目次
- まぐろを斜めそぎ切りにする。
- 耐熱容器に料理酒とみりんを入れる。
- 600wのレンジで1分ほど加熱し、アルコールを飛ばす。
- レンジから取り出し、粗熱をとる。
- 冷めたらしょうゆを加えればタレの完成だ。
- まぐろをファスナー付きの保存袋に入れてタレを加える。
- 空気を抜いて封を閉じたら、軽くなじませて冷蔵庫へ。
1. づけ丼のタレを作る方法

新鮮な刺身はそのまま食べても美味しいが、家庭内にある調味料で作るタレに漬け、づけ丼として味わうのもありだ。タレの味がしっかりとしみたづけは、ごはんとの相性がよく、お箸を動かす手が止まらないほどの美味しさである。ここではづけ丼のタレにおすすめの調味料の黄金比を紹介しよう。
調味料の黄金比
づけ丼のタレの黄金比は、しょうゆ3・料理酒1・みりん1の割合だ。しょうゆ2・料理酒1・みりん1の割合でもよい。それぞれの割合は目安で、好みに合わせて変更してもOK。自宅に常備している調味料で簡単に作れるのが嬉しいポイントだ。
作り方とポイント
づけ丼にかけるタレの簡単な作り方を紹介しよう。料理酒とみりんは鍋に入れて加熱し、火をつけてアルコールを飛ばす。火をつけるのが苦手な人は、沸騰させるだけでも構わない。次にしょうゆを加え、ひと煮立ちさせてすぐに火を消す。すぐに火を消すのは長時間煮立たせると、しょうゆの風味が飛んでしまうからだ。料理酒とみりんは種類により、甘くなりすぎるため、味をみてからしょうゆを追加して全体の味を調えること。づけ丼のタレを冷まして、すりおろしにんにくやしょうがを加えてアレンジするのもありだ。このときに好みで柑橘系の柚子を加えても美味しい。
2. づけ丼のタレに漬け込む魚

次にづけ丼のタレに漬け込む魚を紹介しよう。づけ丼というとまぐろでは?と思う人もいるようだが、どんな魚がづけ丼に向いているのだろうか。
代表的な魚の種類
づけ丼といえば、まぐろのイメージが強いようだが、白身魚でも赤身魚でも構わない。とくにくさみが強い魚は、にんにくやしょうがと一緒に漬けこめばOK。づけは冷凍技術が発達していない時代に魚介類を保存するための方法として考案されたという。づけ丼にするおもな魚の種類は、まぐろ・サーモン・あじ・カツオ・さんまなど。魚は1種類でもいいし、何種類かを組み合わせて食べるのもありだ。魚のみでは彩りがさみしいと感じるときは、づけ丼にアボカド・小ねぎ・貝割れ・大葉・海苔・卵黄をトッピングするとよい。違う食感を楽しみたいときは、スライスした玉ねぎをのせてマヨネーズをかけて食べるとよい。
3. づけ丼のタレに漬け込む時間

最後にづけ丼のタレに漬け込む時間を紹介しよう。づけを冷蔵庫で保存する方法とアレンジレシピもあわせて紹介する。
漬け込む方法と時間
ここではまぐろを電子レンジで、づけにする方法を紹介しよう。
20分ほどおけば食べ頃だが、時間が経つほど、まぐろに味が染みて味が濃くなる。濃くなるのを避けたいなら、しょうゆの量を減らせばよい。づけを味見して味が薄ければ、しょうゆを少し足して調整すること。
ごはんの上にづけをのせてシンプルなづけ丼で食べるのも美味しいが、粉末出汁をふりかけてお湯を注ぎ、きざみ海苔・三つ葉・わさびのような薬味をのせ、出汁茶漬けで食べるのもありだ。また、山芋をすりおろしてアレンジしても美味しい。
結論
づけ丼にかけるタレの作り方を紹介した。紹介した作り方はもちろん、 先述したようにタレににんにくやラー油を加えて中華風にして食べるのもありだ。刺し身を購入していつもと違う食べ方で楽しみたいときは、紹介した方法でづけを作り、づけ丼にして味わってもらいたい。