目次
1. 片栗粉の本当の原料はカタクリから採れる粉

料理のとろみつけに活用される片栗粉は、ユリ科のカタクリという植物からできている。カタクリは多年草で紫色の可愛らしい花を咲かせるのが特徴だ。そんなカタクリの鱗茎からとれるでんぷんが片栗粉になる。
2. 現在の片栗粉の原料はじゃがいもが主流

片栗粉の原料になるカタクリは自生数が激減しているため、現在の片栗粉の多くはじゃがいものでんぷんから作られている。またカタクリではなくじゃがいものでんぷんを使うことで、大量で安価で片栗粉を作ることができるようになった。同じでんぷんを持つさつまいもは片栗粉には使われない。
3. 片栗粉の原料はグルテンフリー!小麦アレルギーでも大丈夫

片栗粉はじゃがいものでんぷんを原料としているので、小麦粉とは違いたんぱく質の一種であるグルテンが含まれていないのでグルテンフリーだ。グルテンフリーであるということは、小麦アレルギーの人でも安心して食べることができる。そのため、片栗粉は小麦粉の代用としてパンやお菓子作りにも使われているのだ。
結論
片栗粉は以前はカタクリという植物から作られていたが、現在ではじゃがいものでんぷんを使って作られていることが多い。片栗粉は小麦粉と違いたんぱく質を含んでいないので、グルテンフリーなので、小麦アレルギーがある人でも安心して食べられる。そのため、料理のとろみ付けだけではなく、お菓子作りなどにも活用されている。
(参考文献)
かたくり粉の名前の由来と、いつごろ現在(げんざい)のジャガイモでん粉(ぷん)にかわったかをおしえてください。:農林水産省
片栗粉の原料はどんなもの?昔と今の違いを解説! | DELISH KITCHEN
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