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玉ねぎ

『玉ねぎと豚肉』を一緒に食べるとどんな効果があるか知ってる?意外と知らない「驚愕の健康効果」とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月12日

玉ねぎはきわめて用途が広い野菜である。ほぼ毎日玉ねぎを食べている家庭も多いことだろう。玉ねぎと食べ合わせが良い食材には、どんなものがあるだろうか。玉ねぎと食べ合わせの良い肉や野菜を使って、美味しく効率よく栄養を摂取することができる。本記事では、玉ねぎの食べ合わせについて紹介する。

  

1. 玉ねぎと食べ合わせが良い肉類

玉ねぎ
玉ねぎは相性が悪い食材を見つけるほうが難しいほど、日常的によく使う野菜である。野菜嫌いがいる家庭でも、玉ねぎならば肉料理に入れて食べられるケースが多い。玉ねぎを使った肉料理にはどんなものがあるのだろうか。

玉ねぎと食べ合わせが良い肉類

タマネギの刺激的な風味は、玉ねぎに含まれる二硫化プロピルアリルと硫化アリルによって生まれる。これらの物質は生の状態では辛味を持っているが、加熱すると甘く変わる性質がある。この性質を利用して、玉ねぎは肉の煮込み料理によく使用される。日本ならばカレーがその代表例である。(※1)シチューやスープに肉を入れた場合も、加熱した玉ねぎがほどよい甘さを出してくれるのである。夏バテしやすい時期ならば、ビタミンB群を含む豚肉とタマネギを合わせた料理がおススメである。(※2)体内でエネルギー産生するためにビタミンB1の摂取量は大きなカギとなる。(※3)つまり疲労回復のためには、ビタミンB1は大事な栄養素となるため(※4)、豚肉と玉ねぎを使う生姜焼きはぜひ夏のメニューに加えてほしい。

2. 玉ねぎと食べ合わせが良い魚介類

玉ねぎ
加熱すると甘くなる玉ねぎであるが、本来玉ねぎが持つ辛味は魚介類の臭み消しの役割も果たしてきた。玉ねぎと食べ合わせがよい魚介類にはどんなものがあるのだろうか。

魚介類のおすすめ

臭み消しとしての玉ねぎや、タタキや刺身、カルパッチョに利用されることが多い。玉ねぎと刺身の組み合わせは、醤油ともオリーブオイルとも相性がよく、和風でも洋風でも楽しめるだろう。たとえば、マグロの刺し身と玉ねぎを合わせてみる。マグロは、良質なタンパク質と不飽和脂肪酸に恵まれている。(※5)不飽和脂肪酸には、生活習慣病を予防するさまざまな効能があることが報告されている。(※6)認知症を抑制するDHAや血圧の上昇を抑えるEPAなど、注目すべき働きが多い。(※6)玉ねぎもこうした魚類と一緒に食べると、臭み対策になるだけではなく、健康に大いに寄与してくれるのである。

3. 玉ねぎと食べ合わせが良い野菜類と海藻類

玉ねぎ
たまねぎと食べ合わせがよい食材は、海藻や野菜にも存在する。それぞれと組み合わせることで、どんな効能が得られるのだろうか。

野菜や海藻のおすすめ

玉ねぎには、ビタミンCやカルシウムが含まれている。(※7)たとえばミネラル類を摂取したい場合は、玉ねぎとわかめの味噌汁を食べるという手がある。わかめには、カルシウム、リン、マグネシウムといったミネラル類が豊富に含まれているほか、葉酸などの重要な栄養素も含んでいる。(※8)気軽に味噌汁で摂取できるのは嬉しい。玉ねぎと食べたい野菜には、トマトがあげられる。トマトには、食欲を刺激してくれるクエン酸、抗酸化作用を持つリコペンやβ-カロテンが含まれている。(※9)トマトが美味しくなる夏(※9)、玉ねぎの辛味とともにそのみずみずしさを楽しみたいものである。

4. 玉ねぎの注目したい栄養素

玉ねぎ
玉ねぎには、ビタミンCやカルシウムが含まれていることは、前述したとおりである。さらに近年注目されている玉ねぎの栄養のひとつに、ケルセチンがある。玉ねぎに含まれるケルセチンとはどんな効能があるのか。昨今の研究結果を見てみよう。

ケルセチン

農林水産省はケルセチンが持つ効能に注目し、ケルセチンを多く含有する玉ねぎの消費を増やすことが、現代人の生活習慣から発生する病気予防に有効としている。(※10)ケルセチンはフラボノイドの一種であり、高血圧をはじめ動脈硬化などを予防する働きはすでに認められている。(※11)農林水産省ではさらに、ドライアイや脂肪肝、認知症といった多岐にわたる病気とケルセチンの関連を研究しており、玉ねぎの摂取を推進するための料理なども公表している。(※10)玉ねぎが持つケルセチンのパワーは、今後も解明される可能性が高い。

結論

玉ねぎは洋食には欠かせない野菜であり、日本でも消費が多い食材である。玉ねぎと食べ合わせの食材も数え切れないほどあり、家族構成や健康状態、季節に合わせた献立に活用できる。ビタミンやミネラルのほかにも、近年注目される栄養素ケルセチンを多く含む玉ねぎは、さまざまな形で摂取したいものである。

(参考文献)

※出典1:小学館日本大百科全書(タマネギ)
https://japanknowledge.com/contents/nipponica/
※出典2※出典5※出典7※出典8:文部科学省
https://fooddb.mext.go.jp/
※出典3:独立行政法人日本スポーツ振興センター「豚肉の生姜焼き」
※出典4:厚生労働省「楽食だより」P.1
※出典6出典9:農林水産省
※出典10:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構「The 玉ねぎ料理」P.2?
※出典11:株式会社小学館
デジタル大辞泉(ケルセチン)
https://kotobank.jp/dictionary/daijisen/
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  • 更新日:

    2022年10月12日

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