目次
1. カッサータとはシチリア島の伝統菓子

まずは、カッサータとはどんなスイーツなのか詳しく見てみよう。
味や見た目の特徴
カッサータとはイタリアの伝統菓子で、シチリア島にあるパレルモと呼ばれる場所が発祥だといわれている。リコッタチーズと砂糖をあわせたものに、チョコレートチップやオレンジピールなどをゴロゴロと混ぜ込んだクリームをスポンジケーキ、マジパンで包み、砂糖漬けの果物を飾ったリッチなケーキだ。色鮮やかで豪華なケーキなので、パーティなどにも向いているだろう。カッサータの由来は、アラビア語で丸いボウルを意味する「quas'at」から「Cassata(カッサータ)」になったといわれる。詳しい名前の由来は分かっていないが、その形状などからカッサータと呼ばれているようだ。正式名称は「カッサータ・シチリアーナ」で、伝統的な作り方ではホールケーキのような丸い形をしている。味わいは、リコッタチーズの濃厚な美味しさに、スポンジケーキやマジパンの異なる食感が味わえ、砂糖漬けフルーツの甘みや酸味がマッチする。表面をコーティングしたシュガーグレーズのシャリシャリとした食感がアクセントとなり、いくらでも食べられそうな美味しさだ。
カッサータはイタリア以外にも世界中に広まっており、国によってさまざまにアレンジが加えられ、色や形状が異なるようだ。日本ではパウンド型などに流して冷やし固めた、アイスケーキタイプが人気である。
2. カッサータの魅力とは

カッサータとはどんなものか分かったところで、次は魅力について見ていこう。ここでは、大きく分けて3つの魅力を紹介する
すぐに食べられる
日本で人気のアイスケーキタイプのカッサータは、作っておけばすぐに食べられる点が魅力である。冷凍庫で保存しておくので日持ちがしやすく、一気に仕込んでおけばしばらく楽しむことができる。パウンド型やバットなどで冷やし固めておけば、食べたい分だけカットできるのも魅力的だ。完全に固まる前にカットしておくと、取り分けがしやすくなる。コーヒーや紅茶などを飲んでリラックスしたいときにも、ぴったりのスイーツといえるだろう。
食感を楽しめる
カッサータは中に入れる食材のさまざまな食感を楽しめるのも魅力だ。カリカリのナッツやねっとり食感のドライフルーツ、濃厚で滑らかな舌触りのチーズの食感がマッチしてとても美味しく食べられる。
見た目のよさ
カッサータは味わいや食感に加えて、見た目もよいのが魅力的だ。ドライフルーツやナッツが入っていることでいろいろな色合いが混ざり、彩りよく白いアイスケーキに映える。
3. カッサータは自宅で作れる

カッサータとはどんなスイーツなのか、その魅力や特徴が分かったところで、次は作り方を見ていこう。
作り方とポイント
カッサータは自宅でも簡単に作れる。まずは、ドライフルーツとナッツを粗めにカットしてジッパー付きの袋かボウルに入れ、ラム酒で漬けておく。別のボウルにクリームチーズを入れて滑らかになるまで練る。さらに別のボウルに生クリームを泡立て、すくいあげるとトロっと落ちる程度の固さにしておく。卵黄と砂糖を混ぜてから、クリームチーズとあわせる。残った卵白でメレンゲを作り、先ほどの生クリームやクリームチーズとあわせよう。最後にラム酒で漬けておいたドライフルーツとナッツ、好みでチョコレートチップなどを加えてからパウンド型やバットに流す。冷凍庫で一晩固めれば完成だ。
結論
カッサータはイタリア・シチリア島の伝統的なお菓子で、日本ではアイスケーキタイプのカッサータが人気だ。口どけがよく、ナッツやドライフルーツなどいろいろな食感を楽しめるのが魅力だ。市販のものも美味しいが、ぜひ本記事を参考にしながら手作りにチャレンジしバレンタインデーなどに贈ってみるというのも普段とはまた違ってよいのではないだろうか。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。