バッター液で揚げ物が簡単料理に変身！作り方と美味しくするコツ

1. バッター液を使えば揚げ物が簡単になる！

とんかつやコロッケなどのフライ料理を作るときは、衣作りに手間がかかる。バッター液とは、薄力粉と卵液などを先に混ぜておく衣液のことだ。通常別々につける薄力粉と卵液などを一緒にしておくことで、揚げ物にかかる調理時間を短縮できる。

バッター液の作り方はいくつかの種類がある。簡単で人気な3種のバッター液を紹介しよう。バッター液を作っておけば、あとはパン粉をつけて揚げるだけで揚げ物が完成する。

基本のバッター液は卵と小麦粉をベースに混ぜておくだけだ。塩こしょうをしておくことで、揚げ物の下味も必要なくなる。また、水を牛乳に変えるとよりコクのある仕上がりにすることができる。

マヨネーズは卵を使用して作られているので、卵の代わりにバッター液に使うことができるのだ。醤油を加えることで、コクのある仕上がりになる。

小麦粉の代わりに片栗粉を使用すると、カラっとした仕上がりの揚げ物が完成する。片栗粉を使う場合は、沈殿しないようにしっかり混ぜてから使うようにしたい。

バッター液を使った揚げ物は2通りの作り方がある。パン粉を付けて揚げる方法とバッター液だけで揚げる方法の違いをみてみよう。

バッター液にくぐらせることで、パン粉が付きやすくなる。一度揚げてから再度揚げて二度揚げにするとよりサクサクの衣に仕上がる。

バッター液だけでも揚げ物を作ることができる。通常の揚げ物よりも衣が分厚い天ぷらのような仕上がりになるだろう。

バッター液を使うだけで、揚げ物に必要な工程を省くことができるので簡単に作れる。バッター液の作り方はいくつかあるので、自分の作りやすい方法で試してみるのがおすすめだ。今まで、揚げ物の衣作りの工程が面倒だった人はぜひバッター液を試してみてもらいたい。

経歴：管理栄養士養成施設を卒業後、栄養士資格・管理栄養士資格・栄養教諭資格を取得。学校給食センターでの勤務時に小・中学生に食育を実施した経験を活かし、栄養分野の記事執筆・監修を中心に活動中。