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新鮮な白菜

白菜の洗い方は簡単!洗う必要性と洗う際の上手なやり方を紹介

投稿者:ライター 刀根紗世(とねさよ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年12月26日

鍋料理には欠かせない、寒い季節に大活躍の白菜。実は白菜はしっかり洗わなければいけないことを知っているだろうか?今回は、白菜を洗う必要性から洗い方までを紹介する。白菜の洗い方のポイントや注意点も解説するのでぜひ参考にしてほしい。普段なにげなく白菜を洗っていると思うが、洗い方のコツをおさえることでより簡単にキレイに洗えるだろう。

  

1. 白菜の洗い方と必要性

畑の白菜
一見するとキレイな白菜でも、土や細菌、虫などが付いている可能性がある。生で食べる場合も加熱する場合もしっかり洗うことが大切だ。白菜の洗い方のポイントと必要性を解説する。

作られた環境による汚れや農薬をとる

白菜の洗い方のポイントは土や細菌、農薬を洗い流すことだ。白菜の根元付近には、土が付着していることがある。また、畑で作られた白菜などの野菜は、土や堆肥に含まれる細菌が付着している恐れがあるので注意が必要だ。食中毒の原因となる細菌が付いている可能性もある。
また、白菜に農薬が残っていることもある。白菜の栽培時には、虫が付くのを防ぐためや、病気の予防のために、さまざまな農薬が使われている。もちろん、農薬は口に入っても身体に害のないよう残留農薬の基準が設けられているので、心配は不要だ。しかし、口に入る農薬は少しでも減らしたいと思うだろう。
このような作られた環境による汚れや農薬をとるためにしっかりと洗う必要があるのだ。

虫を取り除く

虫を取り除くことも白菜の洗い方のポイントになる。葉物野菜である白菜は、アブラムシなどの虫が付きやすい野菜である。とくに葉が何層にも重なっている白菜は、虫が潜みやすく、見えない場所に虫がもぐり込んでいることがあるのだ。また、虫の卵やフンが付いていることもあるので注意しよう。やはり、虫や虫の卵、フンを落とすためにも、しっかり洗うことが大切である。

2. 白菜の洗い方

ハクサイ
手順やコツをおさえておくと、白菜の汚れを簡単にしっかり洗えるだろう。ここでは、白菜の洗い方を詳しく解説する。

1枚ずつ洗う方法

はじめに基本的な白菜の洗い方を紹介しよう。白菜を1枚ずつ洗う方法だ。
<洗い方>
  • 使う分だけ白菜をはがす
  • そのまま流水で1枚ずつ洗うか、使う大きさに切ってからザルに入れて洗う
白菜は形が長く、葉が大きいので洗いにくいことがある。鍋やシチューなどに使う場合は、使う大きさにカットしてから洗っても構わない。ただし、切り口から栄養が流れてしまうので短時間でさっと洗うようにしよう。

芯をくり抜く洗い方

ミルフィーユ鍋や大量の漬物など、白菜をカットせずにそのまま使う場合は、芯をくり抜く洗い方がよいだろう。
<洗い方>
  • 包丁で芯の脇から中心に向かって包丁を入れる
  • 包丁を抜いて、包丁の刃の入れる場所を少しずつ変えながら、芯の周りに一周切れ目を入れる
  • 白菜の芯を手で取り出す
  • 芯をくり抜いた穴から水を流して洗う
芯の穴から水を流すと、一度に白菜すべての葉の層に水が行き渡るので効率的に汚れを落とせる。この洗い方は、キャベツやレタスにも使えるので、まるごと使う料理を作る際にはおすすめだ。

3. 白菜の洗い方のポイント

白菜
白菜の洗い方のポイントをおさえると、使わずに保存する部分が長持ちしたり、より美味しくなったりする。ここでは白菜の洗い方のポイントを紹介しよう。

シャキシャキにしたいときの洗い方

白菜に限らず、野菜は50℃ほどのお湯で洗うと、虫や農薬が浮きやすくなりキレイに洗えたり、シャキシャキに復活したりするうれしい効果がある。
50℃のお湯は、給湯器を50℃に設定する、もしくは沸騰したお湯を同量の水と合わせると50℃ほどになるので簡単に準備できる。
洗い方は、基本の白菜の洗い方の水を50℃のお湯に変えるだけだ。

保存する部分は洗わない

白菜はぬれた状態で保存しておくと、傷みのもとになる。洗うことで、白菜に水分が残ってしまうと、水分のついた所が、腐ってしまったり、鮮度が落ちたりする原因になる。白菜を何回かに分けて使う場合は、使う分だけ洗うとよい。残りは洗わずにそのまま保存しよう。

結論

白菜はキレイに見えても、しっかり洗う必要があることがわかった。今回紹介した洗い方できちんと洗って、安全に白菜を食べよう。白菜を使うレシピによって、洗い方を変えたり、シャキシャキにしたい時は50℃のお湯で洗ったり、場面に合わせていろいろな白菜の洗い方を試してみてほしい。

監修管理栄養士:黒沼祐美

経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。
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  • 更新日:

    2022年12月26日

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