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ヨーグルト

ヨーグルトの食べ過ぎは「あの病気」のリスクを上げるってほんと?意外な危険性と1日の摂取量目安とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月 4日

朝ごはんやおやつなどにも最適なヨーグルトだが、食べ過ぎについて気になった経験はないだろうか。そこで今回は、ヨーグルトを食べ過ぎたときの身体への影響について紹介したい。食べ過ぎにならない量や適量食べることのメリットも解説しているので、ヨーグルト好きな方はぜひ参考にしてほしい。

  

1. ヨーグルトの食べ過ぎによる影響

ヨーグルト
まずは、ヨーグルトを食べ過ぎたときの影響について見てみよう。

栄養の偏り

ヨーグルトだけをたくさん食べ過ぎると、栄養に偏りが出る場合がある。ヨーグルトにはビタミンDやCがほとんど含まれておらず、不足してしまう可能性が高い。(※1)ビタミンDが不足すると骨軟化症や骨の成長障害が起こってしまうのだ。骨粗しょう症や骨折のリスクも高くなるとされている。(※2)また、ビタミンCは不足すると壊血病・皮下出血・骨形成不全・貧血などを引き起こす可能性がある。(※3)ヨーグルトのみで栄養を摂取するのは難しいため、いろいろな食材を組み合わせながらバランスよく食べることが大切だ。

癌のリスク

ヨーグルトには100gあたり120mgのカルシウムと、1.83gの飽和脂肪酸が含まれている。(※1)カルシウムや飽和脂肪酸の摂りすぎは前立腺がんのリスクをやや上げるとされており、食べ過ぎには注意が必要だ。(※4)カルシウムには骨や歯を丈夫にする働きもあるので、過剰にならないように適量を摂取しよう。(※5)

2. ヨーグルトの食べ過ぎにならない量

ヨーグルト
ヨーグルトの食べ過ぎによる影響が分かったところで、次は食べ過ぎにならないための適量について見てみよう。

一日の摂取量

一日のカルシウム摂取推奨量を見てみると18~29歳の男性では800mg、18~74歳の女性では650mgに設定されている。すべてを乳製品から摂取するのではなく、ヨーグルトであれば一日あたり200g程度が適量である。ヨーグルトだけを摂取せず、牛乳やチーズなどさまざまな乳製品を組み合わせながらバランスよく摂取するのがおすすめだ。(※6)ヨーグルトなら100gあたり120mgのカルシウムが含まれているため、200gを食べれば240mgのカルシウムが摂取できる計算になる。(※1)

3. ヨーグルトを食べ過ぎずにとるメリット

ヨーグルト
次に、ヨーグルトを適量食べるメリットを見てみよう。

栄養と効能

ヨーグルトには乳酸菌の一種であるビフィズス菌が含まれており、腸内菌のバランスを整えて便通の改善をする効果が期待できる。また、がん予防や免疫機能の向上、コレステロールの低下などといった働きもある。(※7)また、ヨーグルトに含まれるカルシウムには丈夫な骨や歯を作る効果が期待できる。(※5)ヨーグルトに含まれるカルシウムには骨粗鬆症・高血圧・大腸がんなどを予防する効果があるとの報告もある。(※4)

乳糖不耐症について

乳糖不耐症とは牛乳に含まれる乳糖の分解酵素活性が低下し、牛乳を飲むとお腹の張りや下痢などが出てしまう人を指す。ヨーグルトも牛乳から作られているものではあるが、乳糖不耐症の人でも症状が出にくいとされている。そのため、牛乳の代わりに栄養を摂取したい人にもおすすめだ。(※8)

結論

ヨーグルトにはカルシウムなどの栄養が豊富に含まれる一方で、ビタミンCやビタミンDはほとんど含まれていないことが分かった。適量であればさまざまな効果があるヨーグルトも、食べ過ぎると栄養の偏りやカルシウムの過剰摂取が起こってしまう。ヨーグルトが好きな人は、ぜひ本記事を参考に適量を楽しんでみてはいかがだろうか。

(参考文献)

※1参照:文部科学省「乳類/<牛乳及び乳製品>/(発酵乳・乳酸菌飲料)/ヨーグルト/全脂」
※2※3※6参照:健康長寿ネット
※4参照:国立がん研究センター「乳製品、飽和脂肪酸、カルシウム摂取量と前立腺がんとの関連について」
※5※8参照:農林水産省
※7参照:厚生労働省「乳酸菌(にゅうさんきん)」
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  • 更新日:

    2022年10月 4日

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