目次
- カロリー 129kcal(茹でた鶏ささみ100g分に相当)
- 糖質 およそ22.62g
- カロリー 274kcal(生八つ橋100g分に相当)
- 糖質 およそ36.8g
- カロリー 170kcal(おにぎり100g分に相当)
- 糖質 38.4g
- カロリー 66kcal(甘酢れんこん100g分に相当)
- 糖質 16g
- カロリー 550kcal
- 炭水化物 55.8g
- 脂質34.1g
- カロリー およそ343kcal
- 炭水化物 およそ81g
- 脂質0g
- 砂糖0g(※7)
- 水あめ 0g(※8)
- ゼラチン0g(※9)
1. グミは太るのか太らないのかどっち?

ダイエット中の間食としても人気だといわれるグミ。まずはグミを食べると太るか太らないかについて迫っていこう。
一個なら太らないが食べ過ぎは太る
グミのカロリーは商品や味によって異なるが、カンロのピュレグミを例に挙げると、1粒3.5gで12.0kcalほど(※1)とそれほど高くない。だからといって食べ過ぎると消費カロリーより摂取カロリーが上回ってしまい、太ることにつながる。間食の適量は一日に200kcal程度。(※2)「グミって太るの?」と不安な方は、グミのカロリー表示をチェックし、200kcalを上回らないように気をつけよう。
グミは太らないといわれる理由
グミでダイエットができると聞いたことはないだろうか。「グミダイエット」とも呼ばれ、体形が気になる人の間でダイエットに向いたお菓子だとされている。グミは小さいものの噛みごたえがあり、少量でも満腹感を得られやすいとされるのがその理由。もちろん前述のとおり、食べ過ぎは太る原因になるので注意したい。
グミを食べるとどの部位から太る?
多くのグミに含まれている砂糖は、摂り過ぎると肥満につながる。(※3)しかし、身体のどの部位から太るのかは明確には分かっていない。身体の部位ごとの脂肪が気になる方は、適度な量を食べるようにして、絞りたい部位に合わせた運動を取り入れるとよいだろう。
2. どんなグミでも太る?市販グミのカロリーや糖質

グミは太るかどうかを紹介したところで、グミの種類別のカロリーとおよその糖質量をチェックしていこう。1袋食べた場合、どの食品と同じ摂取カロリーに相当するかも記すので、イメージをつかむのに役立ててほしい。
男梅グミ
1袋38g
ハリボーゴールドベア
1袋80g
フェットチーネグミ コーラ味
1袋50g
忍者めし 巨峰
1袋20g
普段、何気なく食べているグミだが、1袋をいっぺんに食べるとそれなりのカロリーになることが分かる。内容量の多いグミを食べる際は、太ることを防ぐため少量ずつ食べることを意識したい。袋を開けると一気に食べたくなってしまうという方は、内容量が少ない商品を選ぶとよいだろう。グミを食べて太るかどうかは、やはり食べ方次第だといえる。
3. グミVSチョコ・太るお菓子はどっち?

グミを食べると太るかどうかについて、お菓子の中でも高カロリーな印象のチョコと比べてみよう。グミは種類や味によって成分やカロリーが異なるが、ここでもピュレグミの成分を例に用いて見てみよう。
まず、ミルクチョコレートの100gあたりの成分は以下のとおり。(※4)
一方、ピュレグミの100gあたりの成分は以下のとおりだ。(※1)
カロリー・脂質量はチョコのほうが多いが、炭水化物についてはグミが上回る結果となった。そこで注目したいのは肥満の原因となる「糖質」(※5)の量だ。チョコ100gあたりの糖質量は51.9g(※4)。グミの糖質量については定かではないが、糖質と食物繊維を足したものが炭水化物(※6)であるため、食物繊維と炭水化物の量が分かれば糖質量が計算できる。
グミの主な原材料である砂糖・水あめ・ゼラチンの100gあたりの食物繊維量は以下のとおり。
グミの主な成分には食物繊維が含まれていないことから、一般的なグミ100gに含まれる糖質量は炭水化物と同じ81gほど。チョコよりも上回る結果となった。糖質は身体にとって重要なエネルギー源であるものの、過剰に摂ると脂肪が蓄積されて太る原因になる。(※10)チョコよりもカロリーや脂質の低いグミだが、食べる量によってはチョコよりも太るお菓子だといえるだろう。
4. ダイエット中は要注意!太るグミの食べ方

ここからは、太るグミの食べ方について紹介する。ダイエット中の方も下記の食べ方に注意すれば、グミを罪悪感なく味わうことが可能だ。
個数を決めずに食べている
小さいため手軽に食べられるグミだが、1日に食べる個数を決めてそれを守ることが、太ることの防止につながる。
一度にたくさんグミを食べる
仕事をしたり、テレビを見たりしながらグミを「ながら食べ」をして、いつの間にかたくさんの量を食べていたということはないだろうか。糖質を含むグミを一度にたくさん食べると血糖値が急激に上がり、インスリンが過剰に分泌されて脂肪をため込みやすくなり、太ることにつながってしまう。「仕事がひと段落したら〇個食べる」など、一度に食べる量を調整して血糖値の上昇を抑えよう。
よく噛まずに飲み込んでいる
やわらかな食感が特徴のソフトグミを、よく噛まずに飲み込んでいることはないだろうか。噛まないことは早食いにつながり、過食の原因となる。太ることが気になる方や、つい噛まずに飲み込んでしまうという方は、食べやすさを重視したグミよりも噛みごたえのあるハードグミをゆっくり噛んで食べるのがおすすめだ。
夜に食べている
日中に食べ過ぎてしまっても、活動的に身体を動かすことでカロリー消費が可能だ。しかし、夜寝る前に食べてしまうとエネルギーが消費できず、体脂肪として蓄積されてしまう。グミに限らず、間食をとる際は夕方以降を避けるようにしよう。
結論
グミは太るお菓子か否かについて紹介した。持ち運びしやすく手軽に食べられるグミだが、一気に多くの量を食べないことや食べる時間に気をつけることが太らないコツ。噛みごたえのあるグミを選べば、少量でも満足感が得られるだろう。運動や健康的な食生活と組み合わせれば、ダイエットの味方にもなるお菓子だといえる。
(参考文献)
(※1)
運営元:カンロ株式会社
該当ページ名:ピュレグミ レモン ? Kanro POCKeT
(※2)(※5)
運営元:厚生労働省
(※3)
運営元:国立大学法人大阪教育大学
該当ページ名:<91E6825382528F5781408EA997528CA48B862E696E6464>
(※4)(※7)〜(※9)
運営元:文部科学省
(※6)
運営元:一般社団法人埼玉県食品衛生検査センター
該当ページ名:よくある質問│一般社団法人埼玉県食品衛生検査センター
(※10)
運営元:国立大学法人大阪教育大学
該当ページ名:糖質の代謝