目次
- 推定エネルギー必要量(kcal/日) = 基礎代謝量(kcal/日)× 身体活動レベル
- ささみとキャベツの卵スープ
- 大根と鶏ひき肉の生姜スープ
- しいたけと野菜の中華風スープ
- 根菜と鶏肉のミネストローネ
1. スープダイエットは食べながら痩せる

スープダイエットは野菜をたっぷり摂れるため、食べながら痩せられるのが大きなメリットだ。ここでは、スープダイエットが効果的な理由について見ていこう。
効果的な理由
野菜には豊富なビタミン・カリウム・食物繊維などが含まれている。野菜に含まれるビタミンB群は糖質をエネルギーに変えるのを助け、カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きが期待できる。また、野菜は低脂質かつ低カロリーでかさが多いため、満腹感を得やすいのが大きなメリットだ。厚生労働省が行っている調査によると、日本人は野菜の摂取量が不足している。スープならたっぷりの野菜を食べられるのも嬉しいポイントだ。(※1)野菜には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整えてくれる。ダイエット中に便秘になりがちな人は多いが、野菜スープを取り入れるとそのような悩みも少なくなるだろう。食物繊維は低カロリーで肥満を予防する効果があるともいわれている。(※2)食欲の出ない夏のダイエット中には、冷たいスープを作れば手軽に美味しく野菜が摂れておすすめだ。
2. スープダイエットのやり方

次に、スープダイエットのやり方を見ていこう。野菜を食べるだけでなく、バランスのよい食事を心がけることが大切だ。
バランスよく食べる
スープダイエットにおいては、バランスよく食べることが重要なポイントとなる。1つの野菜をたくさん食べればよいわけではなく、いろいろな野菜を加えるのがおすすめだ。また、ダイエットとはそもそもバランスのよい食事と適度な運動をすることで、体重の減少を目指すものである。(※3)エネルギーの摂取量より消費量を増やせば体重の減少が見込めるため、カロリー計算もしながら野菜スープを作るとよい。(※4)生姜やトウガラシなどを加え、血行を促進させるスープを作るのもおすすめだ。(※5)野菜だけでなく、肉類などのタンパク質やきのこ類を加えることも意識してみよう。
3. スープダイエットの注意点

スープダイエットのやり方が分かったところで、次は注意点について見ていこう。
注意すべきポイント
スープダイエットをするなら、食べすぎに注意しよう。カロリーの低いスープでも、食べすぎればカロリーの摂りすぎになってしまう。1日に必要な推定エネルギー必要量は以下の計算式で求められるので、参考にしながら食べる量を調整しよう。(※6)
噛みごたえのある食材をプラスしたスープを作ると、食べすぎを防げるだろう。スープを食べすぎないようにするために、入れる具材にも注意してみてほしい。
4. ダイエットにおすすめのスープ

ここでは、ダイエットにおすすめのスープを見ていこう。トマトやきのこなど、いろいろな具材を使ったスープを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
おすすめ具材の入ったスープ
おすすめ具材の入ったスープは以下の通りだ。
ダイエット中にスープを食べるなら、鶏肉などでタンパク質をプラスしてみよう。食べごたえもアップし、飽きずに美味しく食べられる。
結論
スープダイエットをする際は、必ず栄養バランスを考えながらスープを作るようにしよう。ただスープを食べるだけだとバランスが悪くなり、ダイエットが失敗する原因となってしまう。スープダイエットに興味がある人は、ぜひ本記事を参考にしながら美味しいスープを作ってみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1※3※6参照:厚生労働省「
※2参照:健康長寿ネット「食物繊維の働きと1日の摂取量」
※4参照:消費者庁「適正体重の維持」
※5参照:管理栄養士 福山晶子「体を温める食べ物」