目次
- アサリ
- ボウル
- 海水(または塩水)
- アサリを洗う
アサリの殻には汚れがついているため、潮干狩りで採ってきたアサリはとくにキレイに洗う必要がある。ボウルにアサリと水(必要材料外)を入れ、両手で殻をこすり合わせるように洗う。 - ボウルに塩水を用意する
ボウルに砂抜き用の海水、および塩水を入れる。 - アサリをボウルに入れる
塩水を入れたボウルにアサリを入れて、砂抜きを開始する。 - 1時間以上置く
この状態で1時間以上置く。スーパーで購入したアサリは1時間ほどで問題ないが、潮干狩りで採取したアサリは5~6時間は砂抜きするのがベターである。このときボウルの上にアルミホイルをかぶせると、アサリが吐き出した海水が外にこぼれるのを防いでくれる。 - ザルにあげてしばらく放置する
砂抜きしたアサリは、ザルにあげてさらに30分ほど放置しよう。こうすることで海水を外に吐き出し、塩分が調整できるためである。 - 潮干狩りなどで採取したアサリの砂抜きの時間は、5~6時間とるほうがよい。
- ボウルに入れて砂抜きをするときは、アサリをザルに入れておくと砂が下に落ちてアサリが再び吸い込むことを防いでくれる。
- 砂抜き中はボウルの上にアルミホイルをかぶせると、アサリが吐き出した海水が外にこぼれるのを防いでくれる。
- 500mlのペットボトル
- 水
- 塩
- ボウル
- ペットボトルに水を入れ、ボウルに空ける
- ペットボトルのふたの部分に塩を2杯分詰め、ボウルに加える
- ボウル
- 50℃の湯
- 50℃のお湯をボウルに入れる
- アサリを湯の中に投入する
- お湯の中で殻をこすり合わせるように洗う
- これだけでも砂は出るが、時間があればさらに数分放置する
- 時短の砂抜きに使う湯はきっちり50℃を厳守する
50℃以上でも以下でも砂抜きはうまくいかない。高い温度の中ではアサリは死んでしまうためである。逆に低すぎると砂抜きが上手くいかない。50℃の湯を用意することが肝心である。 - 湯の中に長時間浸けておかない
アサリを長時間湯の中に放置すると、旨みや栄養素が溶けだしてしまう。手早く済ませるのがこの砂抜き方法の秘訣である。
1. 失敗しない!簡単アサリの砂抜き方法

味噌汁の具にしたり酒蒸しにしたり、アサリの美味しい料理法はたくさんある。アサリをより美味しく食べるためには、事前に上手に砂抜きをしたい。ボウルを使った簡単な砂抜き方法から紹介する。
準備するもの
まずは、基本的なアサリの砂抜きのために準備するものである。
基本的にはこの3つである。アサリの砂抜きのためには、アサリが育った環境に近い状態にすることが望ましい。潮干狩りに行った場合は、砂抜き用の海水を確保するとよいかもしれない。海水がない場合には、1lの水に対して20〜30gの塩を入れて塩水を作っておく。
砂抜きの手順
砂抜きの手順は、こちらを参考に実践してほしい
砂抜きの注意点
アサリの砂抜きは非常に簡単である。ただし、いくつかの注意点やコツがある。
2. ペットボトルで簡単にアサリの砂抜きの塩水を準備する方法

アサリの砂抜きに肝心な塩水。海水を使うという手もあるが、ほとんどの家庭では自家製の塩水を使うことになる。塩水の濃度で悩んだら、ペットボトルを使って簡単に砂抜き用の塩水ができる。その方法はこちらである。
用意するもの
作り方
これでアサリの砂抜き用の塩水ができあがるのである。
3. 簡単アサリの砂抜きをお湯で時短する方法

最後に、アサリの簡単な砂抜きの中でも、時短でできる方法を解説する。この方法は50℃のお湯を使い、ヒートショックの原理を利用することになる。準備や手順を説明する。
準備するもの
湯を使った時短のアサリ砂抜き方法のために必要なものは、これだけである。
砂抜きの手順
お湯を使ってどのようにアサリの砂抜きをするのか。その工程は以下を参考にしてほしい。
塩水も使わず、ごくわずかな時間で砂抜きが完了するのである。
砂抜きの注意点
時短の砂抜きには、いくつかの注意点がある。
結論
アサリの砂抜きは、非常に簡単な工程である。ただし、基本的な砂抜きの方法は時間がかかるのが難点である。とくに潮干狩りで採ってきたアサリは、時間をかけて水に浸けておかないと砂抜きが完全とはいえない可能性がある。砂抜き用の塩水を作るにはペットボトルが便利であるし、時短で砂抜きをしたい場合はお湯を使うという手もある。状況や時間に合わせて、上手にアサリの砂抜きをしてほしい。
監修管理栄養士:児玉智絢
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士免許を取得。食品メーカーの商品開発などを経験後、フリーランスとして栄養・健康分野の記事監修を中心に活動中。