目次
- 1. 美味しいコロッケの隠し味その1:練乳
- 2. 美味しいコロッケの隠し味その2:マヨネーズ
- 3. 美味しいコロッケの隠し味その3:コンソメ
- 4. 美味しいコロッケの隠し味その4:バター
- 5. 里芋のコロッケにおすすめの隠し味は?
1. 美味しいコロッケの隠し味その1:練乳

コロッケの隠し味のなかでもプロ級の味が演出できると話題の材料、それが練乳である。練乳とはそもそも、濃縮した牛乳が主原料となっているためじゃがいもとも相性がよく、よりコクが出るというメリットがある。生地をよりしっとりさせてくれるのもありがたい。コロッケを自宅で手作りする場合、練乳を加えることは少しも難しいことではない。マッシュしたじゃがいもに炒めたひき肉と玉ねぎを加え、最後に練乳を足すだけである。練乳を加えたポテトはサラダとして食べても美味しい。
2. 美味しいコロッケの隠し味その2:マヨネーズ

子どもが大好きなマヨネーズもまた、コロッケの隠し味となる。マヨネーズを入れるタイミングは、じゃがいもをマッシュする工程である。マヨネーズを入れることで、じゃがいもを主体とする生地はよりまろやかになり、味にメリハリがつく。マヨネーズだけではなく、味噌を加えるとお弁当にも向く深みあるコロッケとなるだろう。また、ひき肉の代わりにタラの身を入れても趣が変わったコロッケとなって美味しい。マヨネーズを駆使して、いつもとは異なる美味しいコロッケを作ってみてほしい。
3. 美味しいコロッケの隠し味その3:コンソメ

コンソメ顆粒はもはや、各家庭に常備されている調味料といってよいだろう。コロッケを作る場合にも、コンソメ顆粒を隠し味にして加えることで生地にしっかりとした味が付く。コンソメ顆粒は生地に溶け込ませる必要があるため、ひき肉と玉ねぎを炒める際に加えておくとよい。塩コショウだけの味付けに比べてアクセントのある味わいを楽しめるだろう。味噌などを加えたコロッケのアレンジにもマッチするため便利である。
4. 美味しいコロッケの隠し味その4:バター

冷蔵庫にある食材をコロッケの隠し味に使いたい場合は、バターの出番である。バターはことのほかじゃがいもと相性がよい。食欲を刺激するよい香りとまろやかさが加わるバターは、じゃがいもをマッシュするタイミングで加えて、熱でじゃがいもの生地と一体化させてみよう。バターのコクによって、コロッケの味わいに重厚感が加わり、いかにも洋食といった趣で楽しめるだろう。
5. 里芋のコロッケにおすすめの隠し味は?

じゃがいもと違い、和のイメージが強い里芋。里芋を使ったコロッケの場合は、どんな調味料を隠し味に使うべきなのだろうか。里芋を使った生地には、醤油で味付けするとしっくりとくる。またじゃがいもよりもまとまりやすい里芋の生地であるが、生クリームを加えてまとめても、まったりとした味わいのコロッケになるだろう。変わったところでは山椒を隠し味に使うという手がある。里芋を使った小ぶりのコロッケに山椒を加えると、前菜向きの洒落た一品になる。
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結論
コロッケはおかずやおやつとして人気である。総菜コーナーで買うだけではなく、自宅でコロッケを作る場合には、さまざまな隠し味で好みの美味しいコロッケを作ることができる。自宅に常備しているありふれた調味料を隠し味に使うだけで、かなり洗練されたコロッケを作ることができる。手間もかからない隠し味を活用し、ぜひ家族が喜ぶコロッケを作ってみてほしい。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。