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たまねぎ

毎日『玉ねぎ』を食べ続けたら痩せるってほんと!?意外と知らないダイエット効果と身体への影響とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年9月10日

常備野菜のひとつである玉ねぎを使ってダイエットをすることは可能だろうか。玉ねぎはさまざまな料理に使用できるというメリットがあるが、ダイエットを意識した場合にはどこに重点を置くべきなのか。玉ねぎが持つ栄養やおすすめレシピも紹介しつつ、本記事では玉ねぎを使ったダイエットについて説明する。

  

1. 玉ねぎダイエットの効果的なやり方

たまねぎ
玉ねぎダイエットとは、玉ねぎだけを食べて体重を減らすものではない。玉ねぎが含む多様な栄養素を効率よく摂取することで、健康を維持しつつ健全に痩せることを目指す方法である。通年で出回る玉ねぎは、ダイエットのための食材としても使いやすいのが長所である。その方法や摂取量を見てみよう。

毎日継続して食べる

玉ねぎは近年注目されているポリフェノールをはじめ、ビタミンやミネラルなど、さまざまな栄養素が含まれている。(※1、2)また、玉ねぎはカロリーもそれほど高くはない。玉ねぎをダイエットに活用するためには、毎日継続して食べることが重要である。規則正しい食生活に、玉ねぎを継続して使用すること。これが極意である。

1日の摂取量

玉ねぎを毎日食べる場合、適量はどのくらいなのか。農林水産省によれば、成人の理想的な野菜摂取量は1日350g。さまざまな野菜を組み合わせることを想定すると、玉ねぎは50g前後の摂取がよいとされている。これは、平均的な大きさの玉ねぎの4分の1に相当する。(※3)

2. 玉ねぎダイエットのポイント

たまねぎ
玉ねぎをダイエットに用いる場合、いくつかの注意点がある。玉ねぎの有効な栄養素を損ねることなく摂取し、健康的な食生活の一助とするためのポイントを紹介する。

調理のポイント

玉ねぎに含まれるビタミンBをはじめとする栄養は水溶性である。(※4)そのため、玉ねぎの辛味を抜くという理由で長時間水につけると、栄養分が損なわれる可能性がある。水につける場合は、塩や酢を使って短時間で切り上げるのがベターである。
また、玉ねぎの外皮部分には、ポリフェノールの1種であるケルセチンが含まれている。動脈硬化の予防などに効果があるといわれているケルセチンを有効に摂取するために、外皮部分はなるべく多く残すとよい。(※5)

食べ過ぎに注意

玉ねぎに含まれる硫化アリルは、食欲を増進する効能が認められているという。(※1)ダイエットのためには、食べ過ぎには注意し適量を摂取するようにしよう。

バランスのよい食事にする

玉ねぎだけではなく、体によいとされている食材も、バランスのよい食事に組み込むことでより高い効能を発揮する。年齢や性別、健康状態に即したバランスのよい食事を心がけ、そのなかで玉ねぎの効能を活用することをおすすめする。(※6)

3. 玉ねぎダイエットで得られる栄養と機能性

たまねぎ
効果的なダイエットのために、玉ねぎは大いに活用したい野菜である。実際に玉ねぎに含まれる栄養素は、どんな効果をもたらすのだろうか。玉ねぎに含まれる栄養素の具体的な効能を見てみよう。

硫化アリル

玉ねぎが持つ刺激的な香りの原因が、硫化アリルという物質である。ビタミンB1の吸収を助ける効能がある硫化アリルは、血液をサラサラにすることでもよく知られている。(※1)

ケルセチン

玉ねぎが持つ黄色の色素の元がケルセチンである。ケルセチンは、高血圧や動脈硬化の予防に効力を発揮する。(※7)とくに玉ねぎの外皮部分に多く含まれる。(※5)

4. 玉ねぎダイエットのためのレシピ

たまねぎ
炒めものやスープなど、日常的に食べる料理に玉ねぎを加えたレシピは非常に多い。玉ねぎはどのように料理すれば、ダイエットの後押しをしてくれるのか。ダイエットのための玉ねぎレシピをいくつか紹介する。

おすすめ料理

玉ねぎは種類が多く、それぞれの特徴に合うように料理するとよいだろう。春から夏に出荷される白玉ねぎや紫玉ねぎは生食にも向いているため、サラダやドレッシングに活用するとよい。また、油を使わず味噌汁やスープの具材として玉ねぎを加えてもよいし、シンプルにグリルしてその甘さを堪能するのも悪くない。玉ねぎを毎日摂取するために、さまざまな調理法を習得してほしい。

結論

カロリーがそれほど高くなく、さまざまな栄養素を有している玉ねぎ。玉ねぎは日常的に摂取することで、ダイエットに役立てることが可能である。含まれる栄養素を効率よく取り入れるためには、それぞれの栄養素の特徴を知り、それにマッチした料理法を用いるとよいだろう。一方、玉ねぎには食欲を増進させる栄養素も含まれているため、適量を美味しく摂取するようにしてほしい。

(参考文献)

※1.きたみらい農業協同組合「玉ねぎの豆知識」
※2.文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)野菜類/(たまねぎ類)/たまねぎ/りん茎/生」
※3※6.農林水産省
※4.厚生労働省「ビタミン」
※5.独立行政法人農畜産業振興機構「疲労回復に効果的!柔らかくて甘い"新たまねぎ"」
※6.農林水産省「食事バランスガイド早分かり」
※7.小学館デジタル大辞泉「ケルセチン」
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  • 更新日:

    2022年9月10日

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