目次
1. 喫茶店の味になる!ナポリタンの隠し味4選

ナポリタンといえば、ケチャップベースの懐かしい味わいが特徴だ。しかし、ケチャップだけで味付けをするとどうしてもあっさりとした味わいになってしまう。そこでプラスしたいのが隠し味だ。ここから紹介する隠し味を加えるとぐっと喫茶店の味に近づく。
1:砂糖
意外かもしれないが、砂糖を加えるとぐっとまろやかさがアップして喫茶店のような味わいになる。とくに子どもに喜ばれることうけあい。野菜を炒めるときに加えるのがおすすめだ。
2:牛乳
牛乳もまたまろやかさアップの鍵になる食材だ。仕上げに少量を入れて全体にしっかり絡めて水分を飛ばすのがポイントだ。
3:ウスターソース
ソースはそもそもさまざまな食材の美味しさを凝縮した調味料である。このため、隠し味として万能なのだ。ケチャップと同じタイミングで入れるとよい。入れすぎると塩辛くなったり、ソース味が強くなり過ぎてしまうので、上手に加減しよう。
4:コンソメ
コンソメもウスターソース同様、旨みの宝庫。このため、少し加えるだけで格段にお店の味わいに近づく。細粒タイプがあると便利だ。味付けのタイミングで投入すればOK。こちらも入れすぎには注意したい。ほんの少し、がポイントだ。
2. ナポリタンがコク増し!プロの味になる隠し味4選

ナポリタンはコクがアップするとぐっと食べやすくなり、よりプロ風の味わいに近づく。ここではナポリタンにコクを加える隠し味をピックアップしていこう。
1:マヨネーズ
マヨネーズはまろやかさと、ほどよい酸味を与えてくれる存在。味付けのときに加えてもよし、マヨネーズで具材を炒めてもよい。こちらも入れすぎには要注意だ。
2:ソース
とんかつソースや中濃ソースは、とろみもあるので味なじみがとてもよくなる。こちらも前述同様、旨みの宝庫なのでまろやかさも必然的にアップする。
3:バター
具材をバターで炒めたり、仕上がりに追いバターするなど、加え方にバリエーションがあるバター。こちらもコク増しには欠かせない食材である。無塩タイプを加えると味の調整がしやすい。
4:鶏ガラスープの素
コンソメのような役割で鶏がらスープの素を加えるのもおすすめだ。コクがアップしまさにプロの味わいに!と疑うほど。入れ過ぎないよう、きちんと計量して挑みたい。
3. 意外だけど美味しいナポリタンの隠し味3選

ここまでご紹介してきた隠し味は、どれも想定内のものであろう。ここからは意外性ある隠し味について解説をしていこう。
1:味噌
味噌は日本を代表する発酵食品だ。こちらを加えることで深みがアップする。しかし、入れすぎると味噌味になってしまうほど、インパクトが強い点も覚えておきたい。ケチャップをよく混ぜてから加えると全体に混ざりやすい。
2:オイスターソース
オイスターソースは牡蠣の旨みを凝縮したような味わいだ。こちらも調味料を加えるタイミングで入れればOK。入れすぎるとナポリタンとはほど遠い味わいになってしまうので、少量ずつ加えていくことがポイントになる。
3:にんにく
パンチを効かせたいという人は、最初ににんにくのみじん切りを油で炒め、香りと辛味を引き出してから、具材を炒めるといい。
結論
ナポリタンをプロの味へと導くのは、隠し味が重要である。具材を炒めるとき、調味料を入れるとき、仕上げになど隠し味によって加え方は異なるので注意しながら楽しみたい。隠し味をいくつか加えてみるのもあり。ぜひ、プロの味わいに仕上げてみてほしい。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。