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白菜

白菜の芯が美味しい!上手な切り方やおすすめの食べ方を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月17日

冬に旬を迎える白菜。冬季に収穫される白菜は凝縮した旨味が特徴だ。しかし葉の部分がメインとなり、硬い芯の使い道に困る方は多いのではないだろうか。そこで今回は白菜の芯に注目し、芯を美味しく食べるための切り方と食べ方を紹介する。この冬、白菜の芯を使った多くの料理が食卓に並ぶことだろう。

  

1. 白菜の芯を活用するメリット

白菜
白菜の芯を食べることによってどのような効果があるのだろうか。さっそく見ていこう。

栄養が摂れる

白菜には多くの成分が含まれる。たとえば、ビタミンやミネラル、食物繊維などだ(※1.2)。とくに白菜に含まれる食物繊維は不溶性のため、腸で水分を吸収し便のかさを増やして排便をスムーズにする。また、腸内の善玉菌が増えることで腸内環境の改善も期待できる(※3)。また、白菜の中でも芯の部分には、風邪を予防するのに役立つビタミンCや、むくみ改善の作用があるカリウムなどの栄養が多く含まれる(※4)。白菜は生でも、加熱調理でも栄養を摂取できるため、好みに合った食べ方で試してみるのもよいだろう。

食品ロスを減らせる

普段捨ててしまいがちな白菜の芯だが、アレンジして有効活用することで、食品のロスを減らすことができる。また、白菜の芯を食べることで生ごみの削減につながる。現在日本では食品ロスが問題になっているため、生ごみを出さない白菜の芯のレシピを積極的に取り入れてみてほしい。食べる者の栄養となり、同時に環境にも優しいため、白菜の芯はおすすめである。

2. 白菜の芯を切る方法

白菜
白菜の芯の切り分け方にはどのような方法があるのだろうか。あわせて切り方も見ていこう。

葉と芯を切り分ける方法

まず、葉の取り方を紹介する。白菜一玉を使用する際には、切り込みを芯の周りに入れ、葉先を手前に持ちあげると簡単にはがれる。はがした葉の部分を大きく広げ、真ん中の芯の部分を三角に切ると葉と芯を切り分けることができる。使う用途によって切る範囲の大きさを変えると調理しやすくなるだろう。

細切りの方法

白菜の芯を約3~4cm幅で切ってから向きを変え、5mm幅で細切りしていく。炒め物やサラダにしてシャキシャキとした食感を楽しみたい方は、繊維に沿って切るとしっかりとした歯ごたえを感じることができる。反対にしっとりとした柔らかい食感が好みの方は、繊維を断つように切ってお味噌汁に入れるのもおすすめだ。

ざく切りの方法

漬物や鍋料理に向いている切り方はざく切りだ。お好みの大きさに白菜の芯を切るだけなので、時間がない時にも簡単に準備できる。葉の部分は火が通りやすい。そのため芯よりも大きく切ってみるのもよいだろう。

3. 白菜の芯を美味しく食べる方法

白菜
ここからは白菜の芯をどのように調理すれば美味しくなるのか、おすすめのレシピを紹介する。

漬物やおひたし

余った白菜の芯を使って漬物やおひたしを作ってみるのはいかがだろうか。漬物にする際は最初に白菜の芯に塩をまぶし、10分ほど放置したら水気を絞る。ここでのポイントは、塩をまぶすことによってみずみずしい食感を楽しめることだ。水分を取りのぞいたら、柚子の皮やはちみつなどを加えて半日寝かせば完成する。おひたしにするなら、和えたい野菜と白菜の芯を一緒に茹で、茹であがったら細切りにし、醤油やみりんを加える。両方の調理時間は5~10分ほどでできるため、気軽に挑戦してみてほしい。

炒め物や鍋物

白菜の芯を炒め物や鍋物に入れるのもおすすめだ。炒め物にするなら、繊維に沿って細切りにした白菜の芯を、お好みの野菜と炒め、調味料で味付けするだけで簡単に作れる。また、寒い冬におすすめなのが鍋に白菜の芯を入れることだ。しっかりとした歯ごたえを感じたい方は大きく、存在感をなくしたい方は薄く細切りにするとよいだろう。それぞれ自分の好みに合った切り方で白菜の芯を使った料理を楽しめる。

結論

白菜の芯には多くの栄養が含まれ、メインとしても副菜としても大きな役割を果たす。切り方一つで味のしみ込み方や食感が変わる白菜の芯の魅力はまだまだ隠されているのかもしれない。食品ロスの削減をするとともに、白菜の芯から栄養を摂り入れてみるのはいかがだろうか。
(参考文献)
(※1)日本食品標準成分表2020年版(八訂)
(※2)厚生労働省
(※3)健康長寿ネット
(※4)医療法人社団 鶴友会
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監修管理栄養士:黒沼祐美

経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。
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  • 更新日:

    2023年1月17日

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