このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ヨーグルト

『ヨーグルトと納豆』を一緒に食べるとどんな効果が生まれるか知ってる?驚愕の健康効果と美味しく食べる方法とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月 7日

ほどよい酸味があり滑らかな舌触りのヨーグルト。朝食に取り入れている方も多いだろう。ヨーグルトは赤ちゃんの離乳食レシピでも紹介されているほど、小さい子どもから高齢の方まで食べやすい食材だ。そんな万人に愛されるヨーグルトだが、実は栄養面で食べ合わせにふさわしい食材と、そうでない食材がある。今回は、ヨーグルトの食べ合わせについて解説し、おすすめの食材を紹介していく。

  

1. ヨーグルトと食べ合わせがよい食材

ヨーグルト
スーパーに行くと、ヨーグルトの種類の多さに驚く方もいるだろう。プレーンヨーグルトをはじめ、イチゴやブルーベリーなどといったベリー系の果物や、りんごやアロエなどがあらかじめブレンドされている商品もある。
これらの市販のヨーグルトのラインナップから、ヨーグルトに合い美味しく味わえる食材はイメージが湧きやすいだろう。しかし、ヨーグルトと食べ合わせがよく、さらに栄養効果も期待できる食材となると、なかなか思い浮かばないのではないだろうか。実は、ヨーグルトと食べ合わせがよい食材には共通点がある。栄養面にも焦点をあてて詳しく解説していこう。

食物繊維が豊富な食材

まずは、ヨーグルト自体の栄養素を確認しておこう。ヨーグルトは牛乳と同様にカルシウムが豊富だ。カルシウムは骨や歯を形成し、血液を凝固する作用をもち、出血の抑制をする働きがある。(※1)さらに、乳酸菌にも注目したい。乳酸菌は発酵によって乳酸を作る微生物の総称であり、善玉菌とも呼ばれている。ヨーグルトのビフィズス菌も乳酸菌に含まれ、悪玉菌の繁殖を抑制して腸内環境を整える働きを担っている。(※2)
このヨーグルトに含まれる乳酸菌と食べ合わせがよい食材が、食物繊維を含むバナナ。バナナとヨーグルトを一緒に摂取することで、便秘の解消に期待がもてる。(※3)
また、意外かもしれないが、納豆とヨーグルトの食べ合わせも試してほしい。納豆には納豆菌、ヨーグルトには乳酸菌といったプロバイオティクスが含まれている。プロバイオティクスとは、生きたまま腸に到達できる効果的な微生物のことである。(※2)納豆菌や乳酸菌は、プロバイオティクスとして腸内環境を良好にし、健康増進に役立つという報告がなされているのだ。(※4)
そんな納豆とヨーグルトの美味しい食べ方も紹介しておこう。納豆と水切りヨーグルトを混ぜ、納豆に付属するタレも入れる。お好みでブラックペッパーを散らすと、さらに美味しくいただけるだろう。
そのほか、ヨーグルトとの食べ合わせがよい食材で意外なものとして、コーヒーやキムチなどが挙げられる。

オリゴ糖が豊富な食材

ヨーグルトはオリゴ糖との食べ合わせもよい。オリゴ糖は整腸作用や腸内にいる善玉菌を増やす働きがある。(※5)このオリゴ糖を含む食材として、はちみつが挙げられる。はちみつはプレーンヨーグルトに甘みを加えるのにもちょうどよい。さらに、砂糖と比べて血糖値が上がりにくい特性があるため、ダイエットをしている方にもおすすめだ。
オリゴ糖はバナナやりんごなどのフルーツにも含まれており、ヨーグルトとの食べ合わせに適している。前述した通り、バナナは食物繊維も豊富な食材だ。ヨーグルトとの食べ合わせがバツグンな食材として、積極的に取り入れてほしい。
また、きな粉もヨーグルトとの食べ合わせがバツグン。きな粉は、オリゴ糖と食物繊維の両方を含んだ栄養豊富な食材だ。ヨーグルトにきな粉をまぶして食べると、まろやかな味わいになる。ヨーグルトの酸味が苦手だという方は、ぜひきな粉を食べ合わせてみてほしい。

2. ヨーグルトと食べ合わせが悪い食材

お菓子
一方で、ヨーグルトと食べ合わせが悪い食材もある。普段、何気なくヨーグルトと食べ合わせている食材が、実は栄養面で好ましくないかもしれない。詳しく見ていこう。

リンが多い食材

ヨーグルトとの食べ合わせが悪いのは、リンを含む食材だ。リンは骨や歯をつくるために必要不可欠なミネラルの一種である。(※6)しかし、摂取しすぎるとカルシウムの吸収を阻害する恐れもあるので、注意が必要だ。リンは多くの加工食品に含まれているため、意識しなくても多くを摂取している可能性もあるのだ。
たとえば、スナック菓子。スナック菓子とヨーグルトとの食べ合わせは、とくに子どもがおやつとして食べる機会が想定される。カルシウムは子どもの成長に大切な栄養素なので、ヨーグルトとスナック菓子の食べ合わせには注意したい。また、牡蠣などの魚介類や卵にも含まれている。食事にヨーグルトを取り入れる際は、食べ合わせも意識してほしい。

3. ヨーグルトの食べ合わせと料理

ヨーグルト
ここまで、ヨーグルトと食べ合わせのよい食材、悪い食材について解説してきた。単にヨーグルトと混ぜて食べても美味しくいただけるが、工夫して調理すればより楽しめるだろう。
ヨーグルトはブルガリアが発祥だという説が有力だ。日本では甘みを足して食べる機会が多く、どちらかといえばデザート感覚で食べるヨーグルトだが、ブルガリアでは食事に取り入れる機会が多い。早速、ブルガリアのヨーグルト料理を紹介していこう。

ブルガリア料理

・タラトル

キュウリとヨーグルトの冷製スープ。ニンニクも入り、夏の健康維持にも最適なスープだ。キュウリは身体を冷やす性質があるため、ヨーグルトと食べ合わせるときは、暑い夏に火照った身体を冷やしたいという目的で、食事に取り入れるとよいだろう。

・ムサカ

ヨーグルトをホワイトソース感覚で使ったオーブン料理だ。玉ネギとひき肉を炒め、ニンジンやジャガイモ、トマトを加えたら軽く煮込む。耐熱容器に入れ、ヨーグルトと卵、小麦粉を混ぜ合わせたものを上にかけてオーブンで焼く。
ヨーグルトはソースとして使用しても、食材との食べ合わせがよい。グラタンなどのホワイトソースが重たいと感じる方は、ムサカのようなヨーグルトソースにすると、さっぱりして食べやすいだろう。

結論

ヨーグルトは手軽に摂取できる食材だ。好きな食材を組み合わせ、すでに美味しく食べている方もいるだろう。さらに今回ご紹介した食べ合わせのよい食材、悪い食材を意識してヨーグルトを摂取すれば、栄養面のアップにもつながる。食べ合わせを意識しながら、ヨーグルトを効果的に食べてほしい。

(参考文献)

※1
| e-ヘルスネット(厚生労働省)
※4
味噌汁、ヨーグルト、納豆の摂取頻度と早期早産のなりにくさ(エコチル調査より)|エコチル調査でわかったこと|エコチル調査 富山ユニットセンター
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年10月 7日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧