目次
1. お好み焼きの隠し味になる食材

ここでは、お好み焼きの隠し味になる食材を見ていこう。
山芋
すりおろした山芋を、お好み焼きの生地に加えるのは人気があり定番だろう。山芋には生地を柔らかくする効果があり、さらに30分ほど冷蔵庫で寝かせるとふんわりとした食感に仕上がるので時間があるときは寝かせてみよう。分量はお好み焼き1枚に対して80gほどだ。
豆腐
豆腐を生地に混ぜて焼くことで、山芋と同じくふんわりとした食感のお好み焼きになる。小麦粉の代わりに豆腐を入れれば糖質を減らせるので、ダイエット中の人などにおすすめだ。つぶしてしまうので木綿でも絹でもどちらでもよい。分量はお好み焼き2~3枚に対し豆腐1丁程度を目安にしよう。
桜えび
桜えびを生地に混ぜることで旨みや風味が増す。桜えびと一緒に天かすを入れると、コクが増すのでおすすめだ。分量はお好み焼き1枚に対して5g程度だが、魚介の味わいが好きな人は多めに入れてもよいだろう。
2. お好み焼きの隠し味に人気の出汁

お好み焼きの隠し味になる食材が分かったところで、今度は隠し味になる人気の出汁を紹介していこう。
出汁
お好み焼きの生地を作る際に、出汁を生地に混ぜることで小麦粉の量をおさえられるため軽い口あたりの生地になる。分量はお好み焼きの生地2枚分に対して150mlほどだ。
白だし
白だしは出汁に調味料が加えられているため、顆粒の出汁よりも上品な味わいになる。また、砂糖やみりんが入っているため、コクがありまろやかな仕上がりになるのだ。分量はお好み焼き生地2枚に対して大さじ1~2杯ほどである。
こんぶ茶
昆布茶は飲むだけでなく、隠し味としても使うことができるのだ。旨みが増して美味しい生地に仕上がるが、塩味が強いので入れすぎは注意が必要だ。分量はお好み焼き生地2枚に対して小さじ2杯ほどである。
3. お好み焼きの隠し味になる調味料

ここでは、隠し味になる調味料を紹介していこう。
めんつゆ
めんつゆは味がしっかりしているので、小麦粉・卵・水・めんつゆだけでも美味しい生地が完成する。隠し味として使うことで風味や旨みをプラスしてくれるため、少ない具材でも十分な味わいになるのだ。分量はお好み焼き生地1枚に対して10ccほど。
醤油
醤油を隠し味として使うことで屋台で作られたお好み焼きの香ばしさが再現できる。さっぱりとした味に仕上がるので、こってり味に飽きたとき醤油を隠し味として使ってみるのもよいだろう。分量はお好み焼き生地1枚に対して小さじ半分ほどだ。
マヨネーズ
トッピングに使うことの多いマヨネーズだが、生地の隠し味として使うこともできるのだ。ふんわりとしたコクのある生地に仕上がる。分量はお好み焼き生地1枚に対して大さじ1ほど。
みりん
みりんを隠し味に使うことでコクと甘みがあり、まろやかな味わいの生地に仕上がる。ほんのり甘みがある生地はソースやマヨネーズとも相性がよい。しかし、入れすぎてしまうと甘くなりすぎるので注意しよう。分量はお好み焼き生地1枚に対して小さじ1ほど。
味の素
味の素を生地に混ぜることでうまみが増し、野菜の味が引き立つ。また、生地に混ぜるだけでなくふりかけても旨みが増し美味しくなるのだ。分量はお好み焼き生地1枚に対し、数回ふり入れればOKだ。
結論
お好み焼きの隠し味に、山芋や桜えびなどの食材を入れることで生地を柔らかくしたり魚介の風味をプラスしたりできる。また、出汁や白だしなどは旨みが増すだけでなく、小麦粉の量が減らせるので、軽い口あたりの生地ができるのだ。醤油やみりんなどの調味料を隠し味に加えると、少ない食材でも生地にしっかりと味を付けてくれる。この記事を読んで、お好み焼きを作る際の参考にしてみてはいかがだろうか。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。