料理に活用でき、日持ちする調味料として重宝するだろう。日々の料理にガーリックオイルを取り入れて、バリエーションを増やしてみてはいかがだろうか。