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ほうれん草

ほうれん草の食べ過ぎによる影響!適正量やメリットを解説

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年10月27日

お浸しや炒めもの、味噌汁など幅広い料理に使われているほうれん草。そんなほうれん草を食べ過ぎてしまうと、身体にさまざまな影響を及ぼす。本記事では、ほうれん草の食べ過ぎによる影響や適量を食べるメリットについて紹介する。

  

1. ほうれん草の食べ過ぎによる影響

ベビーほうれん草
ほうれん草を食べ過ぎると消化不良や結石症になる恐れがある。それらの食べ過ぎによる影響を詳しくみてみよう。

消化不良

ほうれん草は食物繊維を豊富に含んでいる。(※1)しかし食物繊維は過剰に摂取してしまうと消化不良を起こすことがあるのだ。食物繊維の一日の適量は20~25gになる。(※2)ほうれん草100gあたりの食物繊維量は2.8gなので、小鉢1皿ほどなら消化不良の心配はなく、安心して食べることができるだろう。

結石症になる可能性

ほうれん草には、シュウ酸が含まれており、過剰に摂取すると結石症になる恐れがある。また、一度結石症になったことがある人は、シュウ酸を過剰摂取すると再発することもあるといわれている。シュウ酸はカルシウムと一緒に摂取すると腸管での吸収を防ぐことができる。小鉢1皿ほどのほうれん草を食べる分には問題ないが、気になる人は小魚などのカルシウムを含む食品と一緒に摂取するとよい。ほうれん草を食べる際は、食べ過ぎによる結石症にならないように注意しよう。(※3)

2. ほうれん草の食べ過ぎにならない量

ほうれん草
ほうれん草は食べ過ぎなければ、さまざまなメリットがある野菜だ。そんなほうれん草の食べ過ぎにならない一日の摂取量の目安をチェックしてみよう。

一日の摂取量

ほうれん草はカロテンを多く含む緑黄色野菜の一種だ。(※4)緑黄色野菜と淡色野菜の一日の摂取量の目安は350gになる。健康日本21によると、成人1日あたり緑黄色野菜を120g、その他の野菜を230gを摂取するのが理想的といわれている。(※5)

3. ほうれん草を食べ過ぎずに適量をとるメリット

ほうれん草のおひたし
ほうれん草は食べ過ぎずに適量をとれば、さまざまなメリットを得ることができる。ほうれん草の持つ栄養と機能性について紹介しよう。

栄養と機能性

ほうれん草は、鉄分やカロテンや葉酸などのビタミン類、食物繊維などが豊富に含まれている。鉄分は不足してしまうと、貧血の原因になり、ビタミンB12や葉酸と一緒に摂ると赤血球の合成に役立つ。(※6)さらに食物繊維は適量を摂取する分には、便秘解消のほか、血糖値の上昇をおさえたり、血圧を正常に保つなど生活習慣病の予防効果も期待できる。(※7)このようにほうれん草はさまざまな栄養と機能性を兼ね備えた野菜なので、食べ過ぎないように適量を守りながら、上手に食事に取り入れてみてもらいたい。

結論

ほうれん草は、食べ過ぎると消化不良を起こしたり、シュウ酸の過剰摂取になってしまうことがある。しかし、適量を守って食べる分には、さまざまな栄養効果が期待できる野菜だ。ほうれん草は鉄分やカロテン、葉酸などいろいろな栄養素を豊富に含む野菜なので、食べ過ぎずバランスよく食事に取り入れるのがいいだろう。。一日の適量を守って、ほうれん草の持つメリットを食事を通して得られるようにしたい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年10月27日

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