目次
1. わんこそばの平均杯数

まずは、わんこそばの平均杯数を男女別で紹介していこう。わんこそばは店によって、1杯あたりの量に違いがあるが、約16.6gのそばが入っているとされている。かけそば1杯当たりの麺の量は約200gであり、わんこそばで換算すると約12杯でかけそば1杯程度になると覚えておこう。ここから紹介する杯数は平均値であり、体調や体質によって異なることだけは念頭に置いて読み進めてほしい。
男性の杯数
成人男性のわんこそばを食べる平均杯数は60杯であり、かけそばでいえば5杯程度に値する。子どもは年齢によって食べる量に差があり、小学生の男の子であれば平均で30杯食べる。
女性の杯数
女性のわんこそばを食べる平均は40杯であり、かけそばであれば3杯程度であるといえる。小学生の女の子でも、平均30杯は食べられてしまう。
2. わんこそばの平均値段

ここでは、わんこそばの平均の値段について紹介していこう。
杯数と値段の関係
わんこそばは、平均で2,000~3,000円に設定されていることが多い。かけそば1杯が平均600~700円であるため、わんこそば12杯分でかけそば1杯分だとすると、3,000円の場合はわんこそば50~60杯を食べると価格の元が取れる。
3. わんこそばを平均以上食べる方法

ここからは、わんこそばを平均以上食べる方法について紹介していこう。
大会の歴代最高記録
岩手県花巻市では、制限時間5分でわんこそばを何杯食べられるか競う「わんこそば全日本大会」を開催している。1杯あたりのわんこそばの重さは10gであり、これまでの最高記録は、第58回大会の258杯だ。258杯だと、1杯を平均、約1.16秒で食べている計算になり、圧倒的な速さといえるだろう。
盛岡市では、15分間にわんこそばを何杯食べられるか競う「全日本わんこそば選手権」を開催している。わんこそば1杯あたりの重さは15gで花巻市の大会よりも5g多い。その中でも歴代最高記録が632杯だ。1杯に対して平均、約1.42秒で食べている計算になる。ちなみに過去の最高記録が時間無制限で559杯、同じ15分の制限時間を設けた大会だと543杯だ。過去の最高記録に100杯近くの差をつけているのだから、驚異的な記録である。この記録を叩き出したのは大食いで知られるMAX鈴木さんだ。盛岡市と花巻市のわんこそばの大会で最高記録を叩き出すには、1杯1秒程度で食べないと記録を塗り替えられない。
多く食べるコツ
わんこそばを多く食べるコツは3つある。まずは、つゆを飲まないことがポイントだ。胃の容量は決まっているため、つゆまで飲んでしまうとその分お腹がいっぱいになってしまう。わんこそばにはつゆを捨てる桶がついてくる場合が多いので、有効に活用して杯数を伸ばしていこう。次に、飽きてしまわないよう薬味を活用して味を変えることをおすすめする。食べはじめは、わんこそばそのものを味わうため何もつけずに食べ進めていこう。少し飽きてきたら薬味を活用し、わんこそばの新たな美味しさを楽しんでいく。最後に、背筋を伸ばして噛まずに飲むことだ。これは、わんこそばを楽しむというよりも、多くの杯数に挑戦したいという方におすすめだ。そばを噛むとテンポが遅くなってしまうため、リズミカルに食べるには、そばを飲むといい。
結論
わんこそばの平均杯数は男性で60杯程度だが、店によってそばの量が異なるため無理をしないようにしよう。杯数を稼ごうと必死になってのどを詰まらせてしまったら大変だ。わんこそばは、そばを味わい、給仕さんとのかけあいを楽しみながら自分のペースで食べすすめてほしい。