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オリーブオイル

オリーブオイルの摂りすぎは太るだけじゃなく「あの臓器」にダメージ!?驚くべき身体への影響とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年10月14日

身体にいいといわれているオリーブオイル。スーパーで簡単に入手することができるため、家に常備している方も多いのではないだろうか。ところがオリーブオイルの種類や摂取量によっては身体に悪い影響があるという。今回はオリーブオイルの種類や適正量、摂りすぎた場合の影響について解説するので参考にしてほしい。

  

1. オリーブオイルの摂りすぎによる影響

アヒージョ
ここではオリーブオイルを摂りすぎるとどのような影響があるのか紹介しよう。

過剰摂取による影響

オリーブオイルがいくら身体にいいといっても、油であるという事実は変えられない。当然脂質もカロリーも高い。摂りすぎることで太るだけでなく胃に気持ち悪い症状が表れることもあるだろう。
オリーブオイルのカロリーは100g当たり894kcal(※1)。1日のオリーブオイル摂取目安量は大さじ2杯(30g)といわれている。大さじ2杯にカロリーを換算すると268.2kcalとなり、かなりの高カロリーであることが分かるだろう。オリーブオイルで健康効果を発揮するためには摂りすぎないことが大切だ。
ちなみに私たちに馴染み深いサラダ油(なたね油)のカロリーは100g当たりで887kcalあり、オリーブオイルと同じくらいのカロリーがある。(※2)
胃腸不良や肥満を引き起こさないようにオリーブオイルを含めた油の摂りすぎには注意しよう。

2. オリーブオイルの適正量と機能性

オリーブオイル
油脂としてオリーブオイルを使用する地中海地方に住む人々は平均寿命が長く、心臓病による死亡率が世界一低いと報告されている。ここではオリーブオイルでどんな健康効果を得ることができるのか、またその適正量について解説する。

質のよいものを少量

オリーブオイルの効果を得るためには精製されていない質のよいものを生で少量摂りいれることが重要だ。加熱してしまうと栄養素が損なわれる可能性があるため、サラダや豆腐などそのまま料理に使用する方がよいだろう。
アヒージョは手軽に作れておつまみとしても人気があるが、加熱調理でかつオリーブオイルを摂りすぎてしまう。アヒージョはたまに食べる程度にとどめておこう。

主な健康効果について

オリーブオイルに含まれる不飽和脂肪酸のオレイン酸には循環器系の疾患予防に効果がある。またオレイン酸は腸内環境を整える成分であることから、便秘解消にも効果的。(※3)ただしオリーブオイルの摂りすぎは、人によって下痢を引き起こしてしまうため適正量を守ることが大切だ。おならばかり出て排便がないなど、便秘に悩む方はぜひオリーブオイルを試してほしい。
そのほかオリーブオイルには肌に塗ることで得られる効果もある。オリーブオイルを直接皮膚に塗ることで乾燥を抑制し、肌に弾力をもたらしたことが実験で明らかとなったのだ。(※4)
オリーブオイルは摂りすぎにさえ注意すれば、食べても塗っても嬉しい効果を発揮する、いいこと尽くしの油といえるだろう。

3. オリーブオイルの種類や選び方

オリーブオイル
オリーブオイルはバージンオイル、ピュアオリーブオイルの大きく2つに分類される。バージンオイルは100%オリーブの果実を絞ってろ過した混じり気のない油。不飽和脂肪酸やポリフェノールなどの健康によいとされる成分が含まれた、いわゆる本物のオリーブオイルだ。「エキストラバージンオリーブオイル」と「バージンオリーブオイル」のみがオリーブを絞って作られる高品質のオリーブオイル。
中にはオリーブオイルの偽物が存在しているため、オリーブオイルを選ぶ際はしっかり確認してほしい。
確かな品質のオリーブオイルを選び、摂りすぎに注意すれば健康効果が見込めるだろう。

グレードと選び方

日本にはエキストラバージンオリーブオイルの明確な基準がないため、オリーブオイルを選ぶ際には国際基準を参考に、酸度0.8%以下となっているものを選ぼう。一般的には一番グレードの高い「エキストラバージンオリーブオイル」のみがこれに相当する。グレードとしては、「エキストラバージンオリーブオイル」に次いで「バージンオリーブオイル」の品質がいいが、酸度2g以下という基準で定義されているため、生で取り入れる際には「エキストラバージンオリーブオイル」を選んだほうがよいだろう。
安価で購入できるピュアオリーブオイル、サンサオリーブオイルは不純物が含まれておりオリーブオイルとしてのグレードも低い。とくにピュアオリーブオイルは酸化が早く、酸化したオリーブオイルからは有害物質が発生する。オリーブオイルのメリットは享受できないため、料理で使う際には摂りすぎないように注意してほしい。

結論

本物のオリーブオイルは価格も高く、一般的なスーパーでは入手しづらいかもしれない。しかし摂りいれるだけで健康効果や美肌効果が見込めるのであれば、これまで選んできたオリーブオイルを見直すきっかけになるのではないだろうか。ただし、どんなに品質のよいオリーブオイルも健康被害が生じないよう摂りすぎには注意してほしい。
(参考文献)
※出典1※出典2:文部科学省
https://fooddb.mext.go.jp/
※出典3:公益財団法人長寿科学振興財団
便秘予防の食事レシピ | 健康長寿ネット
※出典4:香川県産業技術センター
研究報告 ISSN13465236  8号 p. 86-88オリーブオイルの肌の物理性に対する効果
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  • 更新日:

    2022年10月14日

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