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ゴーヤ

ゴーヤを食べ過ぎるとどうなる?身体への影響や適正量を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年11月 7日

今回はゴーヤの食べ過ぎによって身体にどう影響するのかを解説しよう。施設栽培があり通念を通して味わえる夏野菜として人気のゴーヤだが、食べ過ぎると身体にどういった影響を及ぼすのだろうか。ゴーヤを食べ過ぎず、適量食べて期待できる効果もあわせて紹介しよう。

  

1. ゴーヤの食べ過ぎによる影響

ゴーヤ
夏の暑さ対策のため、緑のカーテンとして栽培することがあるゴーヤだが、独特の苦みが特徴のひとつだ。ゴーヤを身体によさそうな食べ物というイメージを持っている人もいるだろう。ゴーヤチャンプルーのような炒め物で食べることの多いゴーヤだが、食べ過ぎると身体にどういった影響を及ぼすのだろうか。

腹痛や下痢になる

ゴーヤに含まれる苦み成分のモモルデシンは、胃腸の粘膜を保護し胃液の分泌を促進する働きがある。また、胃の働きを活発にさせる働きがあるため、食欲増進につながり、夏バテの防止や疲労回復に効果的だ(※1)。さらに、コレステロールと血糖値を低下させる働きがあることが近年わかっている。ただし、モモルデシンを過剰摂取すると胃液が過剰に分泌され、結果的に胃痛につながる(※2)。

2. ゴーヤの食べ過ぎにならない量

ゴーヤ
ここではゴーヤの食べ過ぎにならない量を紹介しよう。

一日の摂取量

ゴーヤの一日の適量の目安は100g(1/2本)だ。農林水産省の食事バランスガイドによると、野菜が主材料の料理を副菜とし、一日あたりの副菜の目安量は、5~6SV(サービング)」である。重さでいうと、1SVが70gなので350~420gだ(※3、4)。ビタミンCが豊富に含まれるゴーヤだが、β-カロテンが少なめでゴーヤのみ食べるのは栄養バランスが偏ってしまう(※5)。ゴーヤだけではなく、ほかの野菜から足りない栄養素を摂取するとよい。

3. ゴーヤを食べ過ぎずに適量食べる効果

ゴーヤ
最後にゴーヤを食べ過ぎずに適量食べる効果を紹介しよう。

成分と効果

ゴーヤに含まれる栄養成分と摂取することで期待できる効果を解説する。
カリウム
ゴーヤに含まれる栄養成分のひとつがカリウムで、100g中に260mg含まれている(※5)。健康効果は、体内のナトリウムを排泄する効果が期待できる(※2)。
ビタミンC
ゴーヤに含まれる主な栄養成分のひとつがビタミンCだ。ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートし、風邪とストレスに対する免疫機能の向上がおもな働きだ(※2)。ほかにもシミとシワを改善する働きがあり、透明感やハリのある肌が取り戻せる。美肌効果を期待したい人におすすめの栄養成分といえるだろう(※1)。
食物繊維
ゴーヤに含まれる食物繊維は、100gあたりで2.6gだ(※5)。不溶性食物繊維が多く含まれており、水分を吸収して便の容量を増やす。その結果、腸内を刺激するためスムーズに排便を促す効果が期待できる(※2)。
葉酸
葉酸はビタミンB12と一緒に赤血球を作り出すのをサポートをする働きがあり、摂取すると貧血対策につながる。また、細胞の生産と再生を助ける働きがあり、正常な発育・成長に関わっている(※2)。
モモルデシン
先述したようにゴーヤの苦み成分であるモモルデシンは、食欲を増進して疲労回復が期待できる。特徴は水溶性なので、水に溶けだすと苦みが抜けていく。ちなみにビタミンCと葉酸も水溶性で、水に長時間つけるか、茹で過ぎると流出する(※2)。

結論

ゴーヤを食べ過ぎると身体にどのような影響を及ぼすのかを紹介した。復習になるが先述したように、ゴーヤに含まれるモモルデシンを過剰摂取すると胃液が過剰に分泌されて胃痛につながる可能性がある。紹介したように一日の摂取量を目安に食べて貰いたい。
(参考文献)
※1出典:運営元:株式会社わかさ生活「ニガウリ」
※2出典:港区立がん在宅緩和ケア支援センター ういケアみなと「第 35 回 栄養セミナー暑さ本番!ゴーヤの効果で乗り切ろう!」
※3※4出典: 農林水産省
※5出典: 文部科学省「食品群名/食品名: 野菜類/にがうり/果実/生」
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  • 更新日:

    2022年11月 7日

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