目次
- 生のウインナー1本(20g)...63.8kcal(※1)
- ボイルしたウインナー1本(20g)...65.6kcal(※2)
- 焼いたウインナー1本(20g)...69kcal(※3)
- ボンレスハム(100gあたり)...115kcal(※4)
- ばらベーコン(100gあたり)...400kcal(※5)
- フランクフルト(100gあたり)...295kcal(※6)
- (※1)〜(※6)文部科学省 https://fooddb.mext.go.jp/
1. ウインナーのカロリー量

ウインナーのカロリーを紹介する前に、まずはウインナーの定義やソーセージの違いについてみていこう。
ウインナーは正式名称を「ウインナーソーセージ」といい、JAS規格で「太さ20mm未満のもので羊の腸にミンチ肉を詰めたもの」と定められている。ちなみにウインナーとソーセージは同じ意味で使われることも多いが、正しくはミンチ状の肉を詰めたあらゆる加工品の総称がソーセージで、ウインナーはあくまでもソーセージの1種に分類される。
1本あたりのカロリー
お弁当や食事のおかずで人気のウインナーだが、1本あたりにどれくらいのカロリーがあるかご存じだろうか。
ウインナーはボイルしても焼いても美味しく食べられるが、調理法によりカロリーが異なる。
ちなみにウインナー1本あたりの大きさは各メーカーによって異なり、1本15~20gが一般的な大きさとなっている。今回は1本20gとして、調理法ごとのカロリーを比較してみよう。
このように、ウインナーは焼くよりもボイルしたほうがカロリーは低くなるため、ダイエット中は茹でて食べるようにしよう。
ほかの加工品との比較
ウインナー以外の加工品のカロリーはどうだろうか。
それぞれ同じソーセージに分類される加工品だが、比較するとカロリーにかなり差がある。ダイエット中に加工品を取り入れる際は、食べる前にカロリーの確認をしたほうがよいだろう。また、筋トレと合わせて取り入れる場合には、糖質、脂質の確認も忘れずに。
2. ウインナーのブランド別カロリー量

ウインナーは各メーカーからさまざまな種類が発売されている。ここでは、ブランド別のカロリーを確認しよう。
1パックあたりのカロリー
・香薫あらびきポーク
プリマハムから発売されている「香薫あらびきポーク」は、その名の通り香り高い風味が特徴。1パックあたり90gの商品で、カロリーは302kcalとなっている。
・赤ウインナー
伊藤ハムの「赤ウインナー」はお弁当の定番商品。1パックあたり53gの7本入りで、カロリーは171kcalとなっている。
・燻製屋熟成あらびきポークウインナー
丸大食品から発売されている「燻製屋熟成あらびきポークウインナー」は72時間以上長時間熟成させることで、肉の旨味を引き出したジューシーな味わいが特徴の商品。商品は1パック90g入りで、カロリーは297kcalとなっている。
・豊潤 あらびきウインナー
スモークの香りとジューシー感が特徴の日本ハム「豊潤 あらびきウインナー」は、1パック90g入りでカロリーは343kcal。
・シャウエッセン
同じく日本ハムの「シャウエッセン」はパリッとした歯ごたえが特徴的で、1パックに6本入りの商品。1パックに何g入っているかの記載はないが、商品情報から100gあたりのカロリーは325kcalとなっている。
ウインナーは1本あたりの重さがバラバラの商品が多いため、ダイエットで正確にカロリー計算をしたい場合は重さを計らなければならない。
3. ウインナーのカロリーを減らす方法

ウインナーは調理法によりカロリーカットができる。ここではダイエット中にウインナーを食べる際のポイントについてまとめた。
おすすめの調理法
前述したように、ウインナーはボイルしたほうがカロリーを抑えられるため、ダイエット中にはボイルでの調理が向いている。ボイルする際にはひと工夫を。ただボイルするのではなく、切り込みを入れたり斜めに切ったりしてから茹でることで、さらに余分な脂を落とすことができる。
ただし、どうしても焼いたウインナーが食べたい場合は、調理油を使わずに焼けるトースターやオーブンを使うとよいだろう。お持ちのトースターによって焼き加減は異なるが、ウインナーに切り込みを入れて焼くことでウインナーの油分が出て、カロリーカットにもつながる。
また、調理法とは少し異なるが、低カロリーで低糖質な皮なしウインナーもおすすめだ。たとえば日本ハムから発売されている「皮なしウイニー」は、1パックあたり80g入っていて188kcalほどなので、皮のあるタイプのウインナーと比べてカロリーをかなり抑えられる。
いずれにしても、食べる際はケチャップやマスタードのつけすぎにも注意しよう。
結論
ウインナーは低糖質で高たんぱくの食材であることから、ダイエット中にも問題なく食べられて筋トレでのボディメイクにも役立つ。ただし脂質量も豊富で高カロリーのため、食べすぎは禁物だ。1回の食事で2~3本までにしよう。また最近では糖質オフのウインナーもあるため、調理法や選ぶ商品を工夫しながらジューシーで美味しいウインナーをうまくダイエットに取り入れよう。
(参考文献)