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ざる豆腐

豆腐の食べ過ぎは『あの病』の発症リスクを高めるってホント!?実は知らない恐ろしい体への影響と一日の摂取目安とは

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年10月25日

大豆からできている豆腐は、身体によいイメージがあり、食べ過ぎをあまり気にしていない人も多いだろう。しかし、豆腐は食べ過ぎてしまうと、身体にさまざまな影響を与えてしまうことがある。この記事では、豆腐の食べ過ぎにならない量や食べ過ぎによって起こる影響について詳しく紹介していく。

  

1. 豆腐の食べ過ぎにならない量

まな板の上でさいの目に切った大豆チーズ豆腐
豆腐は納豆と同じ大豆食品だが、食べ過ぎてしまうと、身体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性がある。それらを防ぐためにも、一日の摂取量の目安を守って、豆腐を食べるようにしたい。豆腐を一丁そのまま食べても大丈夫なのか、一日の摂取量の目安をみてみよう。

一日の摂取量の目安

豆腐はさっぱりとして食べやすいことから、冷奴などにして一丁まるごと食べる人も多いと思うが、一日の摂取量の目安は、100~150gになる。これは、豆腐一丁の3分の1~2分の1丁ほどの量になる。(※1)今まで豆腐の摂取量に対してあまり気にしていなかった人も、これを機会に豆腐の一日の摂取量をチェックしてみよう。豆腐の食べ過ぎによる身体への悪影響を防ぐためにも、適量を守って食べることが大切だ。

2. 豆腐の食べ過ぎによる影響

白い木の台所のテーブルの上に、粘土の鉢と麻袋に入った豆腐豆腐
豆腐は食べ過ぎてしまうと、どのような影響を及ぼすことがあるのだろうか。豆腐の過剰摂取による注意点を具体的に紹介する。。豆腐の食べ過ぎによる影響を知れば、一日の摂取量を意識するようになるだろう。

栄養の偏り

豆腐は大豆からできているが、栄養バランスガイドによると主菜に分類される。主菜とは主にタンパク質を含む肉や魚、卵と同じ分類だ。豆腐を食べ過ぎることは、肉や魚を多く摂取するのと同じことになり、栄養バランスが偏ってしまうことになるのだ。豆腐を食べる際は、ほかのタンパク質源や野菜、果物、乳製品などの食品とともに栄養バランスのよい食事を心がけるようにしたい。(※2)豆腐は大豆からできているため、身体によいイメージがあり、食べ過ぎによる悪影響をあまり考えずに食べ過ぎてしまう人も多い。栄養の偏りに注意しながら、豆腐の過剰摂取に注意するようにしよう。食事を摂る際は、ひとつの食品や栄養素に偏るのではなく、バランスよくいろいろな食品を取り入れることが大切なのだ。

3. 豆腐の食べ過ぎとサプリの過剰摂取

オクラの冷奴
豆腐に含まれる大豆イソフラボンはさまざまな栄養効果が期待できるが、大豆製品を食べ過ぎたりサプリメントを過剰摂取したりすると、健康を損なう可能性がある。豆腐に含まれる大豆イソフラボンの過剰摂取による注意点について紹介しよう。

大豆イソフラボンについて

豆腐に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た化学構造をしており、エストロゲン受容体に結合するため、エストロゲンと似た作用をもつといわれている。このエストロゲン受容体を介する作用は、骨粗しょう症や乳がんや前立腺がんなどの予防などに効果が期待できるが、摂りすぎてしまうと、乳がん発症や再発のリスクを高める危険性があるようだ。(※3)つまり豆腐は一日の摂取量の目安を守って食べることで、メリットを得られるが、食べ過ぎてしまうとデメリットを起こす可能性もある。。また、大豆イソフラボンを含むサプリメントを取り入れている人は、過剰摂取にならないようにすることが大切だ。適量を守り、上手に大豆イソフラボンのメリットを生活に取り入れてみてもらいたい。

結論

豆腐はタンパク質を多く含み、健康によいイメージがあるが、食べ過ぎてしまうとエストロゲン受容体を介する作用がデメリットを与える危険性がある。さらに豆腐は肉や魚と同じ主菜に分類され、食べ過ぎると栄養バランスが偏ってしまうことがある。豆腐は適量を守ることで、さまざまなメリットがある食品なので、いろいろな料理に活用してみてもらいたい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年10月25日

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