目次
- タンパク質
- 炭水化物
- カルシウム
- マグネシウム
- β-カロテン
- 丸美屋 65kcal
- クックドゥ 59kcal
- 永谷園 191kcal(2~3人前)
- 成城石井 53kcal
- セブンイレブン 292kcal
- ※1※2※4〜※6.文部科学省 https://fooddb.mext.go.jp/
- ※3.株式会社NHKエデュケーショナル「マーボー豆腐」 https://www.kyounoryouri.jp/recipe/3771_%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E8%B1%86%E8%85%90.html
1. 麻婆豆腐のカロリーは豆腐料理の中では高い!

豆腐100gのカロリーは56kcal(※1)。一概に豆腐料理はカロリーが低い印象があるが、麻婆豆腐はどうだろうか。具体的な数字で見てみよう。
麻婆豆腐100gのカロリー
文科省の食品成分データベースを参照にすると、麻婆豆腐100g当たりのカロリーは104kcalである。(※2)カロリーが低い食材の豆腐ではあるが、ひき肉や油をふんだんに使用する麻婆豆腐は、豆腐料理の中ではカロリーが高くなるのである。
麻婆豆腐1人前のカロリー
麻婆豆腐100gと聞いてもぴんと来ないが、1人前の場合はどうだろうか。中華料理界の重鎮、陳建一氏のレシピでは1人前の麻婆豆腐のカロリーは220kcalとなっている。(※3)しかし食べる量や具材、調理法によっては、カロリーはさらに高くなる傾向がある。
麻婆豆腐は糖質も高い?
健康に意識が高い人ならば、気になるのはカロリーだけではなく糖質も同様である。麻婆豆腐100g当たりの糖質は3.4gである。(※1)かりに200gの麻婆豆腐を食べれば、糖質は6.8gとなる。決して高くないが、ごはんなどと一緒に食べる場合には注意が必要である。
麻婆豆腐のその他の栄養
麻婆豆腐を食べることで、どのような栄養を摂取できるだろうか。食品成分データベースを参考にすると、麻婆豆腐には以下のような栄養が含まれている。(※1)
そのほか微量のミネラルやビタミンが含まれている。
2. 市販の麻婆豆腐のカロリー

市販の素を使用すれば気軽に作ることができる四川料理の雄、麻婆豆腐。これらの麻婆豆腐のカロリーはどのくらいになるだろうか。甘口タイプ1人前で比較する。また、身近なコンビニで販売している麻婆豆腐のカロリーも見てみよう。
以上はあくまで、公式のサイトに明記されている数字である。加える具材や量によってカロリーは増減することは覚えておいてほしい。
3. ダイエット中に麻婆豆腐のカロリーダウンする方法

美味しくてついつい食べ過ぎてしまう麻婆豆腐。豆腐料理としてはカロリー高めの麻婆豆腐のカロリーダウンは、どんな工夫が必要だろうか。美味しくヘルシーに麻婆豆腐を食べるためのコツを見てみよう。
鶏ひき肉を使う
麻婆豆腐に使用するひき肉は豚が普通であるが、カロリーダウンのためには鶏肉を使うという手がある。ひき肉100g当たりのカロリーを見ると、豚肉が209kcalであるのに対し鶏肉は171kcalである。(※4・5)それなりのカロリーオフが可能となるのである。
野菜の量を増やす
麻婆豆腐といえば豆腐とひき肉が主役である。しかしカロリーオフのためには、水分が多くカロリーが低い野菜を加えるのもよいかもしれない。なすやトマトを加えてボリュームアップすることで、満足度はそのままにカロリーオフができるのである。
油の量を調節する
ごま油の香りが食欲を刺激する麻婆豆腐であるが、カロリーを抑えるためには油の量を調節してみよう。ごま油をはじめとする油のカロリーは、1g当たり9kcalほどある。(※6)脂の量を減らすだけで、かなりのカロリーを抑えることができるだろう。
結論
子どもも大人も好むおかずのひとつが麻婆豆腐である。市販の元を使って気軽にできる麻婆豆腐は、豆腐を使った料理の中ではカロリーが高めである。白いごはんも進んでしまうため、カロリーを抑えたい場合には、鶏肉を使ったり油の量を調節したりと工夫が必要になる。ほどよい量を美味しく食べて、麻婆豆腐の美味しさをヘルシーに堪能してほしい。
(参考文献)