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安い茶葉が高級茶になる

安い茶葉が高級茶になる裏技3選|茶葉の量やお湯の温度の違い大!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月20日

日本茶はその名の通り、日本で古くから愛されてきたお茶である。食後にお茶の時間にと毎日飲む人も多いことであろう。だからこそ、あまり高い茶葉を買うのは憚られる。今回はそんな人に朗報!安い茶葉を高級茶のような味わいにアップグレードする裏技があるらしい。安い茶葉を高級茶に仕上げるために必要なものとは!?

  

1. 安い茶葉が高級茶になる裏技1:適量の茶葉を使う

安い茶葉が高級茶になる裏技1:適量の茶葉を使う
安い茶葉だからといって、適当に入れてしまえばそれまで。正しい手順で淹れれば、ぐっと美味しくなる。そもそもお茶は値段によって、どんな違いがあるのだろう。基本的には茶葉は値段が上がるにつれて、旨みや甘み、香りが強くなる。このため、1度だけでなく、同じ茶葉で数回お湯を入れて飲むことができるのだ。対して、安い茶葉は旨みや甘みなどが少ないため、美味しく飲めるのは1度だけといわれている。一方、苦味の量は安い茶葉も高い茶葉も均一で変わらない。
安い茶葉を高級茶のような味わいにもっていくためには、まず正しい茶葉の量を守ること。茶葉の量が多いからといって美味しくなるというわけではないのだ。茶葉の量の基本は、1人分約4g。さらに1人増えるごとに1gプラスしていく。急須の大きさは1人用で150cc、2人用で300cc、3~4人用で400~500ccを目安に選ぶといい。

2. 安い茶葉が高級茶になる裏技2:茶葉に適した温度のお湯を使う

安い茶葉が高級茶になる裏技2:茶葉に適した温度のお湯を使う
安い茶葉を高級茶のようにする裏技のふたつめは、お茶を淹れる温度。実はお茶はお湯の温度によって、抽出のバランスが異なる。日本茶の旨みや甘みはアミノ酸だ。アミノ酸は50℃くらいの低温で溶け出しやすい。逆に渋み成分はよく知られるカテキンである。カテキンは高温で溶け出す。安いお茶は旨みや甘みがそもそも少ないので、熱湯で淹れてしまうと苦味だけを感じることになってしまう。
一般的に緑茶は、煎茶、玉露、抹茶、ほうじ茶などの総称だ。それぞれ茶葉によって、適したお湯の温度が異なる。玉露は50℃くらいのお湯でじっくり時間をかけるのがおすすめ。煎茶の場合は、楽しみたい味わいの方向性によって温度を変えるとよい。渋みをおさえた味わいにしたい場合は70~80℃、渋みをより感じたい場合は90℃くらいがいい。玄米茶やほうじ茶は、100℃の熱湯でさっと香りを出すのが正解だ。

3. 安い茶葉が高級茶になる裏技3:芽茶を選ぶ

安い茶葉が高級茶になる裏技3:芽茶を選ぶ
安い茶葉が高級茶になるわけではないが、安く高級茶葉を手に入れるという方法もある。それが芽茶だ。芽茶とは高級茶の原料となる一番茶や二番茶の仕上げ工程で、はじきだされたものだ。芽の先の細い部分であることからこの名が付いた。そもそもは高級茶なので、品質は一級品で旨みや甘みもたっぷり。ただし、商品としてははじき出されたものなのでリーズナブルな価格で販売されている。

結論

日本人の暮らしになくてはならない緑茶。玉露や煎茶、ほうじ茶などさまざまな種類があり、価格もピンキリである。毎日飲むものであればリーズナブルに手に入れたいと多くの人が思うであろう。安い茶葉でも茶葉の量やお湯の温度に気を配れば、ぐっと高級茶のような味わいに近づく。芽茶のように高級茶をリーズナブルに手に入れる方法もあるので、ぜひ活用してみてほしい。

監修管理栄養士:黒沼祐美

経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。
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  • 更新日:

    2023年3月20日

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