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大根の煮物

大根の消費レシピ!1本まるごと美味しいおすすめ料理を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2023年1月27日

大根は生食でも加熱しても美味しく、一年を通して活躍する定番食材だ。手に入りやすいというだけでなく、調理法によっていろいろな使い方ができる点も親しまれている理由だろう。しかし、大根を1本まるごと買って、余らせてしまったことはないだろうか。今回は、大きな大根を買っても使い切ることができる、大根の消費レシピを紹介しよう。

  

1. 大根を消費できる生食レシピ

大根サラダ
大根を簡単に美味しく消費できるのが、生食するレシピである。ポン酢やドレッシングを使えば簡単に味が決まるうえ、加熱する手間も省けるので調理時間を短縮できるのもポイントだ。

サラダ

サラダは大根を細く切って、好みの調味料やドレッシングなどと和えるだけで大根を大量に消費できる料理だ。大根は葉に近い上部ほど辛みが弱く、下部へいくほど辛みが増す。シャキシャキ感を楽しむサラダには、甘くてかたい上部を使うとよいだろう。切るだけで簡単に作れるので、サッと一品増やしたいときにぴったりだ。

大根おろし

大根をすりおろして作る大根おろしは、辛みの強い大根の下部を使うとよいだろう。そのまま醤油やポン酢をかけて食べても、ほかの料理に加えても美味しく食べられる。
魚や肉と一緒に煮込んでおろし煮にしたり、ポン酢を加えたものをハンバーグやステーキに添えたりと、いろいろなレシピに活用できる。大根が少し余った場合でも、大根おろしにすれば幅広く使えるので、簡単に消費できるだろう。

2. 大根を消費できる煮物レシピ

ぶり大根
一年中手に入る大根だが、旬は12~2月である。この時期の大根は、冬の寒さから身を守るために糖分が増し、甘くてみずみずしいのが特徴だ。寒い季節には、身体が温まる煮物や鍋物で大根を味わってもらいたい。煮物や鍋物は大根をたくさん使うので、大量消費にもぴったりだ。

シンプルな煮物

旬の美味しい大根を消費するなら、まず大根だけのシンプルな煮物で味わってみてほしい。ほっこりする優しい味わいが楽しめるだろう。煮物には、甘みがあって柔らかい大根の中央部分を使うとよい。

ぶり大根

ぶりの旨みを含んだ大根が美味しい、定番の煮物料理だ。甘辛い味付けがごはんのおかずにもお酒のお供にもなり、家族みんなが喜ぶこと間違いなし。ぶりのアラと大根をしっかりと煮込み、ブリの身はサッと煮る程度にしておくと、しっとりとしたブリと味がしみた大根が味わえるワンランク上のブリ大根になる。

鍋物

大根を使った鍋といえば、みぞれ鍋だろう。たっぷりの大根おろしを入れた鍋で、雪鍋や雪見鍋と呼ばれることもある。大根おろしをたくさん使うので、大根をかなり消費できるだろう。豚肉や鶏肉がメインの鍋はもちろん、タラのような魚がメインの鍋にも合うので、鍋物のバリエーションを一気に増やすことができる。

3. 大根を消費できる汁物レシピ

豚肉と野菜の味噌汁
汁物は大根を消費する料理として、作る機会も多いのではないだろうか。大根はクセがないので、和風や中華風などいろいろな味付けを邪魔することなく、出汁を吸って美味しく仕上がるのだ。

みそ汁

みそ汁の定番具材である大根は、どんな食材とも合わせやすいのが特徴だ。残り物の野菜をまとめて消費したいときは、大根と一緒にみそ汁に入れるとよいだろう。バターやオリーブオイルなどを加えて、ちょっと変わった味噌汁にアレンジしても美味しく食べられる。ほかにも豚肉や根菜を入れて豚汁にしたり、鮭と酒粕を入れて粕汁にしたりと調味料や具材などを変えて、味噌汁のレパートリーを増やすと楽しく大根を消費できるだろう。

中華スープ

大根は中華スープとの相性もよい。ごま油の香りとともに、しょうがやこしょうを効かせて風味よく仕上げよう。きのこや豆腐などと合せるとボリュームも増して、食べ応えのある一品になる。

4. 大根はまるごと消費

ふりかけ
大根は捨てるところがなく、まるごと消費できる。きんぴらにすると美味しい大根の皮や、捨ててしまいがちな大根の葉ももちろん食べられるのだ。ここでは、大根の葉を美味しく消費できるレシピを紹介しよう。

葉を使う料理

大根の葉を使った料理でおすすめなのが、細かく切った大根の葉で作るふりかけと菜飯だ。ふりかけは大根の葉としらすをメインに、好みでごまや鷹の爪を加え、めんつゆで味を付けてパラパラになるまでごま油で炒めたものである。
菜飯は大根の葉に塩を加えて炒めた後、温かいごはんと混ぜたものだ。苦みのある大根の葉だが、ふりかけや混ぜごはんにすると子どもにも食べやすい料理になり、簡単に消費できるだろう。

結論

大根は食べ方や部位によって食感や味わいが異なり、さまざまな楽しみ方ができる。サラダは大根の葉に近い上部、煮物は中央部分、大根おろしや汁物は下部など、料理に合わせて使うとより美味しく食べられるだろう。1本まるごと買ったときは、調理法を変えながら無駄なく美味しく消費してほしい。

監修管理栄養士:小林里穂

経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。
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  • 更新日:

    2023年1月27日

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