目次
- 包丁もしくはハサミ
- キッチンペーパー
- 塩
- ボウル
- エンペラを下にした状態で内臓を手で取り出す
- エンペラの反対側から剣先に向かって包丁を入れて切り開く
- 剣先側から皮をむく
- 甲と呼ばれる薄く透明な板を取り出す
- 内側に残った汚れや薄皮などを取り除く
- げそと内臓を切り離して目や口を取る
- 背開きにして軟甲を取る
- 内臓とげそを引き抜く
- 左右からヒレを取り出す
- ヒレについた皮をむき、身の薄皮も取る
- げそと内臓を切り離して目や口を取る
1. イカをさばくときに用意するもの

まずは、イカをさばくときに用意する道具などをみていこう。
必要な道具
イカをさばくのに必要な道具は以下の通りだ。
イカのさばき方は決して難しくはなく、以上の道具を揃えれば簡単に行える。種類によってさばき方は多少異なるが、ぬめりがあるので塩などで下処理をするのがおすすめだ。また、皮をはぐときに、手が滑らないようにキッチンペーパーやさらしなどを用意しておくとよい。ボウルは水を入れ、ぬめりや汚れなどを取る際に使用する。
2. イカのさばき方

イカをさばくのに必要な道具が分かったところで、次は実際のさばき方と冷凍イカの解凍方法について見ていこう。
冷凍イカの解凍方法
冷凍イカを解凍したいときは、前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておくとよい。短時間で解凍したいときには、凍ったままのイカをビニール袋に入れ流水にあてるのもおすすめだ。冷凍のイカは半解凍程度のほうがさばきやすい。また、冷凍イカの中には船の上で釣ってすぐに冷凍する「船凍イカ」と呼ばれるものがある。新鮮なままで冷凍するため、解凍後も美味しく食べられるのが特徴だ。
スルメイカとヤリイカのさばき方
スルメイカやヤリイカのさばき方は以下の通りだ。
また、形が似ているケンサキイカも同様のさばき方ができる。皮を取るときは滑りやすいので、キッチンペーパーなどを使うのがおすすめだ。
アオリイカのさばき方
次に、アオリイカのさばき方を見てみよう。
アオリイカはスルメイカとはさばき方が少し違うため、注意しながらさばいていこう。
3. イカ刺身の切り方

さまざまな種類のイカのさばき方が分かったところで、次はイカ刺身の作り方を見てみよう。
切り方のポイント
イカを刺身で食べたいときは、エンペラなどについた細かい皮までしっかり取るのがおすすめだ。滑って取りにくい時は、キッチンペーパーなどを使って取っていこう。皮が取れたら切り込みを入れて開き、下側を少しカットしてまっすぐに整えておく。イカの内側を上にして横に置き、縦に3~4等分にカットしよう。さらに、4~5mm程度の細さにカットしていけばイカの刺身の完成だ。細い切り身が並んだ状態で静かに持ち上げて盛り付ければ、お店で見るような美しい見た目に仕上がる。
結論
イカのさばき方は難しそうに思えてしまうが、実際には手順を覚えれば意外と簡単にできる。自分でさばけば、さまざまな部位を美味しく楽しめるのも魅力だ。イカを食べるのが好きな方はもちろん、釣りが好きな方もぜひ本記事を参考にイカをさばいてみてはいかがだろうか。