知ってた？「かぼちゃ」はこの下ごしらえ方法が正解！驚くほど簡単にできる下ごしらえ方法とは

1. かぼちゃをレンジで下ごしらえする方法

皮が硬いかぼちゃは、そのまま包丁で切ると非常に切りにくい。力任せに行うと危険を伴うことさえある。そんなかぼちゃを簡単に下ごしらえする方法があるという。それが電子レンジを上手に活用すること。ここでは電子レンジで何分加熱するかなど、かぼちゃの下ごしらえ方法について、詳しくみていこう。

切ってからレンジでチンする方法

かぼちゃは、丸ごと、切ったものとどちらも電子レンジでかけることができる。切ってから電子レンジにかけると時間が短くて済むので、時短になる。さらに加熱にムラができにくい。

ワタと種を取り、お好みの大きさ（一口大がおすすめ）にカットしたかぼちゃを、ひらたい耐熱容器に並べて、水を少々ふりかけ、ふんわりラップをする。600Wで加熱する。その後の使い方によって、分数は調節するといい。例えば、柔らかくしてマッシュする場合などは10分程度。揚げる、煮るなどの加熱調理を行う場合は、もう少し少なめでもOK。

丸ごとレンジでチンする方法

かぼちゃは表皮がとても硬く、まるごとの状態で包丁を入れるのはなかなか難しい。この難点を解決してくれるのが、電子レンジだ。かぼちゃを丸ごと電子レンジにかけて、包丁で切れるくらいの硬さにするのだ。

大きさにもよるがラップに包んで、600Wで2～5分くらい電子レンジにかけると皮に火が通り、切りやすくなる。爆発するなどの情報もあるが、一般的な電子レンジとかぼちゃなら爆発はしない。

冷凍かぼちゃをレンジでチンする方法

冷凍したかぼちゃを解凍するときにも電子レンジが活躍してくれる。600Wで1分ほど、加熱すればOKだ。

ただし、スープや味噌汁に入れる場合や加熱済みのかぼちゃを冷凍したものは、そのまま使う方がいい。

2. レンジで簡単！かぼちゃの人気おかず4選

かぼちゃはでんぷんが多く、電子レンジで加熱するのに向いている野菜のひとつである。下ごしらえはもちろん、電子レンジで完結できるメニューも数多くある。火を使いたくない夏にもぴったりである。ここでは代表的なかぼちゃのおかずについてみていこう。

かぼちゃの煮物

かぼちゃといえば、煮物は定番中の定番である。電子レンジで作れば、洗い物も少なく、火を使わないので簡単だ。

食べやすい大きさに切ったかぼちゃを醤油、みりん、砂糖、出汁を混ぜた耐熱容器に入れて、軽くラップをして電子レンジにかけるだけ。途中で天地を返して、かぼちゃに火が通れば完成だ。めんつゆを使えば、もっと簡単にできる。煮崩れが少ないところも嬉しい。

かぼちゃのバター蒸し

かぼちゃとバターの相性は言わずもがな。しかも、食材3つで作ることができるので非常に簡単だ。

耐熱容器に小さめにカットしたかぼちゃをいれて。バターを全体に散りばめ、塩をひとつまみして、電子レンジにかけるだけ。ふんわりとラップをするといい。生のかぼちゃなら、600Wで5分程度。下ごしらえをしたかぼちゃなら、1～2分でOKだ。

かぼちゃのサラダ

かぼちゃを電子レンジで加熱すれば、サラダも簡単に作ることができる。

かぼちゃと微塵切りにした玉ねぎを耐熱容器に入れて、ふんわりラップをかけて電子レンジにかける。こちらも。生のかぼちゃなら、600Wで5分程度。下ごしらえをしたかぼちゃなら、1～2分でOKだ。かぼちゃが柔らかくなったら、刻んでおいたハムとマヨネーズと和え、塩胡椒で味を整えれば完成だ。

粒マスタードやヨーグルトを入れるなど、アレンジするのもおすすめだ。

かぼちゃのスープ

かぼちゃのスープも電子レンジを活用すれば、火を使うことなく作ることができる。

かぼちゃと玉ねぎを柔らかくなるまで電子レンジで加熱して、牛乳とフードプロセッサーにかけて、攪拌するだけだ。かぼちゃは柔らかくなった後、緑の部分を外すと美しい色のスープに仕上げることができる。味は塩胡椒で整えれば、OK。鶏がらスープの素やコンソメをプラスしてもいい。

3. レンジで作れるかぼちゃの離乳食

レンジで加熱できるかぼちゃは、離乳食にも最適だ。潰しやすく、栄養も満点なので離乳食にも向いている食材でもある。月齢にもよるが、柔らかく加熱して潰したものを常備しておくとアレンジができて便利だ。

そのまま離乳食にするのもよし、パンかゆにしたり、リゾット、ロールサンド、うどんに入れたり、少し手間をかけてニョッキなどにするのもおすすめ。

結論

かぼちゃは電子レンジ加熱に向いている野菜である。下ごしらえはもちろん、電子レンジで完結できるレシピも非常に多くあるので、火を使いたくない夏や子どもとの料理にもぴったりだ。硬い皮もレンジにかけるだけでぐっと切りやすくなる。ぜひ、電子レンジを活用してかぼちゃを美味しくいただきたい。