目次
1. 安い肉も柔らかく!ステーキの焼き方8つのコツ

スーパーで購入した安い牛肉も、焼き方次第で絶品ステーキに変身する。安いステーキ肉を柔らかく焼き上げるコツを紹介しよう。
コツ1:ステーキ肉は常温に戻す
ステーキを焼くときは、肉を焼く1時間から30分前までに冷蔵庫から出して常温に戻してから焼くのがおすすめだ。冷たいまま焼いてしまうと火が通るまで時間がかかり、肉が硬くなってしまう。
コツ2:筋切りする
ステーキは焼く前に筋切りをしておくと、加熱することで繊維が急激に縮んでしまうのを防ぐことができる。包丁の先でステーキ肉の筋の部分に、切り込みを入れておこう。
コツ3:肉を叩く
ステーキ肉は焼く前に、包丁の背を使い叩いておくと、焼いた時に柔らかい食感に仕上がる。
コツ4:脂身は焼いた後に除く
ステーキ肉の脂身が気になる場合は、焼く前に取り除くのではなく、焼いた後に取り除くようにするのがいいだろう。肉の脂身は旨みが詰まっているので、焼いてから取り除くのがおすすめだ。
コツ5:焼く直前に下味をつける
ステーキに塩こしょうなどの下味をつけたい場合は、焼く直前につけるようにしよう。下味をつけてから長時間放置してしまうと肉の水分や旨みが抜けてしまい、パサパサとした食感になってしまう。
コツ6:強火で表面を焼く
ステーキを美味しく焼き上げるには、熱したフライパンを強火にし、表面に焼き色が付くように焼くのがいいだろう。強火でサッと表面を焼くことで、肉の旨みを閉じ込めることができる。
コツ7:弱火で好みの焼き加減まで火を通す
強火でステーキの表面を焼いたら、弱火にして好みの焼き加減まで肉に火を通す。長時間加熱してしまうと肉が硬くなってしまうので、注意が必要だ。レアは表面が焼けたら、ミディアムは1分半~2分加熱、ウェルダンは中までしっかり火が通るように弱火にしてから2~3分加熱して肉汁がしっかり硬くなるまで待つようにしよう。
コツ8:焼いた肉をアルミホイルに包む
焼いたステーキは、アルミホイルに包むことで、肉を休ませ好みの焼き加減まで予熱を通すことができる。レアの場合はアルミホイルに包まなくていいが、ミディアムレアは2~3分、ウェルダンは5分ほどアルミホイルで肉全体を包んで休ませるといいだろう。
2. 安い肉が極上ステーキになる簡単な3つの方法

安い肉を極上ステーキにするには、ちょっとしたひと手間をかけるのがいいだろう。簡単にできる3つの方法を紹介する。
方法1:バターで焼く
安いステーキ肉をバターで焼くことで、芳しい香りが楽しめる。ステーキをバターで焼くときは、バターをフライパンに入れて加熱し沸々してからステーキ肉を入れる。フライパンを傾けながら、肉に溶けたバターをかけながら焼いていくのだ。このときバターが焦げすぎないようにするのがポイントだ。
方法2:玉ねぎでマリネする
ステーキ肉はすりおろした玉ねぎでマリネしておくことで、玉ねぎに含まれる酵素で肉が柔らかくなる。すりおろした玉ねぎに肉を浸して、冷蔵庫で2~3時間ほど寝かせておくのがポイントだ。
方法3:コーヒーフレッシュをもみ込む
テレビで紹介されて注目されているステーキの焼き方が、コーヒーフレッシュをもみ込んでからステーキを焼く方法だ。アルカリ性のコーヒーフレッシュをもみ込むことで、肉の保水性がアップし、肉が柔らかくなる。保存袋にステーキ肉とコーヒーフレッシュを入れて、冷蔵庫で30分ほど寝かせてから焼くだけだ。
3. 安い肉をおいしく食べるその他の焼き方

安い肉をおいしく焼き上げるには、さまざまな焼き方がある。いろいろな焼き方を紹介するので、気になる焼き方にチャレンジしてみてもらいたい。
低温でステーキ肉を焼き始める方法
ステーキは、強火で表目を焼くことで、旨みを逃がさないといわれているが、弱火でじっくり焼くことで、ジューシーに焼きあがるという考え方もある。ステーキ肉を事前に常温に戻す必要もなく、下味をつけフライパンにのせてから火を付ける。あとは弱火で何回かひっくり返しながらじっくり焼き上げるだけだ。仕上げに表面を強火で焼いて焼き色をつける。
オーブンでステーキ肉を焼く方法
ステーキは、オーブンで焼き上げることで失敗せずにおいしく焼き上げることができる。オーブンを使うことで、低温でじっくり焼き上げることができるので、しっとりジューシーに焼きあがるのだ。オーブンで焼く場合は、肉の厚さや重さによって加熱時間が異なってくるので、注意しよう。
結論
安い肉でも焼き方次第で柔らかジューシーな絶品ステーキを楽しむことができる。下処理や焼き加減に注意をして焼けば、硬くならずに済むのだ。さらにバターやコーヒーフレッシュなどを使い、ひと手間加えることで仕上がりの違いが生まれるので、気になるステーキの焼き方をいろいろ試してみてもらいたい。