簡単でも朝ごはんは大事！時短でしっかり栄養が摂れる料理を紹介

まずはお米派のあなたに、時短でしっかり栄養が摂れる、米を使った簡単朝ごはんを紹介しよう。冷凍おかずを使うことで、一から食材を準備することなく手軽に作れる。もちろん冷凍ごはんを使ってもよいだろう。さらに、一緒に摂りたい付け合わせも紹介しよう。

ストックの冷凍餃子や、余った餃子を崩してチャーハンに仕上げたアイデアレシピ、「餃子チャーハン」を紹介しよう。野菜もお肉も一緒に摂れる一石二鳥のレシピは、包丁いらず手間いらずなうえに材料も少ない。作り方は、フライパンにごま油を熱してごはんを入れ、温めた餃子をほぐしながらごはんと炒め合わせる。味付けは、焼き肉のタレにお任せして完成だ。

さらに、お米派朝ごはんの付け合わせとして「青のりとしらすの卵焼き」がおすすめだ。いつもの卵焼きに具材を追加するだけで、簡単に栄養をプラスできる。

ごはんとおかずを一緒に盛り付けて、簡単に和食ワンプレートとしていただくのもおすすめだ。オシャレな見た目に気分も上がり、なおかつ皿が一つで済むため洗い物の手間も減る。

お次はパン派のあなたに、時短でしっかり栄養が摂れる、食パンを使った簡単朝ごはんを紹介しよう。さらに、一緒に摂りたい付け合わせもピックアップ。

子どもでも作れるほど簡単なのに栄養は満点、「野菜ジュース入り卵とチーズのトースト」を紹介しよう。

作り方は、ちぎった食パンを耐熱皿へ盛り付け、中央に少しくぼみを作り、好みの野菜ジュースを全体に回しかける。真ん中のくぼみに卵を割り入れ、溶けるタイプのチーズを周りに乗せて、オーブントースターでチーズが溶けるまで焼く。塩コショウで味付けをして完成だ。

パン派朝ごはんの付け合わせには、「キャベツのコールスローサラダ」がおすすめだ。キャベツと玉ねぎの甘みと、まろやかな酸味のフレンチドレッシングが美味しいシンプルなコールスローサラダ。トーストに乗せたり挟んだり、アレンジして食べるのもよいだろう。

具沢山であったかい！寒い季節にもおすすめの、時短でしっかり栄養が摂れる簡単朝ごはんのスープを紹介しよう。さらに、一緒に摂りたい付け合わせもおすすめしよう。

お鍋ひとつでできる、「クラムチャウダー風簡単スープ」を紹介しよう。

作り方は、コンソメと牛乳にアサリの水煮缶を加え、塩コショウをして好みの具材を入れる。火の通りがよい食材を使うとより時短が叶う。さまざまな食材から栄養も一度に摂取でき、身体も温まるのでおすすめだ。

スープがメインの朝ごはんの付け合わせには、「カリカリじゃがいものガレット」がおすすめだ。カリカリ食感が楽しい細い千切りにしたじゃがいもで作るガレットは、野菜を添えればオシャレにサラダ感覚でも食べられる。

そもそも朝ごはんが必要なのは、なぜだろう？その理由を説明しよう。さらにさまざまなライフスタイル、生活リズムのなかで無理なく食べるための簡単メニューや、ちょっとした工夫も参考にしてほしい。

朝食をとる人は、とらない人と比べると睡眠の質がよい人が多く、不眠傾向の人が少ないという。ご飯などの主食にはエネルギー源になるブドウ糖が含まれており、朝から勉強や仕事に集中できるというメリットがあるといえる。小学生を対象としたある調査では、朝食を毎日とる児童は学力が高い傾向にあるという結果が出ている。朝食を食べないと、午前中は体が動いても頭はボーっとしてしまうことがあるため、一日を活動的に過ごすためにしっかり朝食はとろう。

朝食をとらなくとも、1日に必要なエネルギーや栄養素の量が摂れていれば問題ないと考える方もいるのではないだろうか？

朝食をとらず、1日2食など少ない食事回数で必要な栄養素量を摂ろうとすると、1食でたくさんの量を食べなければならない。

朝食をとることで、無理なく必要な栄養素量を摂取することができる。

より朝ごはんを無理なくとるためには、ワンプレートにして盛り付けたり、おかずをごはんの上に乗せて丼にしたりすると、効率的で洗い物も少なく済むだろう。

また、炊飯を忘れていても手軽にお米の代わりになるオートミールを使ったお粥風な簡単朝ごはんもおすすめだ。

無理なく必要な栄養素量を摂取できる簡単メニューとしては、調理のいらないメニューが手軽で続けやすい。たとえば、「ヨーグルトとバナナ」や「牛乳とシリアル」などはお金も時間もかからない。家で朝食を食べる時間がない場合は、コンビニなどお店で購入し出先で食べるのもよいだろう。まずは、無理なく朝食をとることを習慣化しよう。

時短でしっかり栄養が摂れる簡単な朝ごはんメニューを、米・パン・スープ3種類に分けて紹介した。簡単なもの、できるもので朝ごはんが習慣化できたら、さらに一緒に摂りたい付け合わせもプラスしてはいかがだろうか？朝食をとる習慣のない方は、生活の中で無理のない範囲で簡単なメニューからまず試して朝食を習慣化してみよう。

経歴：女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士免許を取得。食品メーカーの商品開発などを経験後、フリーランスとして栄養・健康分野の記事監修を中心に活動中。