目次
- まるごとの場合は、裏返しに置いて胴体と脚を切り離す
- 第二関節にハサミを入れて、脚を2つに分割する
- 胴体についていた太い方の脚の両側面にハサミを入れる
- 細い方の脚も同様に行う
- 殻を外して、中身をカニスプーンや箸で取り出して食べる
- まるごとの場合は、裏返しに置いて胴体と足、ハサミを切り離す
- ハサミのすぐ下にぐるりと切り込みを入れる
- 両手でハサミを持ち、殻を折るようにして引き抜く
- 前掛けに親指をひっかけ甲羅をはずす
- 胴体に残っているカニ味噌を甲羅にうつす
- 胴体の左右についている黒っぽいヒダ(エラ)をはずす
- 胴体を縦半分に切る
- 足がついていた部分は身がたくさん入っているので1本1本筒から胴体に向かってハサミを入れる
- 胴体部分にもハサミを入れて上下に開く
- 関節部分をおって脚を2つに分割する
- 脚部分は指の腹で身を押し出す
- 胴体部分は食べやすい大きさに折ってフォークやカニスプーンで身をかき出す
- まるごとの場合は、裏返しに置いて胴体と脚を切り離す
- 胴体についていた太い方の脚の上部を削ぐように殻をとりのぞく
- 細い方の脚も同様に行う
- 殻を外して、中身をカニスプーンや箸で取り出して食べる
- まるごとの場合は、裏返しに置いて胴体と足、ハサミを切り離す
- 両手でハサミを持ち、殻を折るようにして引き抜く
- 前掛けに親指をひっかけ甲羅をはずす
- 胴体に残っているカニ味噌を甲羅にうつす
- 胴体の左右についている黒っぽいヒダ(エラ)をはずす
- 胴体を包丁で縦半分に切る
- 包丁で上下に開く
1. キッチンバサミを使った簡単なカニの剥き方

カニと一口にいってもその種類はさまざま。世界には約6000種もいるとされているが、日本で食べられているのは主にタラバガニ、ズワイガニ、花咲蟹、そして毛蟹だ。最近では栗ガニなど小さめのものをスーパーで見かけることもある。ここではもっとも手軽なキッチンバサミを使ったカニの剥き方についてお届けしていこう。
カニの剥き方の基本
カニの剥き方といってもさまざまな剥き方が存在する。細かくいえば、種類によっても剥き方が多少異なる。カニしゃぶに使われる殻が持ち手になった棒状の剥き方はよく目にするが実はこれ、種類によってはうまくできない場合もある。今回は茹でたカニを味わうという趣旨で、カニの身を余すことなくしっかりと取れるような剥き方を紹介していく。
用意するもの
キッチンバサミ
軍手
ポイント
関節と関節をつなぐ柔らかい部分にハサミを入れると切りやすい
棘が刺さると痛いので軍手をすると安心
カニの足の剥き方
剥き方
(裏側に当たる白い部分が柔らかくハサミが入れやすいのでそちらからやるといい)
カニのハサミの剥き方
カニのハサミ部分は爪とも呼ばれ、フライなどにして食べる場合もある。
剥き方
カニの胴体部分の剥き方
剥き方
2. ハサミなし!素手でできる簡単なカニの剥き方

慣れてくるとハサミなしでもカニを捌くことができるようになる。ただし、毛がたくさんで触れると痛い毛蟹はこの方法はあまり適していない。素手で簡単にカニを剥く方法を解説していこう。
カニの足の外し方
カニを裏返して、足を一気に持ち、腹側に折り込んで胴体から脚をはずす。しっかりと茹でてあるものなら、意外に簡単に外れる。
カニの身の取り出し方
剥き方
(殻の色が赤い方を外に向けて力を入れるといい)
ハサミ部分は硬いため、指の腹で押し出すことはできない。上から力を入れて殻を割ることもできるが、ここはハサミや包丁を使った方が安全である。
3. 包丁を使った簡単なカニの剥き方

キッチンバサミよりも小回りが効きにくいので、包丁で捌くのは難易度が高い。しかし、剥き方としてはキッチンバサミと同様だ。詳しく包丁で剥く方法も見ていこう。
カニの足の剥き方
剥き方
第二関節に包丁を入れて、脚を2つに分割する
カニのハサミの剥き方
剥き方
ハサミのすぐ下にぐるりと切り込みを入れる
カニの胴体部分の剥き方
剥き方
結論
カニはこれからが旬。丸ごと手に入れたら、ぜひ余すことなく身を取り出して食べたい。初心者におすすめの簡単な剥き方は、キッチンバサミを使うこと。怪我をしないよう軍手をするとより安心して剥くことができる。ハサミや包丁はなるべく関節と関節をつなぐ柔らかい部分に入れるといい。もし硬いところに当たったら、無理はせず、柔らかい部分にハサミや包丁を入れ直すこと。簡単なカニの剥き方を習得して、美味しくカニをいただこう。
監修管理栄養士:佐々木倫美
経歴:管理栄養士取得後、介護施設、病院にて給食業務、栄養管理業務に携わる。現在病院にて主に透析患者への栄養指導に携わる傍ら、栄養・健康分野の記事監修を手掛ける。