目次
- カロリー:5kcal
- 食物繊維:2.2g
- カリウム:33mg
- カルシウム:43mg
- こんにゃくのグラタン
- こんにゃくの肉巻き
- 糸こんにゃくラーメン
- こんにゃくのピリ辛炒め
- こんにゃくと大根の煮物
1. こんにゃくダイエットが効果的な理由

まずは、こんにゃくに含まれる主な栄養素とともに、ダイエットに適している理由を詳しく見ていこう。
主な栄養素と効果
こんにゃく100gに含まれる主な栄養素は以下の通りだ。(※1)
こんにゃくは100gあたり5kcalとかなり低カロリーなため、ダイエット中には最適な食べ物といえるだろう。弾力があるので必然的に噛む回数も増える。また、糖質や脂質が含まれていないので、食事制限をしている方にもおすすめだ。こんにゃくには不溶性の食物繊維が含まれており、お腹の調子を整えたり便秘を改善したりする効果も期待できる。(※2)さらに、こんにゃくにはカリウムも含まれている。カリウムには体内の浸透圧を調整する働きがあり、余分な塩分を体外に排出してむくみにくくする効果があるとされている。(※3)こんにゃくに含まれている食物繊維の多くは水と混ざると膨らむ「グルコマンナン」で、満腹感を得やすいのも大きな特徴だ。(※4)
2. こんにゃくダイエットの正しいやり方

次に、こんにゃくダイエットの正しいやり方について見ていこう。
やり方とポイント
まず、ダイエットとはバランスのよい食事を心がけながら適度な運動をして体重の減少を目指すことを指す。(※5)そのため、ただこんにゃくをたくさん食べるのではなく、バランスのよい食事を意識しながらうまく取り入れてみよう。食前にこんにゃくを食べて食べすぎを防止したり、カロリーの高い食材をこんにゃくに置き換えたりするのがおすすめだ。例えば野菜炒めを作る際、肉の半量をこんにゃくにすればカロリーを抑えられる。また、ラーメンやパスタなどの麺類を糸こんにゃくに置き換えると、カロリーや糖質をグッと抑えられるだろう。
3. こんにゃくダイエットで飽きないレシピ

こんにゃくダイエットのやり方が分かったところで、次にこんにゃくダイエットで飽きないためのおすすめ料理を見ていこう。作り置きできるレシピや人気の料理も紹介するので、参考にしてほしい。
おすすめの料理
こんにゃくダイエットにおすすめの料理には、以下のようなものがある。
こんにゃくはどんな味付けにも合わせやすく、いろいろなアレンジができる。炭水化物の代わりにこんにゃくを使ったり、肉と合わせて食べるとうまく食事に取り入れられるだろう。ただし、味を濃くしたりマヨネーズを多く使ったりすると、カロリーや塩分が多くなってしまう。そのため、味付けにも注意しながら調理してみてほしい。
結論
こんにゃくダイエットはバランスのよい食事を心がけながら、上手に食事に取り入れていくのがおすすめだ。こんにゃくだけを食べてもダイエットにはならないため、カロリーや食べ方を工夫しながら挑戦してみよう。また、こんにゃくはアレンジ次第でいろいろな楽しみ方ができるので、ぜひ本記事を参考に好みのレシピを探してみてほしい。
(参考文献)
※1参照:文部科学省「いも及びでん粉類/<いも類>/こんにゃく/板こんにゃく/精粉こんにゃく」
※2参照:健康長寿ネット「食物繊維の働きと1日の摂取量」
※3参照:厚生労働省「カリウム」
※4参照:独立行政法人日本貿易振興機構「こんにゃく」
※5参照:厚生労働省「ダイエット」