目次
1. ごま油で中華風!人気の春菊サラダの作り方

鍋物の具材というイメージがある春菊、生食にするには抵抗を感じるかもしれない。しかし春菊にはいくつかの種類があり、生食用のタイプならばとても食べやすいのである。まずは、春菊と相性のよいごま油を使ったサラダについて、春菊の選び方とともに説明する。
材料
まず、生食に向く春菊の選び方を説明する。サラダにするための春菊は、柔らかい葉と茎をもち、葉のギザギザが細かいタイプを選ぶようにしよう。葉が厚く鋸葉が丸みを帯びているタイプは、生食には向かない。柔らかい春菊、ごま油、いりごま、醤油、砂糖などが、基本のサラダの材料となる。
作り方
春菊をサラダにする場合は、包丁を使わず手でちぎるのが基本である。包丁で切るとアクが出やすいというのがその理由だ。水にさらして汚れを落とした春菊は、茎の太く硬い部分は除去する。食べやすい大きさに手でちぎったら、ごま油や醤油、いりごまで作った調味液を絡めるだけである。生ならではのまろやかな苦み、風味を楽しめるサラダになる。カリカリに焼いたベーコンなどを乗せても美味しい。基本に慣れてしまえば、味付けや具材を駆使して洒落たサラダも楽しめるのである。
2. 春菊のサラダのおすすめアレンジ:味付け編

春菊の鮮やかな緑は、食卓の彩りにもってこいである。春菊をサラダにして食べる場合、どんな味付けのアレンジがあるのだろうか。味付けのバリエーションを会得して、さまざまなテイストで楽しんでみよう。
オリーブオイルの春菊サラダ
ユネスコの無形遺産にもなった地中海食を支えるオリーブオイルは、日本の食卓にも浸透している。オリーブオイルは調理に使うだけではなく、サラダの味付けとして使うとその風味を堪能できる。香りのよい春菊も例外ではない。オリーブオイルで味付けをする場合は、お酢と塩をプラスするだけでシンプルながら食べやすいサラダになる。ミニトマトやチーズなどで味や色を加えると、さらに美味しい一品となる。
ポン酢の春菊サラダ
春菊のサラダを和風で楽しみたい場合は、ポン酢が活躍してくれる。ポン酢だけでも美味しいものの、春菊に絡みやすくしたい場合にはオリーブオイルやいりごまを活用するとよいだろう。ゆず胡椒でアクセントをつけてもオシャレな一皿になる。野菜をたくさん食べたい場合には、春菊と旬を同じくする大根も具にしてみよう。異なる食感の野菜で美味しいサラダができあがる。
レモンドレッシングの春菊サラダ
春菊のサラダは、レモンで酸味をきかせた味付けでもさっぱりとして美味しい。レモンを使う場合には、醤油や生姜、オリーブオイルなども使って酸味の調節をして、自家製のドレッシングを楽しんでほしい。
マヨネーズの春菊サラダ
サラダといえばマヨネーズの味付けは捨てがたい。春菊のサラダをマヨネーズで食べる場合には、塩や胡椒で味を調えるほか、マスタードを利かせてもツンとした辛みが好ましい。マヨネーズだけで物足りない場合は、めんつゆやいりごまなどの和風の調味料を加えて調整してもよい。マヨネーズで和える場合には、甘みのある白菜を具として足すのも手である。
3. 春菊のサラダのおすすめアレンジ:具材編

春菊のサラダは、味付けに工夫をして楽しむだけではなく、食材を加えて具を増やしても献立のメニューが増える。春菊はどんな具材と合わせればサラダとして美味しく食べられるのか。いくつかの例を見ていこう。
ツナ入り春菊サラダ
シャキッとした春菊の食感を和らげるには、ツナと混ぜる方法がある。ツナのオイリーさが、ほどよく春菊とミックスしてサラダとして食べやすくなるのである。オリーブオイルを加えてもよいし、醤油やいりごまで和風に仕上げても品のよい副菜となる。
豆腐入り春菊サラダ
春菊のサラダをボリュームアップしたい場合には、豆腐を使ってみよう。適当な大きさに切った豆腐と手でちぎった春菊のサラダは、ミニトマトをトッピングすると見た目もキレイになる。オリーブオイルやポン酢はもちろん、冷蔵庫にあるお好みのドレッシングでもイケる。
しらす入り春菊サラダ
春菊のサラダにしらすやじゃこを加えると、その塩分が調味料のような役割を果たしてくれる。もちろんこれだけではパサついて食べにくいので、オリーブオイルやマヨネーズで全体をまとめるように味付けするのである。レモンを加えたり胡椒をふったり、メリハリをつけたサラダにするのも楽しい。
結論
苦みがあるために食べにくさがある春菊だが、種類によってはサラダで生食することで、そのクセが緩和されることがある。柔らかな生の春菊は、ごま油やオリーブオイル、マヨネーズなど、さまざまな味付けに合うサラダとなる。ツナや豆腐といった日常的な食材も一緒に具にすれば、ボリュームの面でも満足感のあるサラダに仕上がる。ぜひ春菊のサラダを献立に加えてみてほしい。