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- ※1出典:株式会社良品計画「【みんなみの里】緑よりもほのかに甘い「紫ブロッコリー」」 https://www.muji.com/jp/ja/shop/046602/articles/syoku-dayori/toretate/433851
1. 紫っぽいブロッコリーは問題なく食べられる

緑色のブロッコリーばかり見慣れていると、紫だと食べられるのだろうかと不安に思う人もいるだろう。ではなぜ緑色ではなく紫になるのだろうか。ここでは紫に変色する原因や紫ブロッコリーの味の特徴を紹介しよう。
紫色になるのはアントシアニンが原因
緑色が定番のブロッコリーだが、なぜ紫に変色するのだろうか。それはブロッコリーが寒さの影響で生じた色素のアントシアニンが原因であり、食べても問題はない(※1)。
紫に変色したブロッコリーは甘みが強い
紫に色変わりしたブロッコリーの味は緑色のブロッコリーよりも甘みが強い。それは寒さに耐えたぶん、糖分が出ているからだ(※1)。
茎が紫のブロッコリーも問題なし
茎に穴が空いていて、緑ではなく紫がかっているブロッコリーを見かけると、食べて大丈夫なのかと思う人もいるだろう。茎が紫がかったブロッコリーは美味しいサインであり、味わうのに問題はない。
2. 紫色のブロッコリーの選び方

次に紫色のブロッコリーの選び方を紹介しよう。
紫色のブロッコリーは冬のみ選ぶ
先述したようにブロッコリーは寒さで紫色になるため冬のみ選ぶべきだろう。それ以外の時期のブロッコリー選びのポイントは、黒ずんでいるのは傷んでいる可能性がある。また、大ぶりなブロッコリーほど熟度が高いうえ、やわらかで甘みが強い。
つぼみが閉じているものを選ぶ
ブロッコリー選びのポイントのひとつが蕾が密集しており、硬く引き締まったものがおすすめだ。また、花蕾の形がこんもりと中央が盛り上がっているブロッコリーを選ぶとよい。
茎や葉を見て選ぶ
ブロッコリーは茎に空洞がないほうが新鮮だ。葉は色が濃くしおれていないものを選ぶこと。
3. 紫ブロッコリーは茹でると緑に変わる

先述したように紫のブロッコリーは茹でると緑に変わる。では紫に変色するのを防ぐ方法はないのだろうか。
緑への変色を防ぐ茹で方
紫ブロッコリーを緑へ変色するのを防ぐ方法は、茹でるときにレモン汁や酢を加えること。また、加熱時間を短くすると少しは防げるようだ。ただし完全に紫色を残すのはむずかしいだろう。
4. 紫ブロッコリーの美味しい食べ方

最後に紫ブロッコリーの美味しい食べ方を紹介しよう。
紫ブロッコリーと芽キャベツのサラダ
紫ブロッコリーのおすすめの食べ方のひとつが、芽キャベツとあわせるサラダだ。作り方は材料をサッと茹でてマヨネーズのような調味料で和えるだけでOK。彩りが美しく地味になりがちな食卓のテーブルにおすすめだ。プチトマトを添えると、より彩りが華やかになる。
紫ブロッコリーのブーケサラダ
パーティーメニューにおすすめのレシピが紫ブロッコリーのブーケサラダだ。ネーミング通り紫ブロッコリーをサッと茹で、コーンやトマト、ハム、レタスと一緒に花束のように盛り付ければOK。一品あるだけでテーブルがパッと華やかになる。
紫ブロッコリーのスープ
紫ブロッコリーはスープで食べるのもありだ。紫ブロッコリーはトマトやベーコンなどと一緒にカットしてレンジで加熱し、スープに混ぜるだけの簡単レシピ。とくに食感を楽しみたいときにおすすめ。
結論
紫色のブロッコリーは食べることができるのか、なぜ緑が紫に変色するのか、選び方のポイントを紹介した。これまで紫色のブロッコリーを見たことがないという人もいるだろう。気になる人は、とくに冬の時期に野菜売り場でチェックしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)