目次
- 大根と人参の皮を剥いて千切りにする。
- 千切りした野菜を塩もみする。
- ゆずは置いたときに安定するように底を少しカットしてから、半分に切って中身をくり抜いておく。
- くり抜いた実を絞って果汁を取る。
- ゆずの果汁・砂糖・酢をあわせておく。
- 塩もみしておいた野菜の水分を絞り、合わせ調味料であえる。
- 中身をくり抜いておいたゆずの中に入れる。
1. なますゆずとは

まずは、なますゆずとはどんなものかを見ていこう。なますの由来や特徴も解説しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
意味や特徴
なますとは人参と大根で作る酢の物で、酢や砂糖を使って甘酸っぱく仕上げるのが特徴だ。オレンジ色と白色のコントラストが美しく、おせちの具材としてもよく使われている。めでたい席でよく使われるのは、紅白なますなどと呼ばれるように色合いが水引を連想させるからだといわれている。もともとは魚と野菜に味を付けたものをなますと呼んでいたが、後に現在のような野菜のなますへと変化した。(※1)なますゆずとはその名の通り、ゆずを加えたなますだ。ゆずの中身をくり抜いて器代わりにしたオシャレなものもあり、お祝いの席だけでなく日本料理屋などでも提供されている。ゆずの絞り汁や擦った皮を加えることで、爽やかな香りを感じられるのが特徴だ。
2. なますゆずの作り方

なますゆずの特徴が分かったところで、次は作り方を見ていこう。野菜やゆずの切り方も紹介するので、ぜひチェックしてみてほしい。
作り方のポイント
なますゆずは、以下のような手順で作ろう。
ゆずの切り方のコツは底を少しだけカットして安定させることと、まっすぐ横半分にカットすることだ。ゆずをキレイにカットできると、仕上がりの見た目がグッとよくなる。
3. なますゆずをアレンジ

なますゆずの作り方が分かったところで、次はアレンジの仕方を紹介しよう。
フルーツも相性が良い
なますゆずはフルーツとの相性がよく、フルーツなますと組み合わせるのもおすすめだ。フルーツなますは、なますにりんごや柿などのフルーツを加えたもの。フルーツの甘みや酸味、食感がプラスされてフルーティーな味わいになる。ゆずなますとあわせるなら、りんご・パイナップル・柿などがよいだろう。野菜と同じように千切りにし、合わせ調味料を加える際に一緒に入れよう。最後に、ゆずの器に盛れば完成だ。
結論
ゆずなますは爽やかな美味しさと美しい見た目が特徴の食べ物で、フルーツとも相性がよいことが分かった。作るのが難しそうに見えるゆずなますだが、実は意外と簡単に作れるのも魅力だ。食べてみたいと思った方は、ぜひ本記事を参考にしながらゆずなます作りにチャレンジしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1出典:日本郵政「「なます」の意味・いわれ」