白滝でダイエット料理！満足できるメニューや調理法を紹介

ツルツルとした食感が楽しい白滝。その特徴のひとつが、カロリーが低いことだ。料理で味わうなら、とくに和え物やすき焼きのような鍋料理に適している。ここではダイエットにおすすめの白滝のカロリーや含まれる栄養成分、食べることで期待できる健康効果を紹介しよう。

白滝のカロリーは100gあたりで7kcalだ（※1）。ダイエット中の人にとってはうれしい、低カロリーの食材といえるだろう。ダイエットに取り組んでいる人は、一日の摂取カロリーをオーバーしたくないと気にすることもあるのでは？一日に必要なエネルギー量は性別や年齢、身体活動量によって異なるが、活動量の少ない成人男性は2,200kcalにプラス・マイナス200kcalほどが目安だ（※2）。ちなみに白滝は、こんにゃくがかたまる前のものを細い穴に通しながら茹でて、糸のように細いヒモにしたものだ。別名は糸こんにゃくだが、見た目が白糸の滝のようで、白滝とも呼ばれている。

白滝に含まれるおもな栄養成分のひとつが食物繊維だ（※1）。食物繊維は小腸で消化・吸収されず、大腸まで達する成分だ。摂取することで期待できる健康効果は便秘予防や血糖値上昇の抑制など、さまざまな生理機能が明らかになっている。食物繊維は近年で多くの日本人が不足している成分なので、積極的に意識して摂取すべきだろう。ちなみに目標とすべき摂取量は、18～64歳の男性で21g以上だ（※3）。

ここでは白滝のダイエットメニューを紹介しよう。低カロリーな白滝でも、十分に満足できるレシピを紹介する。

白滝を使うメニューはアクアパッツァや麺類、パスタ、副菜など、バラエティ豊かだ。とくにダイエット中の人は、スパゲティや中華麺のような麺類と置き換えることがおすすめだ。

【白滝の棒棒鶏サラダ麺】

白滝を使うおすすめのダイエットメニューのひとつが、棒棒鶏サラダ麺だ。とくに暑い夏に食べるのにピッタリの一品である。中華麺を白滝に代えるため、糖質オフできるのがうれしいポイント。ボリュームがあるのにカロリーは1人分で236kcalだ（※4）。

【白滝のたらこパスタ】

主食としても活躍する白滝のたらこパスタは、1人分でカロリー181kcalと、食べごたえもありつつ低カロリーな一品だ（※5）。白滝のみならず、えのきだけを加えて作ると、異なる食感を楽しめるのでおすすめである。美味しく仕上げるコツは白滝とえのきだけを茹でたら、しっかりと水気をきることだ。

【白滝入りアクアパッツァ】

白滝というと真っ白で見た目が地味なイメージだが、ズッキーニやミニトマトと一緒にアクアパッツァにすると華やかな一品に仕上がる。白滝は小さく結んで加えると見た目も食べごたえもよくなる。カロリーは1人分で215kcalと、メイン料理にしてはカロリー控え目だ（※6）。

【マーボー白滝】

白滝を使うおすすめのダイエットメニューのひとつが、マーボー白滝だ。白滝をから炒りしてから調理するので、味がしっかりとしみて美味しい。食べごたえがありながら、1人分のカロリーは202kcalだ（※7）。

最後に白滝を使うときのポイントを紹介しよう。

白滝のようなこんにゃくを調理するときに、においが気になるという人もいるだろう。白滝は下処理してから調理するのがおすすめだ。方法は簡単で白滝の水気をきり、塩を少量ふりかけてもむ。あとは湯を沸かした鍋に白滝を入れ、3～5分くらい茹でて冷水にさらして洗えばよい。ガスを使いたくないときは電子レンジで下処理するのもありだ。方法は先述した方法で洗った白滝を耐熱容器に入れ、ひたるくらいの水を加える。あとは白滝200gに対して500Wで5分ほど加熱し、水気をきる。から炒りもおすすめの下処理方法だ。やり方は水気をきってフライパンに入れ、油をひかずに水分を飛ばせばよい。

白滝の特徴と、ダイエットに取り入れるのにおすすめのメニューを紹介した。ダイエットに白滝を取り入れたいけど何を作るか迷っているという人は、今回紹介したサラダ麺やたらこパスタ、アクアパッツァ、マーボー白滝のような料理で味わってみてはいかがだろうか。

（参考文献）