このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
できたてのねぎま鍋

ねぎま鍋の特徴と作り方!ねぎとまぐろの鍋をしめまで楽しむ方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月28日

まぐろやネギを使って楽しむシンプルなねぎま鍋だが、美味しい楽しみ方を知らない人も多いだろう。そこで今回は、ねぎま鍋をしめまでたっぷりと味わう食べ方や特徴などを詳しく紹介したい。基本的な作り方や最後まで楽しむためのおすすめのしめも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. ねぎま鍋の特徴

鍋に入れる前のネギと魚
まずは、ねぎま鍋がどんなものなのか見ていこう。歴史や由来について解説していくので、ねぎま鍋を詳しく知らない人はぜひチェックしてみてほしい。

歴史や由来

ねぎま鍋は江戸発祥とされている料理で、ねぎとまぐろを醤油ベースの出汁で煮たものだ。和風の味付けで、そのままでも美味しく食べられる。ねぎま鍋が食べられ始めた当時は庶民の味として親しまれており、赤身ではなく脂身の多いトロなどが使われていた。トロは当時、赤身よりも下のランクでお客には出せないようなものだったのだ。赤身の方が高価だったため、保存のききにくいトロを消費するべく、加熱して食べたのがねぎま鍋の発祥である。
その後、七輪が開発されると食卓で加熱をしながら鍋を楽しむようになる。その風景は、現在の家族で食卓を囲む姿を思わせる。現在は東京の郷土料理などとして作られているが、当時のような脂の乗った部位ではなく赤身で作られることも多い。

2. ねぎま鍋の基本的な作り方

調理中のねぎま鍋
ねぎま鍋はシンプルにまぐろとねぎだけで食べても美味しいが、他にも旨味がでる具材を入れると更に美味しくなる。ここでは、ねぎま鍋の美味しい作り方を紹介しよう。

材料と作り方

ねぎま鍋を作るのに必要な材料は以下の通りだ。
  • まぐろ
  • 長ねぎ
  • 豆腐
  • きのこ類
  • だし汁
  • 醤油
  • みりん
豆腐や長ねぎ、まぐろなどは適当な大きさに切ろう。豆腐は食べやすいサイズに四角くカットし、まぐろは刺身のような形でスライスしておくとよい。長ねぎは3cm程度のぶつ切りにする。きのこ類は石づきをカットして、手でほぐしておこう。次に、作り方の手順を見ていく。
  • フライパンに油をひいて長ねぎを焼く
  • 鍋にだし汁・醤油・みりん・酒を入れてひと煮立ちさせ、長ねぎ・豆腐・きのこ類を入れて軽く煮る
  • 火を弱めてまぐろを入れ、軽く煮れば完成
  • お皿に取って七味などをかけて食べる
ポイントはまぐろに火を通しすぎないこと。先にまぐろ以外の具材を煮ておき、最後にまぐろを加えて軽く加熱するようにしよう。また、長ねぎはあらかじめ焼いておくと、香りが出て美味しく仕上がる。

3. ねぎま鍋を最後まで楽しむ

とろろそば
次に、ねぎま鍋をたっぷり楽しんだあとのしめを紹介しよう。たっぷりとうまみが出たねぎま鍋の汁は、麺やごはんなどいろいろな主食とあわせてしめを楽しめる。

おすすめのしめ

ねぎま鍋にあう美味しいしめは、雑炊・そば・うどんなどだ。とくにそばはねぎま鍋の出汁との相性がよく、ほっこりする優しい味わいが楽しめる。すりおろした山芋を加えて、とろろそばにしても美味しいので試してみてほしい。
うどんにするなら軽く煮てから卵を溶き入れたり、好みでごまなどの薬味を加えたりするのがおすすめだ。ゆず胡椒や七味唐辛子などを入れて、味を変えながら楽しんでもよい。また、しめを雑炊にしても美味しく食べられる。うどんと同様、卵を溶き入れるとマイルドになってより美味しく食べられるだろう。

結論

ねぎま鍋は江戸時代発祥の鍋で、当時は脂の乗ったトロなどを使って作られていた。現在では赤身を使う場合が多く、長ねぎとまぐろの美味しさを存分に楽しめるのが魅力だ。作り方も簡単でシンプルな食材で作れるのも特徴といえるだろう。また、しめまで美味しいのも魅力なので、ぜひ本記事を参考にねぎま鍋を最後まで味わってみてはいかがだろうか。

監修管理栄養士:渡邉里英

経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2023年1月28日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧