目次
- うど
- 水菜
- グリーンアスパラ
- 小松菜
- セロリ
- ニラ
- ブロッコリー
- カリフラワー
- キャベツ
- 玉ねぎ
- ふき
- セリ
- クレソン
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- レンコン
- かぶ
- さやえんどう
- グリーンピース
- ※1.独立行政法人農畜産業振興機構「野菜の旬と栄養価」 https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/joho/0811_joho01.html
1. 3月が旬の葉茎菜類の野菜

3月に旬を迎える野菜について、まずは葉茎菜類から紹介する。葉茎菜類とは、根菜や花菜に対して、葉や茎の部分を食す野菜を指す。玉ねぎやキャベツなど、日常的によく食べる野菜もこのカテゴリーに属している。3月に美味しくなる葉茎菜類にはどんなものがあるのだろうか。
葉茎を食べる種類
3月に美味しくなる葉茎の野菜をリストアップする。ただし、生産場所やその年の気候によっては多少ずれることもあることを頭に入れておこう。
3月に美味しくなる葉茎菜は非常に多く、料理のレパートリーにも困ることはないだろう。みずみずしい色や歯ごたえのよさを持つ野菜が目立つ。
2. 3月が旬の根菜類の野菜

次は根菜類である。根菜とは、地下の茎や根の部分を食する野菜を指す。大根やにんじん、じゃがいもは根菜類に属する野菜である。3月はどんな根菜類が美味しくなるのだろうか。
根を食べる種類
根菜の代表といえばじゃがいもであるが、日本は大根やレンコンなど根菜類を多く食べる民族でもある。3月に旬を迎える根菜は、以下のようなものがある。
常備野菜であるじゃがいもや玉ねぎも、3月に収穫されるものは別の味わいがある。3月が旬の根菜類は、まろやかな甘さを楽しめるものが多い。
3. 3月が旬の果菜類の野菜

最後は果菜類である。果菜とは、果実の部分を食する野菜の総称である。ナス科やウリ科、マメ科の野菜が多い。3月にはどんな果菜類が旬を迎えるのだろうか。
果実を食べる種類
果実部分を食べる代表的な野菜には、キュウリやナスがある。3月に旬を迎える果菜類は意外と少ない。以下の野菜は3月に美味しくなる貴重な果菜類である。
マメ科の野菜のいくつかは、春に旬を迎える。その甘味を生かした料理は、鮮やかな緑色が目にもよいアクセントになるだろう。
4. 3月野菜を旬の時期に食べるメリット

3月に採れる野菜は種類が多く、新鮮な美味しさを毎日のように食卓に乗せることができる。こうした旬の野菜を食べることには、さまざまなメリットがあるという。そのメリットについて説明する。
3つのメリット
農畜産業振興機構によれば、旬の野菜を食することは3つのメリットがあるという。その3つとはこちらである。(※1)
・栄養価
野菜の栄養価について、旬に採れたものとそれ以外のものを比較すると、旬に収穫されるものは栄養価が高いことが明らかだという。とくに葉茎類と果菜類におけるビタミンCとβカロテン量は顕著なことが報告されている。
・価格
以前に比べれば通年で入手できる野菜が増えたものの、旬の時期を知るには価格が目安になることは現在も変わりない。旬の野菜は価格も下がることを覚えておこう。
・味
旬は自然にかなったサイクルから生まれるため、人工的に栽培するものよりも美味しいことは自明の理である。日本の行事とも深い関係のある旬の野菜は、美味しく食べることができるのである。
栄養価が高く価格は安くさらに美味しいという、まさに三拍子そろった旬の食材。3月に旬を迎える野菜も、こうしたメリットを活かして美味しく健康的に食べてほしい。
結論
冬の寒さに倦んだころに登場する3月の野菜は、マンネリ化した食卓を一新する役割を果たしてくれる。春の滋味を感じさせてくれる野菜の甘みは、伝統的な和食にも数多く使用されている。栄養価も高く、価格面でもメリットがある旬の野菜を、春のメニューにぜひ加えてみてほしい。
(参考文献)