目次
- ※1、2出典:カゴメ株式会社 https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/202105/11223/
1. きゅうりのあく抜きは必要?あく抜きする意味

きゅうりのあく抜きは不要だと思っている人も多い。きゅうりのあく抜きはどのような意味があるのだろうか。あく抜きをする意味を紹介しよう。
きゅうりには苦み成分のギ酸が含まれている
きゅうりは皮の下にギ酸と呼ばれる苦み成分が含まれている。これはきゅうりのあくだ。きゅうりはあく抜きを行うことで、苦み成分であるギ酸を抑えることができるので、苦味やえぐみを感じなくなる。(※1)
あく抜きで料理がおいしくなる
きゅうりはあく抜きをすることで、苦みやえぐみ、渋みなどを減らすことが可能だ。さらにあく抜きをすることで、味が染み込みやすくなるので、よりきゅうりを美味しく調理することができる。
2. 簡単すぎる!きゅうりのあく抜きのやり方

きゅうりのあく抜きは簡単にできる。簡単なやり方をみてみよう。
あく抜きのやり方1:ヘタを切ってくるくる
きゅうりのあく抜きは、両端のヘタを切ってから、端だけ持って切り口をくるくるこすり合わせるだけ。こすり合わせると、白い泡が出てくる。この白い泡はあくなので、洗い落とせば、あく抜きの完成だ。
あく抜きのやり方2:板ずり
きゅうりのあく抜きは板ずりでも可能。まな板にきゅうりを転がして塩もみをする板ずりは、転がすことで苦み成分を取りのぞくことができるのだ。
3. きゅうりのあく抜きの原理

きゅうりのあく抜きはなぜ切り口をこするだけでできるのだろうか?その根拠は、きゅうりの苦み成分の素であるギ酸は、維管束の中の液に集中しているからだ。この液を減らせば、あくを少なくすることができる。(※2)このような科学的根拠を知れば、きゅうりのあく抜きの方法が嘘でないことがわかるだろう。
結論
きゅうりはあく抜きを行うことで、苦みやえぐみを抑えられるのでよりきゅうりを美味しく味わうことができる。きゅうりのあく抜きは意外と簡単で、すぐに行うことができるので、きゅうりの苦みが気になる人はぜひ実践してみてもらいたい。