目次
1. 2日目やレトルトおでんのおすすめアレンジ3選

まずは、作った次の日のおでんやレトルトおでんのおすすめアレンジを紹介する。アレンジのコツも紹介しているので、気軽に挑戦してほしい。
1:おでんのカレーアレンジ
おでんアレンジで人気なのがカレーだ。カレーは子どもから大人まで万人受けするメニュー。このアレンジ法は、おでんの具材はそのままカレーの具として使え、手軽に作れるのが魅力である。
使う材料は、2日目のおでんやレトルトおでん・玉ねぎ・カレールーのほかに好みの野菜を追加してもよい。ポイントは、カレールーを入れる前に水でおでん出汁を薄めておくこと。市販のカレールーはそのままで味が完成しており、おでん出汁をそのまま使うとしょっぱくなるためである。ルーを入れる前に一度味見をすると、調整しやすいだろう。
2:おでんのチーズグラタン
おでんは、種の練り物をペンネ代わりにグラタンへもアレンジ可能だ。ポイントは、味のアクセントに味噌を入れること。グラタンに使うチーズと味噌は同じ発酵食品のため相性バツグン。おでんと同じ和のテイストを入れることで、味に統一感が出るのだ。トッピングにネギや海苔などを加えても美味しくなるので、試してみるとよいだろう。
3:おでん天ぷら
おでんの種が形よく残っているときにおすすめのアレンジが、天ぷらである。出汁を吸った柔らかい具材をサクッと揚げることで、異なる食感が楽しめる。残っている具材は、おでん出汁を吸って下味が付いているのでそのままでもよいが、レモン汁や柚子を絞って食べても美味しい。油で揚げる際は、油跳ねを避けるためにキッチンペーパーで具材の水分を取るのがポイントである。
2. 残ったおでんの出汁のアレンジ3選

具材の旨みがしみ出たおでん出汁もまた、さまざまな料理に活用できる。ここからは、おでんの出汁のみを使ったアレンジ法を見ていこう。
1:うどん
おでんの出汁は、うどんのつゆとして使える。鍋のシメでうどんが使われるように、旨みたっぷりの出汁にはうどんがよく合うのだ。作り方は、残ったおでんの出汁に好みの具材を入れて火を通し、うどんを投入するだけ。胃がもたれているときは具材を入れずに素うどんにしたり、ガッツリ食べたいときは天ぷらを添えたりと、身体の調子や気分で変えられるのも嬉しい。
2:炊き込みごはん
残ったおでん出汁は、そのまま炊き込みごはんにするのもおすすめだ。出汁だけでなく具材が余っていても、細かく切って一緒に炊き込めるアレンジ法である。余った具材のほかに、旬の具材を入れてもより旨みが増した炊き込みごはんになるだろう。
3:茶碗蒸し
一から作ると意外と工程の多い茶碗蒸しは、おでんの出汁を使うことで簡単に作ることができる。茶碗蒸しは使う出汁の量が多いので、おでんの残った出汁が一気に消費できるのも嬉しい。茶碗蒸しは出汁が主役の料理なので、おでんの旨みをより感じたい方におすすめのアレンジ法である。
3. マンネリ脱出!おでんの味付けアレンジ3選

最後に、おでんの味付けアレンジ法を紹介する。おでんは和風の味付けが一般的だが、頻繁に食べると飽きてくる方もいるだろう。いつもと少し違うおでんが食べたい、というときはぜひ参考にしてほしい。
1:鍋キューブでおでん
鍋キューブは、入れる個数で味の濃さや作量を自由に調整できる便利な鍋の素である。味は鶏出汁やあご出汁など種類が豊富。好みのキューブを使うことで、簡単にいつもと違ったおでんのアレンジが楽しめる。たとえおでんに入れる具材の種類が少なくても、多くの具材を入れたような深みのある出汁が味わえるのも嬉しい。
鍋キューブは1個1人前なので、違う種類を何個か用意して数種類のおでんを作ってもよいだろう。
2:韓国風のおでん
おでんは日本のものだけでなく、韓国でも親しまれているのをご存じだろうか。韓国のおでんは、具材を竹串に刺して魚介の出汁が効いた辛みのあるスープで食べるのが一般的。家庭で作る際は具材にトッポギを入れると、より韓国風になるのでおすすめだ。
出汁は、韓国料理によく使われるダシダ・しょうゆ・塩のみ。唐辛子を入れるのが韓国おでんの定番だが、辛みが苦手な方は唐辛子を抜いて作るとよいだろう。
3:味噌煮込みおでん
名古屋の味噌煮込みおでんは、名物の八丁味噌をベースに使った甘めのこってりとした出汁が特徴だ。おでんが余っても、モツ煮込みや味噌カツのソースなど、さまざまなアレンジが楽しめる。和風出汁のおでんよりも味が濃いので、酒の肴やごはんのお供としても最適な味付けである。
結論
2日目のおでんや、レトルトおでんのアレンジ法を紹介した。家族みんなでつつけるおでんは、楽しく食べられて簡単に作れる料理である。ここで紹介したアレンジ法を活用すれば、たくさん残って悩むこともなくなるだろう。また、アレンジ法に加え、味付けのバリエーションも豊かなのもおでんの魅力。これからおでんを作る際は、あえて多めに作ってみてはいかがだろうか。