2023年2月28日目次
1. 旬を味わおう！季節に合わせたお吸い物の具材
お吸い物は定番の具材に季節の野菜を合わせることで、旬の味を楽しむことができる。それぞれの季節におすすめなお吸い物具材を紹介しよう。
春が旬のお吸い物の具材
春はひな祭りや入園入学のお祝い料理にお吸い物を合わせることが多い。そんな春が旬のお吸い物を作るなら、春を感じさせる菜の花やたけのこなどを使うといいだろう。ほかにもひな祭りの定番でもあるはまぐりを合わせれば、春らしいお吸い物が完成する。
夏が旬のお吸い物の具材
暑い夏でもシンプルなお吸い物は飲みやすい汁物だ。そんな夏のお吸い物には、さっぱりとする大葉やみょうがなどの薬味類を入れてもよく合う。さらに夏野菜であるオクラも加えれば、トロっとした口あたりを楽しめるお吸い物になる。
秋が旬のお吸い物の具材
秋はきのこが美味しい季節でもあるので、きのこ類を使ったお吸い物がおすすめだ。秋の味覚の代表格である松茸を使えば、贅沢なお吸い物に仕上がる。ほかにもしたけやまいたけなど好みのきのこを入れれば、口の中にきのこ類の旨みが広がるお吸い物になる。また、秋の味覚でもあるさつまいもやれんこんを入れても美味しい。
冬が旬のお吸い物の具材
寒い冬には温かく優しい味わいのお吸い物があると嬉しい。冬のお吸い物には、生牡蠣やホタテ、タラといった海鮮を加えるのもいいだろう。海鮮の旨みが加わったお吸い物は、食べ応えもあり満足感がアップする。またシンプルな具材のお吸い物には、ゆずの千切りをお吸い物に加えると、爽やかな香りであっさりとした味わいが楽しめる。
2. メインの具材に合わせた人気の組み合わせ
お吸い物の定番であるメイン具材に合わせたいおすすめ具材を紹介する。合わせる具材を変えるだけでも違った味わいのお吸い物が完成するので、いろいろな組み合わせを楽しんでみよう。
はまぐりのお吸い物におすすめの具材
おもてなしやお祝いの席で喜ばれるはまぐりのお吸い物のおすすめ具材は、定番の三つ葉やねぎのほかにもほうれん草や菜の花を入れるのがおすすめだ。さらに豪華に仕上げたい場合は、はまぐりと一緒にえびを加えるのもいいだろう。また、焼いたお餅を加えると食べ応えがアップし子どもにも喜ばれるお吸い物になる。
あさりのお吸い物におすすめの具材
あさりのお吸い物ははまぐりよりも手軽に作ることができるので、普段の食卓でも大活躍する。そんなあさりのお吸い物もはまぐりと同様三つ葉や菜の花などの具材がよく合う。ほかにもあおさのりを加えれば、磯の香りが楽しめるお吸い物になる。
お麩のお吸い物におすすめの具材
お吸い物に麩を入れると、麩が旨みを吸い込んで美味しい。さらに麩の種類も定番の手まり麩だけではなく、花の形をした京花麩などを使って華やかな仕上がりになる。合わせる具材も三つ葉や長ねぎなどシンプルにすると麩の美しさが際立つ。
豆腐のお吸い物におすすめの具材
豆腐を使ったお吸い物には、しいたけや三つ葉、かまぼこなどを合わせるのがおすすめだ。豆腐がシンプルな味わいなので、どんな具材でも合わせやすい。ほかにもわかめや絹さやなどを合わせてもいいだろう。
3. 具だくさんお吸い物におすすめ具材の組み合わせ
お吸い物は少なめの具材で作るイメージがあるが、具沢山でも美味しい。しいたけや人参、さといも、れんこんなどたっぷりの野菜で作れば、食べ応えのあるお吸い物に仕上がる。また、きのこ類もお吸い物と相性がいいので、しいたけやえのきなどをたっぷり入れても美味しい。
結論
お吸い物は旬の食材を使って作れば、季節感のある仕上がりが楽しめる。メインの具材に合わせる具材をアレンジするだけでもいつもとは違った味わいが楽しめるので、いろいろな組み合わせのお吸い物を作ってみてもらいたい。
監修管理栄養士：佐々木倫美
経歴：管理栄養士取得後、介護施設、病院にて給食業務、栄養管理業務に携わる。現在病院にて主に透析患者への栄養指導に携わる傍ら、栄養・健康分野の記事監修を手掛ける。
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