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ゆず

柚子の使い方は無限大!食卓にアクセントを加える活用法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年1月29日

柚子の使い方は無限にある。料理だけにとどまらず飲み物や掃除、冬至にはお風呂に浮かべて楽しむことまでできる。この記事では、そんな柚子を実から皮まで最大限に利用した活用法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. 柚子の使い方と調味料

柚子胡椒
柚子が調味料として活躍する場面は多い。どのような調味料に変身していくのか、柚子の使い方を見ていこう。

ポン酢

柚子を使用したポン酢は、酸味が柔らかく食べやすいことが特徴だ。用意する材料は柚子・醤油・みりん・酢・昆布・かつおぶし。半分に切った柚子から果汁をしぼってこしたものと、ほかの調味料を合わせて入れ、1~2日漬け込む。漬け込みが終わったらもう一度こして完成である。
香りがよい柚子で作るポン酢はまろやかな味わいで、おすすめの使い方は鍋のつけダレやドレッシングなどだ。冷蔵保存で長期保存できるが、早めに使い切るようにしよう。

柚子胡椒

今回紹介する柚子胡椒は、柚子と赤唐辛子、塩を使用する。まず柚子の皮をむき、果汁を絞る。フードプロセッサーに皮と果汁、残りの調味料を入れて混ぜ合わせる。冷蔵庫で一晩置いたら味がなじんだ柚子胡椒ができる。
うどんや炊き込みごはん、刺身などと合わせて食べるとよいだろう。1週間ほどで使い切るのを目安として、使い方と使う量を考えて作るのがおすすめだ。

柚子味噌

上品な香りが漂う柚子味噌。作り方は簡単で、柚子・白味噌・きび砂糖・みりんを使用する。まず、柚子の皮をすりおろし、果汁を絞っておく。鍋に調味料を入れ、照りが出てきたら皮と果汁を入れてよく混ぜよう。柚子味噌の使い方は万能で、豆腐の上に乗せて柚子味噌焼きにしたり、タレとして柚子味噌添えにしたりして食べるのも美味しいだろう。冷蔵庫に入れて2~3週間で食べ切ろう。

2. 柚子の使い方の幅を広げる漬け

柚子
柚子の実や皮を使って作るシロップ漬けやはちみつ漬けは、無駄がなく美味しいためぜひ作ってみてほしい。合わせておすすめの使い方もみていこう。

シロップ漬け

シロップ漬けは柚子と氷砂糖のみで作れる。作り方は簡単で、皮と実に分けた柚子と氷砂糖を用意しよう。1:1になるように量を調整し、保存容器の中に交互に入れて砂糖漬けにする。冷暗所に置いて1日1回瓶をゆすり、氷砂糖が溶けたら完成だ。
おすすめのシロップ漬けの使い方は、ゆず茶やソーダ割りといった飲み物や、ヨーグルトのソースとして味わうことだ。

はちみつ漬け

柚子をまるごと無駄なく使えるはちみつ漬け。材料は柚子・はちみつ・砂糖だ。まず果汁をしぼり、じょうのう膜をはがし、果肉と一緒に細かく刻む。皮は細切りにし、鍋に入れて2回ほど茹でこぼす。その後、材料をすべて入れ、10分ほど煮詰めたらはちみつ漬けができあがる。パンやサンドウィッチの具にするもよし、マリネのソースとして副菜や前菜に並べるのもよしだ。はちみつ漬けにはさまざまな使い方があるため、試してみてほしい。

3. 柚子の使い方の基本は香り付け

ゆず
柚子の基本的な使い方は、料理の香り付けではないだろうか。ここでは、簡単にできる香り付けの方法を紹介する。柚子の使い方の参考にしてみてほしい。

香りを楽しめる料理

柚子の香りを楽しむ方法として、細切りや皮をそぎ落したものを料理に入れる使い方がある。今回紹介する柚子の香りを楽しめる料理は鍋だ。お好みの鍋の出汁に野菜や肉、魚介などを入れ、その上からそぎ落とした柚子の皮を乗せる。それだけで柚子の香り高いにおいが広がる。また、先ほど紹介した柚子胡椒や柚子味噌と合わせて食べるのもおすすめだ。柚子を使うだけで、いつもと違った一品を楽しめるだろう。

4. 柚子の使い方で迷ったら

ゆず
柚子が少しだけ残ってしまった。知り合いからたくさんもらったが、よい使い方が分からないという経験はないだろうか。そんな方におすすめの柚子の保存方法がある。迷ったときはこちらで紹介する方法を試してほしい。

冷凍やドライで保存

柚子の保存の方法に迷ったら、冷凍保存かドライにすることで幅広い使い方ができる。冷凍保存するときは皮と果汁に分けることがポイントだ。苦みがある白い部分を取り除くように皮をむき、1枚ずつラップに包んで冷凍しよう。果汁はアルミカップや製氷皿に入れ、冷凍するとよいだろう。1つずつラップに包めば、まるごと冷凍することも可能だ。
ドライにするときは、輪切りした柚子をクッキングシートに広げ、1日天日干しにする。そのまま食べることも可能だが、水に浸すと柔らかくなるため、料理の一部としても使える。
冷凍しておいた皮は温かいうどんに添え、果汁は飲み物に混ぜてホットドリンクに。まるごと冷凍した柚子はそのままおろし金で削り、パウダー状にするのがおすすめだ。冷凍やドライにしても柚子の使い方は無限にあるのだ。

結論

柚子の使い方は多様にある。調味料の一部として混ぜ合わせてもよし、シロップ漬けやはちみつ漬けとして楽しむもよし。使い方に迷ったときには冷凍保存やドライにするのもよいだろう。自分好みの使い方で柚子を楽しんでみてほしい。柚子の香り高さに癒されることだろう。

監修管理栄養士:渡邉里英

経歴:大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。
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  • 更新日:

    2023年1月29日

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