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あつあつの鍋

鍋に必須の野菜8選!セットにして冷凍するのもおすすめ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月19日

家族団欒の象徴として愛されている鍋の料理。鍋のよいところは、肉類や魚介類、そして野菜もともに食べることができる点にある。野菜をより多く摂取したいときに便利な鍋、その具材にはどんな野菜があるのだろうか。本記事では鍋に入れる野菜について説明する。

  

1. 鍋の定番具材の野菜8選!切り方も解説

生野菜
鍋に入れる野菜は、定番から変わり種まで多様である。おすすめの野菜とその理由、切り方を説明する。鍋の材料を買うときに参考にしてほしい。

1:ねぎ

鍋の出番が多くなる冬に旬を迎えるのがねぎである。鍋に入れて煮込むことで、より甘くより柔らかな食感を楽しめるねぎは、鍋にぜひ入れたい野菜のひとつだ。鍋に入れるねぎは、斜め切りにして食べやすい大きさにするとよい。

2:白菜

鍋と切っても切れない縁にある野菜は白菜である。白菜もまた、冬に甘みが乗り美味しくなる野菜である。鍋に白菜を入れる場合には、芯は火が通りやすいようそぎ切りに、葉はざく切りにして、その食感を楽しもう。

3:水菜

葉物野菜の中では、癖のない味で子どもたちも喜ぶ水菜。その食べやすさで、鍋の具にも向いている。シャキシャキとした歯ごたえは、ほかの食材との相性もいい。水菜は食べやすい大きさにざく切りするだけなので、準備も簡単である。

4:大根

大根は鍋でぐつぐつと煮て熱々を食べるのが美味しい。生では少し辛味を感じる大根も、皮を剥き適度なサイズにカットして鍋に入れれば、みずみずしい美味しさを味わえる。また、大根おろしにしてみぞれ風にすると趣も変わる。葉の部分が新鮮であれば、こちらもざく切りにして加えてもよい。

5:にんじん

にんじんを加えることで、鍋に彩りが加わるのがメリットである。にんじん嫌いがいる家庭も、鍋にほかの具材と入れることで食べてくれるかもしれない。トッピングの役割も果たしてくれるにんじんは、かわいく花形にカットすると子どもたちも喜んでくれるだろう。

6:きのこ

えのきや舞茸、しめじやシイタケなど、きのこ類は多種があるうえ、供給が安定している野菜である。鍋のボリュームを増やしたいときには、好みのきのこを加えてみよう。それぞれのきのこに合わせた処理をした後に、食べやすい大きさにカットして使える。

7:キャベツ

冬の野菜といえば白菜であるが、値段の高騰もあるため、キャベツで代用する家庭も多い。キャベツも肉や魚との相性がよいため、鍋に入れてもじゅうぶんに美味しい。芯の固い部分は薄く切り、葉の部分は食べやすいサイズにざく切りにして入れてみよう。

8:ニラ

ニラの香りは好き嫌いが分かれるかもしれないが、豚肉とよく合うため、好んで鍋に入れる人もいるだろう。ただし、相性がよくない食材もあるため、ニラを鍋に入れる際にはほかの具材とのバランスを考える必要がある。数cmの長さに切って鍋に加えてみよう。

2. 鍋の種類別:おすすめの野菜

しゃぶしゃぶ
鍋に入れることができる野菜の種類は多いが、鍋の料理法によって向き不向きがあるものもある。鍋の種類別に、おすすめの野菜を紹介する。

ふぐ鍋におすすめの野菜

鍋のなかでも贅沢に楽しむ料理がふぐ鍋である。ふぐ鍋に入れる野菜は、白菜や春菊、大根やにんじんなど、いわゆる鍋に入れる野菜の定番で問題ない。それぞれの具材を食べやすい大きさに切り、ふぐから出る出汁の美味しさで味わえるのである。

豚しゃぶにおすすめの野菜

子どもがいる家庭でも喜ばれる鍋のひとつが豚しゃぶである。豚しゃぶは家族でわいわいと楽しみながら、たくさんの野菜を食べられるのが長所である。豚しゃぶにおすすめの野菜には、白菜や水菜、にんじんやエノキなどがある。あっさりと食べる豚しゃぶには、癖のない食べやすい野菜がよいだろう。白菜はざく切り、水菜は食べやすい長さに、にんじんは短冊切りに、エノキはほぐして置けば準備完了である。

キムチ鍋におすすめの野菜

辛味が効いたキムチ鍋をふうふうと食べて温まるのは冬の醍醐味である。キムチ鍋をする場合の野菜は、ニラやネギなど風味が強いものでも美味しい。もやしや白菜など、歯ごたえが異なる野菜をたくさん入れて楽しみたい。ニラは5cm弱の長さに、ネギは斜め切りに、もやしは長い場合は適当な長さに切っておく。白菜は芯の部分をそぎ切りに、葉の部分はざく切りでよい。

トマト鍋におすすめの野菜

鍋を洋風に食べたい場合は、トマト鍋がおすすめである。トマトソースで味付けをする鍋は、ウインナーも入れて子どもたちを喜ばせることができる。トマト鍋にする場合には、キャベツや玉ねぎ、ブロッコリーなど、普通の鍋料理では入れることがない野菜を堪能できる。キャベツは一口大に、玉ねぎはくし切りに、ブロッコリーは小房に分けておけば食べやすい。

餃子鍋におすすめの野菜

近年ブームの鍋に餃子鍋がある。鍋に特化した皮の厚い餃子も販売されていて、いつもとは違う鍋が楽しめるかもしれない。餃子鍋にする場合には、餃子に含まれているニラはもちろん、白菜やにんじん、ネギなどを具にすることができる。ネギは斜め切り、ニラは5cm弱の長さに、にんじんは短冊切りに、白菜は固い部分以外はざく切りでよい。固い部分だけは火が通りやすいようにそぎ切りにしてほしい。

3. 野菜たっぷりでヘルシーな鍋もおすすめ

鍋に使う野菜
鍋は具材から出る美味しさが相まって、よりよい味となる料理である。肉や魚を使わずに、野菜だけでも美味しい鍋の料理ができるのをご存じだろうか。いくつかの例をあげてみるので参考にしてほしい。

野菜たっぷりのチゲ鍋

辛味のきいたチゲ鍋に、ニラやもやし、きのこ類をたっぷりと入れて野菜の鍋を楽しむことができる。いずれの野菜も食べやすい大きさにカットして具材とする。ボリュームを加えたい場合は、豆腐も入れてヘルシーな鍋にトライしてみてほしい。

胡麻をきかせた豆乳鍋

鍋の美味しさはなにも、魚介や肉だけに頼る必要はない。豆乳に練りごまや醤油を加えて美味しいつゆを作り、たっぷりの野菜の鍋ができるのである。白菜や水菜などの鍋の定番野菜だけではなく、ごぼうやしめじなど根菜やきのこも加えればボリュームも問題ない。白菜や水菜は通常の鍋と同様に食べやすい大きさに、ごぼうはささがきにする。もちろん、短冊切りにしたにんじんや斜め切りにしたねぎもどんどん入れてみよう。コクが欲しい場合には、厚揚げや油揚げを使用するとよい。

4. 鍋の野菜はセットにして冷凍しておくと便利

冷蔵庫を開ける
鍋料理の美味しさは格別だが、時間がない場合には種類の多い具材を刻むのが手間である。1人暮らしで鍋を楽しみたい場合には、数種類の野菜をカットして鍋用に冷凍しておくという手段がある。野菜は一口サイズ、または冷凍しやすく薄く切り、白菜、人参、ネギなどの鍋の定番野菜をセットにして、専用の袋に入れて冷凍するのである。冷凍する場合には、よく水気を切って清潔を保って冷凍するのが基本である。鍋に使う場合には凍ったまま入れ、具として使用してほしい。

結論

鍋の料理の長所は、たくさんの野菜をモリモリと食べることができる点にある。肉や魚介などの具から出た味わいあるスープで食べる野菜は、鍋ならではの美味しさである。野菜の選択肢も多く、それぞれの食感に合わせてカットして活用してほしい。調味料を駆使すれば、ベジタリアン鍋も美味しく作ることができる。今年の冬、ぜひ鍋のメニューを増やしてみてほしい。

監修管理栄養士:小林里穂

経歴:管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。
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  • 更新日:

    2023年1月19日

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