フレンチトーストは牛乳なしでも作れる！簡単な作り方を紹介

フレンチトーストといえば牛乳を使うイメージが強いが、実は牛乳がなくても作れる。牛乳を使わないため、少し硬めの食感になるが卵の濃厚な味わいを楽しめる。そのため、いつもとは違うフレンチトーストを食べたいときにもおすすめだ。ただし、ちょっとした注意ポイントがある。ここでは、フレンチトーストを牛乳なしで作る方法と美味しく作るためのポイントを紹介する。

材料は食パンと卵、砂糖、バターの4つだ。卵と砂糖を混ぜ合わせるだけで卵液ができるが、水を少し加えると食パンにしみ込みやすくなる。卵液の状態に合わせて水を調整するとよい。卵液ができたらバットに流し、食パンを浸す。途中で引っくり返して卵液が全体にしみ込んだら、いよいよ焼いていく。フライパンにバターを入れて溶かしたら、卵液に浸した食パンを入れて焼く。

ここで美味しく作るためのポイントが出てくる。牛乳なしで作る場合、フレンチトーストが焦げやすくなる。そのため、中火～強火で焼いてしまうと中は火が通っていないのに、表面が焦げるという失敗をしやすくなる。牛乳なしで作る場合は、最初から最後まで弱火をキープするとこんがりとしたキレイな焼き目が付けられる。食パンの両面にキレイな焼き目が付いたらフレンチトーストの完成だ。

牛乳なしでフレンチトーストを作る場合、牛乳の代わりに何かを使うという方法もある。牛乳の代わりに使えるものを何パターンか知っておけば、家にあるもので簡単にフレンチトーストを作れるだろう。牛乳の代わりに使えるものはいろいろあるが、ここではとくにおすすめの代用品を紹介する。

牛乳なしなのに牛乳のような風味を楽しみたいという人はヨーグルトや練乳を使ってみよう。どちらも牛乳から作られているので、牛乳の代わりに使っても違和感が少ない。ヨーグルトを使うと酸っぱくなるのでは、と不安に感じるかもしれないが、焼くことで酸味が減るため、違和感なく食べられる。練乳はそれ自体が甘いため、砂糖も使う必要がない。なるべく材料を減らしたい、余っている練乳を消費したいというときにもおすすめだ。

また、コーヒーフレッシュやコーヒー用の粉末ミルクを使うのも1つの手だ。コーヒーフレッシュはそのまま、粉末ミルクは湯で溶かして使う。甘みとコクの両方が加わるため、牛乳とはまた違った味わいが楽しめる。

ヘルシーに仕上げたい人は豆乳を使ってみよう。豆乳を使うとフレンチトーストがふわふわ食感になるため、食感の変化も楽しめる。

牛乳なしだからこそ、いつもとは違ったアレンジを楽しめる。ここでは牛乳なしで味の変化も楽しめるアレンジを紹介する。フレンチトーストがマンネリ化したときにもおすすめなので、ぜひ試してみてほしい。

カルピスは日本人なら1度は飲んだことがあるだろう。そのまま飲んでも美味しいが、実はお菓子作りでもよく使われる。そのため、フレンチトーストとも相性がよい。使い方は簡単で、牛乳の代わりにカルピスの原液と水を卵液に加えるだけだ。カルピス特有の爽やかさと甘みが感じられるため、カルピス好きの子どもには喜ばれること間違いなしだ。

牛乳はないけれどカフェオレなら冷蔵庫にあるというときは、ぜひ使ってみよう。コーヒーが加わることで、ちょっとしたほろ苦さがプラスされ大人の味わいになる。カフェオレは単体で飲むと甘みを感じるが、フレンチトーストに入れると少しもの足りなくなる。そのため、カフェオレフレンチトーストを作るときは砂糖を加えるのがおすすめだ。

牛乳の代わりに豆乳を使うと、あっさりとした味わいになる。しかし、子どもには少しもの足りなく感じるかもしれない。そんなときはココアを加えてみよう。ココアを入れることでコクと甘みが加わるため、より美味しいフレンチトーストに変身する。ちなみに、食パンの代わりにバゲットを使うと見た目がよりオシャレだ。お好みでジャムをつけて食べても美味しい。

卵と砂糖だけの卵液でも美味しいフレンチトーストは作れる。ただし、牛乳なしの場合は焦げ付きやすくなるため、焼く際は必ず弱火にしよう。また、牛乳の代わりにヨーグルトや豆乳、コーヒーフレッシュを使うのもおすすめだ。家にあるもので代用できることが多いので、牛乳がないときは探してみよう。また、カルピスやカフェオレを使って味に変化をつけるのも面白い。牛乳がないときこそ、いろいろなアレンジを楽しもう。

経歴：大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。