目次
- 滋養強壮
- 疲労回復
- 冷え性
- 鎮痛効果
- 動脈硬化の予防
- 精力回復効果
- 免疫力を高める
1. ハブ酒の効能を得るための基礎知識

ハブ酒は男性向けのお酒のイメージが強いが、実は女性でも美味しく飲める。まずは、ハブ酒の効能を得るための基礎知識を見ていこう。
作り方や味の特徴
ハブ酒は40度以上のアルコールにハブを漬け込んで作られる。何年も漬け込むことでハブのエキスが溶けだし、さまざまな効能を得られるお酒になるとされているのだ。ベースとなるお酒は泡盛などアルコール度数の高いもので、長期間漬け込むことでハブの毒が無毒化されるといわれている。また、アルコールのほかに果実系のハーブなどを一緒に漬け込んだお酒もある。ハブはそのまま漬けるのではなく、内臓や血などを取り除いて臭みのないようにしてから使うのが基本だ。下処理をしてから漬けることで、仕上がりが美味しくなる。もともとは中国から伝わったものだとされており、中国では古くから蛇をお酒に漬け込んで楽しんでいたようだ。
2. ハブ酒の効能

次に、ハブ酒の効能について解説しよう。科学的根拠はないものの、ハブ酒は身体によいお酒だとされている。
期待できる効果効能
ハブは別名「マムシ」とも呼ばれ、ハブ酒はマムシ酒と同じくさまざまな効果が期待されている。ハブ酒に期待できる効果効能には、以下のようなものがある。(※1)
ハブ酒には以上のような多くの効果が期待できるほか、飲むと身体がポカポカと温まると感じる人が多い。そのため、血流をよくして冷えを改善したり動脈硬化を予防したりできるとされているのだ。また、滋養強壮や免疫力を高めたり疲労を回復したりする効果も期待できる。ハブはお酒に漬けて飲む以外にも、黒焼きにするなどして薬や漢方などとして使われることもある。(※1)ハブ酒にはさまざまな効果効能があるイメージがあるが、実際には科学的根拠はない。
3. ハブ酒の飲み方

ハブ酒の特徴や作り方が分かったところで、次は美味しい飲み方を紹介しよう。ハブ酒の効果効能をしっかり得るためにも、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてほしい。
おすすめの飲み方
ハブ酒はクセのあるお酒だが、正しい飲み方をすれば美味しく効果効能を得られるのだ。以前はハブがまるごと入っているようなハブ酒が多く出回っていたが、現在ではハブエキスを使った見た目がグロテスクではないものも多い。また、ハーブを一緒に漬けたお酒なら、よりさわやかで飲みやすい味わいだ。ハブ酒はストレート・ロック・水割り・お湯割りなど、いろいろな飲み方ができる。クセが気になる場合には、ストレートやロックではなく水割りやお湯割りなどで飲むのがおすすめだ。また、ハブ酒にコーラやレモン汁などを加えて作るカクテルなどもある。ハブが漬けられているタイプのお酒の場合、飲み終えたあとに継酒をするともう一度楽しめる。加えるお酒は焼酎・泡盛・ブランデーなどから、アルコール度数30度以上のものを選ぶようにしよう。継酒は3回ほど行えるため、最後までしっかりと楽しんでみよう。
結論
ハブ酒はクセのあるお酒だが、飲み方によっては美味しく飲める。また、科学的根拠はないがさまざまな効果も期待できるのだ。ハーブが入ったものやハブエキスで作られたハブ酒はクセが少なく、初心者でも飲みやすい。ハブ酒に興味のある人は、ぜひ本記事を参考にしながら楽しんでみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1参照:福田龍株式会社「ハンピ(反鼻)」