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フレンチブリオシュパン

形の違いによって呼び名が変わるパンがあるってほんと!?有名なお菓子にも使われる「あのパン」の正体とは?

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2022年9月30日

パン屋さんで見かける「ブリオッシュ」。名前は聞いたことがあっても、どんなパンなのか知らない人も多いだろう。そこで今回は、ブリオッシュとは一体どんなパンなのか、発祥や種類について紹介しよう。ブリオッシュを美味しく食べる方法や家庭での作り方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. ブリオッシュとは

ブリオシュ
まずは、ブリオッシュとはどんな食べ物なのか見ていこう。

味や見た目の特徴

ブリオッシュとはふわふわとした食感とバターの香りが特徴のパンで、フランスが発祥だと言われている。口どけがよく、大人から子どもまで楽しめる味わいだ。砂糖やバターをたっぷりと使ったリッチな菓子パンとしても知られており、フランスの朝食で親しまれている。見た目は中心が丸く膨れ上がっているのが特徴で、卵の量が多いので生地が黄色がかっている。配合によってはケーキに近いような味わいや食感にもなる。その歴史は古く16世紀頃から作られていたようだ。代表的な形は中心が膨れ上がった形だが、丸いものや三つ編み状になっているものなど多様な形のブリオッシュが存在する。

2. ブリオッシュの種類

ギリシャの編み込みブリオッシュとアーモンド
ブリオッシュとはどんなパンなのか分かったところで、次は種類について見ていこう。

種類と特徴

ブリオッシュには、以下のような種類がある。
  • ブリオッシュ・アテート
  • ブリオッシュ・ムースリーヌ
  • ブリオッシュ・ナンテール
ブリオッシュ・アテートは代表的なブリオッシュで、雪だるまのような形をしているのが特徴だ。中心がぷっくりと膨れ上がっており、見た目も可愛らしい。ブリオッシュ・ムースリーヌは円柱型のブリオッシュのことで、よりふわふわ感を楽しめる柔らかさが特徴だ。シンプルな形なので、お菓子作りにも使われている。ブリオッシュ・ナンテールは食パン型の四角いブリオッシュで、パリ郊外にある地名が由来になっている。このように、ブリオッシュは形によって呼び名が異なるのだ。

3. ブリオッシュを美味しく食べる方法

マリトッツォ
ブリオッシュを使ったお菓子といえばマリトッツォが有名だが、ここではブリオッシュを美味しく食べる方法を見ていこう。

相性の良い食材と食べ方

ブリオッシュとはバターや砂糖を多く使ったパンで、甘いお菓子やケーキ作りに使われる場合もある。ブリオッシュの中にたっぷりのクリームを挟んだマリトッツォをはじめ、アルコールをたっぷり染み込ませたサバランなどが有名だ。ブリオッシュはそのまま食べても甘くて美味しいが、滑らかなクリームと組み合わせるとより濃厚な味わいになる。また、フレンチトーストにしたり、アイスを添えたりする食べ方もおすすめだ。いろいろな食べ方があるので、ぜひお気に入りを探してみよう。

4. ブリオッシュは家庭でも作れる

料理の材料を焼く
ブリオッシュとはどんなパンなのか、食べ方や種類がわかったところで最後に家庭での作り方について見ていこう。作るのが難しそうなブリオッシュだが、実は意外と簡単に作れるのでぜひ参考にしてほしい。

作り方とポイント

ブリオッシュは手ごねやホームベーカリーなどで、家庭でも気軽に作れる。一般的なパンよりもバターや砂糖を多く使うので生地が柔らかく、やや扱いにくいので注意しよう。作った生地は横長に伸ばし、1/3程度のところにくびれを作る。そのまま立てるようにして成形し、小さいほうの生地を上に乗せるような形を作ればよく見るブリオッシュの形になるだろう。バターを塗った型に入れて焼けば、美味しいブリオッシュの完成だ。

結論

ブリオッシュとはバターや砂糖をたっぷりと使い、リッチに仕上げたパンだと分かった。そのまま食べるのはもちろんだが、いろいろなアレンジを楽しめるのも魅力的だ。また、ブリオッシュがあればクリームたっぷりのマリトッツォも手作りできる。ブリオッシュを食べたことのない人は、ぜひこの機会に贅沢な美味しさを楽しんでみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2022年9月30日

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