目次
1. たい焼きにも天然と養殖がある!違いは何?

甘いあんこが包まれたたい焼きは、人気のおやつだ。そんなたい焼きには天然と養殖があるらしい。一体何が違うのかチェックしてみよう。
天然たい焼きとは
天然たい焼きとは、一度に一匹ずつ焼き上げるたい焼きのことだ。一度に大量のたい焼きを焼き上げられる釜とは異なり、一匹ずつ焼き上げることで、手間と時間がかかる。このたい焼きは、明治に創業した老舗のたい焼き店である「浪花家総本店」が発祥だといわれているが、諸説あるようだ。
養殖たい焼きとは
養殖たい焼きとは、一度に何匹も焼き上げることのできる釜を使用して作られたたい焼きだ。生地を型に入れたら、片側にあんこをのせて合わせて作られる。また、養殖たい焼きは定番のあんこだけではなく、カスタードやチョコレートなどの変わり種たい焼きが作られていることも多い。
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2. 天然たい焼きと養殖たい焼きの味の違い

天然たい焼きは、一匹ずつ焼き上げているので、薄皮でサクサクの食感が楽しめ、あんこがしっぽまでしっかり詰まっている。それに対して養殖たい焼きは、細やかな火力のコントロールができないので、皮が分厚くふんわりとした皮に仕上がる。天然たい焼きと養殖たい焼きでは皮の厚さや食感が異なるので、その日の気分や好みによって選んでみるのがおすすめだ。
3. 天然たい焼きと養殖たい焼きの見分け方

天然たい焼きと養殖たい焼きを見分けるには、まず使っている釜をチェックしてみるのがいいだろう。天然たい焼きは一匹ずつの釜で作られているのに対して、養殖たい焼きは一度に何匹もの型が連なっている釜が使われている。また、天然たい焼きは生地を薄くのばして作られているのに対して、養殖たい焼きは生地が分厚くなっている。さらに、養殖たい焼きは生地にクロワッサンを使ったり、米粉を使ったモチモチ系の生地のものがあったりと変わり種が存在していることも多い。
結論
たい焼きには一匹ずつ焼き上げる天然たい焼きと、一度に何匹も一緒に焼き上げる養殖たい焼きがある。それぞれ生地の厚さや食感が異なるので、好みに合わせて選ぶのがおすすめだ。また、たい焼きを焼き上げる工程をチェックして天然か養殖かチェックしてみるのもたい焼きを購入する際の楽しみになるだろう。
監修管理栄養士:児玉智絢
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士免許を取得。食品メーカーの商品開発などを経験後、フリーランスとして栄養・健康分野の記事監修を中心に活動中。