目次
1. 柚子ポン酢の作り方と大切な材料

今回は人気の柚子ポン酢の作り方を紹介していく。まずは、準備するものをチェックしよう。
準備するもの
柚子ポン酢を作るのに必要なものを準備しよう。柚子をカットして果汁を搾り出すためのスクイーザー、種と果汁が混ざらないようにこすため、ザルを準備しておくと作りやすいだろう。
材料は柚子、醤油、砂糖、みりんだが、ポン酢を作るうえで大切な材料は鰹節や昆布だ。それらを加えると風味が出て味わい深いポン酢が楽しめる。では、次の項目では、どのようにして柚子ポン酢を作るのかみていこう。
2. 柚子ポン酢の作り方

では、柚子ポン酢の下ごしらえの方法と作り方をみていこう。
下ごしらえの方法
柚子ポン酢の作り方を紹介するにあたって、下ごしらえは欠かせない。まずは果汁を絞りだすことから始めよう。柚子を包丁で半分に切り、手でギュっと握って果汁を絞りだす方法もよいが、絞るのが難しければスクイーザーなどの調理器具を使用するのもよいだろう。
果汁を絞れたら種が入らないように果汁をザルでこしておく。一度絞った後もスプーンを果肉部分に押し当てることで、果汁を残さず搾りだせる。下ごしらえができたら、いよいよ実際に作り方をみていこう。
作り方とポイント
ここでは、柚子ポン酢の作り方を2つ紹介していく。
かえしを使用した作り方とポイント
「かえし」とは醤油、みりん、砂糖を混ぜ合わせた調味料だ。ここではかえしを使用した柚子ポン酢の作り方を紹介する。まずはかえしを作るところから始めるので、醤油、砂糖、みりんを準備しよう。準備ができたら、まず醤油、砂糖を小鍋に入れ、温めながら砂糖を溶かす。砂糖が溶けたらみりんを加え、沸騰しないように気を付けながら5分程煮詰めてアルコールを飛ばそう。火から下ろし、粗熱が取れたところに柚子の果汁を混ぜて完成だ。
かえしを使用することで、醤油の強みが和らぎ、まろやかな味わいが楽しめる。また、みりんが入るので甘みのあるポン酢が仕上がる。甘みのあるポン酢がお好みの方におすすめの作り方だ。
醤油を使用した作り方とポイント
次に、醤油を使った柚子ポン酢の作り方をみていこう。火を使わずに作れるのでぜひ試してみてほしい。作り方は醤油と柚子の果汁を混ぜ合わせるだけでとてもシンプルで簡単だ。しかし、作り立ては醤油の味が強いので少し寝かせることをおすすめする。お好みで鰹節や昆布を加えると味わい深い柚子ポン酢が楽しめるだろう。
作り方のポイントとしては、柚子の果汁と醤油の割合を1:1で作ることだ。そこからお好みで足し引きするとよい。
3. 柚子ポン酢の保存期間

柚子ポン酢の作り方と一緒に保存方法や保存期間もチェックしておこう。
日持ちの目安
柚子ポン酢はきちんとした保存方法だと約1か月保存可能である。日持ちさせるには、煮沸した清潔な瓶に入れて、冷蔵庫で保存しておこう。
では、どのように瓶を煮沸消毒するのだろう。煮沸消毒するには、まず洗剤で瓶とフタをしっかり洗い、用意した瓶が浸かるようたっぷりと水を入れて沸騰させる。沸騰したお湯に瓶、フタを入れ、10分程煮沸させよう。その際、瓶が割れるのが心配という方は鍋底に布巾を敷いてクッションにするとよい。10分程度煮沸したら、トングで取り出しキッチンペーパーや布巾のうえに置いておく。
瓶を清潔にした状態で柚子ポン酢を入れて保存しておくのが日持ちさせるポイントだ。また、料理に使用する際にも清潔なスプーンを使おう。そうすることで雑菌が入らず長持ちする。また、保存した柚子ポン酢は、市販のポン酢と同じように使用可能だ。そのため、サラダのドレッシングや鶏肉を煮込む際などに活用できる。
結論
柚子ポン酢の作り方や、作るときのポイント、日持ちする保存方法などを紹介した。柚子ポン酢は家庭で簡単に作ることができることがわかった。柚子が多く手に入る予定があるのなら家族で手作りの柚子ポン酢に挑戦してみてはいかがだろうか。手作りポン酢を使用して食べる料理はいつもより美味しく感じることだろう。
監修管理栄養士:渡邉里英
経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。