目次
1. かぼちゃの煮物の黄金比は1:1:1:1

かぼちゃの煮物の黄金比は、醤油、砂糖、酒、みりんが1:1:1:1。意外と覚えやすい。
大きいかぼちゃの場合、1/4に対して水200cc、調味料は全て大さじ2で作るとよいだろう。素材の味を楽しみたいときは、調味料は全て大さじ1で作る。
2. 黄金比で美味しい!かぼちゃの煮物の作り方

ここでは、黄金比の調味料を使った美味しいかぼちゃの煮物の作り方を説明していく。
1.下処理
まずはかぼちゃのワタをスプーンでとっていく。かぼちゃのワタは、完全に取り除かないと見た目が綺麗でなかったり、食感も良くなくなったりするので、手を抜かないようにしよう。
ワタを取ったかぼちゃは、食べやすい大きさにカットする。また硬すぎて包丁が入らないときは、ラップに包んで少しレンジで温めよう。カットしたかぼちゃは、丁寧に面取りをしていく。
2.かぼちゃと鍋の大きさ
下ごしらえが完了したかぼちゃを、皮を下に向けた状態で鍋に入れていく。このとき、かぼちゃを隙間なく並べていくのがポイントだ。隙間が空いたり、かぼちゃ同士を重ねて入れたりすると、煮崩れが起こりやすくなるのだ。ぜひかぼちゃにあったサイズの鍋を使用してほしい。
3.15分ほど煮込む
かぼちゃを入れた鍋に、水と調味料を入れたら、落し蓋をして中火で15分ほど煮込む。落し蓋をしないと味にムラが出てしまったり、煮崩れてしまったりするので、必ず用意しよう。落し蓋がない人は、アルミホイルなどで代用できるので、ぜひ試してほしい。
一度煮込み始めたら、煮崩れの原因となるので、かぼちゃを不必要に触らないようにしよう。
煮汁が鍋底から残り5mmくらいになるまで煮込み、竹串を刺してみて柔らかくなっていたら、完成だ。まだまだ硬いというときは、煮汁が少なくなってしまうと焦がしてしまうので、水を50ccほど加えながら様子を見よう。
4.冷めてからも美味しいのがかぼちゃの煮物
出来上がりをそのまま食べても美味しいが、蓋をしたまま冷ましても、味が馴染んで一層美味しくなるので試してみてほしい。
3. 美味しいかぼちゃの選び方とは?

美味しいかぼちゃは、軸が太くて乾いているという特徴がある。また皮が硬い、かぼちゃ自体がずっしりとしている、などという特徴からも美味しいかぼちゃを選ぶことができる。
カットされたかぼちゃを選ぶときのコツは、皮の緑の部分と身の黄色の部分がはっきりと分かれているものを選ぶと良いだろう。境目が曖昧なものは水分が多く、煮物に向いていない可能性があるのだ。また美味しいかぼちゃは、黄色の実の部分が濃く、種が大きく太っているという特徴もある。
結論
かぼちゃの煮物の調味料の黄金比と作り方を紹介したが、いかがだっただろうか。簡単な割合なので、ぜひ覚えて作ってみてほしい。またスーパーでかぼちゃを選ぶ際には、軸が太くて乾いているもの、身の部分が濃くて種が太っているものを選ぼう。
監修管理栄養士:藤井千晃
経歴:リクルート営業経験後、300本を超える栄養関連の記事の執筆・監修経験を持つ。温活・ダイエット・メンタルケア分野を得意とする。