目次
- カロリー:713kcal
- 糖質:4.2g
- 脂質:68.8g
- カロリー:617kcal
- 糖質:11.7g
- 脂質:56.1g
- カロリー:591kcal
- 糖質:20.0g
- 脂質:47.6g
- カロリー:608kcal
- 糖質:9.7g
- 脂質:54.1g
- くるみ:約28g(※1)
- ピスタチオ:約32g(※2)
- カシューナッツ:約34g(※3)
- アーモンド:約33g(※4)
1. ナッツを食べ過ぎることによる影響

まずは、ナッツの食べ過ぎで起こる身体への影響を見ていこう。
太る可能性
ナッツはカロリーが高いため、食べ過ぎると太る可能性がある。くるみ・ピスタチオ・カシューナッツ・アーモンドに含まれる栄養は以下の通りだ。
くるみ(※1)
ピスタチオ(※2)
カシューナッツ(※3)
アーモンド(※4)
どのナッツ類を見てもカロリーや脂質が高いのが分かる。カロリーの摂りすぎは肥満に繋がり、肥満になると糖尿病や生活習慣病のリスクが高くなるので注意が必要だ。(※5)
2. ナッツの食べ過ぎにならない摂取量

次に、ナッツが食べ過ぎにならない摂取量を見ていこう。
1日の摂取量の目安
ナッツに限らず、間食は1日200kcal程度がよいとされている。(※6)ナッツの場合は100gあたりのカロリーが高いため、200kcal程度にするなら以下の量を目安に食べよう。
どのナッツも約30g程度でおよそ200kcalになる。ナッツを間食として取り入れたいなら、少量をよく噛んで食べるようにするのがおすすめだ。
3. ナッツを適量食べた時の効能

ナッツの食べ過ぎによる影響や適量が分かったところで、次は適量食べたときの効能について見ていこう。
体重増加の抑制
アメリカのハーバード大学が行った研究によれば、1日14gのナッツ摂取によって体重増加の抑制効果があるとされている。また、肥満リスクの低下にも関連しているとの研究結果が出ている。(※7)ナッツはカロリーが高いので食べ過ぎると肥満の原因となる可能性があるが、適量であればビタミンやミネラル、不飽和脂肪酸が含まれるため、身体によい影響を与えるとされているのだ。そのため、ダイエット中の人のおやつや間食としてもおすすめされている。
4. ナッツは子どもに食べさせない

ナッツの効果や食べ過ぎによる影響について分かったところで、次は子どもに食べさせる際の注意点などを紹介しよう。
5才以下には危険な食べ物
消費者庁によれば、ナッツや硬い豆類を5才以下の子どもに食べさせないほうがよいとされている。硬くて食べにくいナッツは小さな子どもだと噛み砕くのが難しい場合があるだけでなく、サイズが小さいのでそのまま飲み込んで喉に詰まらせてしまう可能性があるのだ。気管にナッツが入ると、肺炎や誤嚥などを起こす可能性があるため非常に危険である。上の子や親が食べているのをほしがったとしても、与えないようにしたほうがよいだろう。また、もし食べてしまったときの対処法としては近くでしっかり見守り、息がゼイゼイするなどの様子が見られたらすぐに病院に連れていこう。小さな子どもの場合には「背部叩打法」で詰まったナッツが出てくる場合もある。(※8)
結論
ナッツは美味しいだけでなく体重増加を抑制する効果もあり、ダイエットには最適な間食といえる。ただし、食べ過ぎるとカロリー過多で太ってしまう可能性もあるので注意しよう。また、5才以下の子どもには肺炎や誤飲を起こす危険があるので与えないほうがよい。ナッツを食べる際は、ぜひ本記事を参考に適量を楽しんでみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1〜※4参照:文部科学省
※5※6参照:厚生労働省
※7参照:リンク・デ・ダイエット「ナッツの摂取と肥満リスクの低下に関連あり!?」
※8参照:消費者庁「Vol.580 硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで!」